ハッピー君とピエロ。回転寿司の世界に浸る。の巻
今日は、仕事の夜勤明けです。
給料も入ったんで、ハッピー君とピエロは回転寿司に行きました。
彼等は競うように、回ってきたお寿司の皿を取ってます。
もぐもぐ。もぐもぐ。
ぱくぱく。ぱくぱく。
回転寿司美味い。超美味い!!
君が今、食べてるの茶碗蒸しだけどね。
寿司屋で回ってきた。食べ物は全て寿司なのだ(ハッピー論)
そういえば、寿司屋と言えば、世界(日本)一有名だと謳ってる本を最近、読んだよ。
へー。どんな寿司屋なの?深海魚とか乗せてんの?
違うよ。「自己流は武器だ」って本だよ。
この記事で分かる事。
照寿司という名のお寿司屋さんについて。
みなさん。こんにちは。
前置きが長くなりましたが。
今回は北九州市の中で
一躍、有名になったお寿司屋さんが書いた本。
「自己流は武器だ」についての感想を書きます。
単刀直入に言うと。
この本は、なかなか面白い本です。
お寿司屋さんというのは。
伝統や味をメインに考える傾向があるんですが。
照寿司の店主は
寿司をいかに魅せるかを。
インスタグラムやツイター。
フェイスブック等を使って
宣伝しているところです。
へー。魅せるお寿司なんだ。ボクはお寿司と聞いたら。大抵は美味しさとか格式とか見栄や接待で入店するものだとおもってたけどな~
もともと、銀座の寿司屋のカウンターに座るのは男のステータスと言われてたよね。
見栄で、お腹は膨れないけどね(笑)(ポテトフライを頬張りながら)
本を読み進めていくと。
店主の方はなかなかの野心家らしく。
地元の田舎の寿司屋で終わりたくない。
起業的なことをやって、羽ばたきたい。
という考えがあったみたいですね。
本書の半分は
店主である 渡邉貴義 さんの半生が書かれており。
そこから、どう、努力をして、どう有名になったか。
が書かれていました。
試行錯誤して。
それでも、なかなか芽が出ない。
でも、お寿司は好きだから勉強して出した結論。
有名になれた理由。
それこそが、お寿司を通して物語を魅せる。
というものだったと感じます。
物語を魅せる寿司屋
ぱくぱく。ストロベリーパフェ美味い!でもさぁ。ぱくぱく。物語りっていってもさ。ぱくぱく。お寿司って結局、食べ物じゃん?
ハッピー君。食べるか。話すか。にしなさい。てか、まず食べてから。そして話なさい。
物語りと聞くと。
映画やドラマ。
本や小説をイメージする人も多いですが。
照寿司は素材購入の写真を見せたり。
素材を運ぶ過程。
捌き方。握り方。
を分かりやすく見せて
共感をもってもらうように
しているしているところが。
他の寿司屋と違う点と言っていました。
寿司に限ったことではないですが。
物を作るというのは。
完成品ができるまで。
土台から組み立てられていく過程があります。
素材。
材料。
握る人。
握った寿司を届ける人。
そして、それを食べる人(お客さん)
それらを、きちんとピックアップして
演劇(オペラ)のようにして
世の中に発信したのが。
このお寿司屋さんが有名になった理由だと書いてます。
パフォーマンスだけをする人なのか?
この本を読んだ上で
一番、関心したことなのですが。
「寿司屋なのに、SNSを利用して伸し上がって満足なのか?」
という意見に対して、
やはり作者(照寿司の店主。渡邉貴義さん)も葛藤している。
という描写があるということです。
お寿司はさ。相撲と同じように古き良き伝統のような側面があるからさ。寿司の技術以外で成り上がろうとすると、やっかみ。が凄いんだって。
あー。「奴は寿司屋じゃない!」とか言われてるわけだ。分かる分かる!(とんこつラーメンをパネル注文しながら)
君…寿司屋に来て、さっきから、なにを注文してるのかな?
だからこそ。
自宅にあった寿司の文献を勉強したり。
素材になによりもこだわったり。
誰よりも寿司について勉強した。
と語っています。
ここで、大事なのは。
成り上がった人。
出る杭の人は。
やはり、それなりに努力は積み重ねている。
ということです。
つまり、「さらり」と生きてない。ってことさ。
いつの時代も
新しいモノや文化は
受け入れられにくいものですが。
いざそれが。肯定される。と人はこぞって。掌を返します。
そして、その文化を称賛します。
ですが。
その裏にある泥臭い。
葛藤や文化は
無かったことにされやすいです。
その、泥臭い葛藤も本書に書かれている。
それだけでも、この本を読んだかいがありました。
結局のところ。みんなカッコイイ物が好きだからね。大衆は成功者の、その部分のみに視線が行っちゃうんだね。
本書の中には。
有名人とのインタビューも、あります。
その中で共通する事は。
照寿司というお寿司屋さんを応援していること。
既存概念を打ち捨てて。
新しいことを考える。
とやはり、
「出る杭打たれる的なことを言われる」
ということでした。
だから。「行動の結果を考えて、その結果が人に迷惑が掛からないと思ったら、自分を信じて突っ切ればいい」と言ってた。
ようつべ。とかで有名になってる人達に向けて言えるセリフかもしれないね。
ピエロのまとめ
ちなみに。そのお寿司屋さんは。三万円もするらしい。
三万円!!僕達、二人の今日のお会計は大体、3000円くらいだから(100円皿ばかり取ってたから)およそ10倍!!
非日常を楽しみたい人向けのお寿司屋さんなんだろうね。まぁ、高級店とは、大体、そういうもんだけどさ。
(オレンジジュースを啜りながら)非日常か。ゲーム体験とかでは満たされないんだろうか?
非日常に関しては、なんにしたって、気の持ちようだよ。散歩して、今まで歩いたことがない道を歩くのも冒険さ。
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ねぇ。締めにアイスクリームを食べていい?
君。回転寿司に来て。寿司をあまり、食べてないよね。寿司全然食べてないよね。
寿司屋でも(回転寿司だけど)
アイスクリームやジュース。ラーメンを出す。
こういうところが。
新しい時代が到来したということなのかもしれません。
おしまい。
ピエロのお勧め度・3☆☆☆★★
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