ハッピー君福祉管理職に必要な能力を尋ねる。の巻
ピエロ。福祉の管理職で必要なスキルについて教えておくれよ?介護する力?それとも実務力?
それ!私も興味があるわ!でも、やっぱり営業力でしょ?稼動率を上げてなんぼの業界だもんね?
全部。
全部だよ。営業も事務も介護における接客も全て大事になってくるよ。一つでも蔑ろにしたら、コンプライアンス違反とかに定着させられて一気に潰されるよ。
え…!?それって地獄なのでは?
今日は管理職に必要な重要スキル『マルチタスクについて』語ろう!
なんか滅茶苦茶、忙しそうな内容ね。
この記事で理解できること
介護職とマルチタスク
福祉分野における管理職は、非常に多岐にわたる業務を担当することから、マルチタスク能力が重要なスキルとなります。
・ここが大事
人間がマルチタスクを行う場合、実際には「複数の作業を同時に行っている」ように見えても、脳が素早くタスクを切り替えて処理していることが多いんだよ。その為、非常に脳が疲れて疲弊しやすいんだ。
あんた。いつも疲れてるもんね。
福祉管理職の業務とマルチタスクの必要性
- スタッフの管理
- スタッフのシフト管理、人事評価、研修の企画・実施。
- チーム内のコミュニケーション促進とモチベーション向上。
- 利用者支援の調整
- 利用者やその家族との相談・対応。
- サービス計画書の作成とモニタリング。
- 行政や関連機関との連携
- 書類の作成・提出(例: 報告書、補助金申請)。
- 地域包括ケアや他機関との調整業務。
- 突発的な対応
- 利用者や職員に関する急なトラブル対応。
- 緊急性の高い事案への対応。
- 施設運営全般
- 予算管理、設備の維持・点検、広報活動。
とにかく福祉の業界というのは人手が足らないからね。一人の人間が多くの仕事を抱え込まなければいけないんだ。
なんで?
それ君?今更言う?聞く?
少子高齢化。人手不足だからよ。
マルチタスクを成功させるためのポイント
1. 業務の優先順位付け
- 緊急度と重要度のマトリクスを活用し、業務を分類。
- 例: 緊急度が高く、重要な事案から着手する。
- 一覧化して見える化することで、混乱を防止。
2. 時間管理の工夫
- 一日のスケジュールに「バッファ時間」を設定し、突発業務に備える。
- 朝や前日の終わりに翌日の計画を立てる習慣をつける。
3. チームへの委任
- 全てを自分で抱え込まず、適切にタスクを振り分ける。
- スタッフの得意分野やスキルに応じた役割分担を行う。
4. ITツールの活用
- タスク管理ツール(例: Trello、Asana)を導入。
- 業務の進捗状況をリアルタイムで把握可能にする。
5. ストレス管理
- マルチタスクによるストレスを軽減するためのセルフケア(例: 瞑想、軽い運動)。
- 定期的な休憩やリフレッシュ時間を確保。
実は上で言われてることの中で一番重要なのは⑤のストレス管理なんだ。他の①~④なんて誰でも知ってるし、やってるんだよ。(出来るかどうかは知らないけど)
僕も管理職で一番大事なのは⑤のストレス緩和と言われてる。結局自分を守れるのは自分だけだからね。
でも⑤を意識しすぎるとサボりまくる怠惰な管理者が出来上がるわけね。
そういうこと。バランスが難しいよね。
まとめ
以上、管理職のマルチタスクについて語ったよ。大事なのはタスクの見える化と休息を十分に摂ること。だよ
管理職の抱える作業は基本、介護職員の3倍と言われているから、適度な休息は本当に大事なんだ!
常に3倍界王拳みたいな感じだね!身体に負担が実にやばそう!
うん。身体への負担は想像を絶するよ…僕も胃腸炎になり腰をいわし、コロナになったり、精神崩壊したりしたからね。
…正直、こんな姿を見せられて管理職になる人はいないわね。給料も安いんでしょ?
うん。介護職に1万円増やす感じかな。夜勤を多くされたら追い抜かれるよ。(管理職は基本、夜勤をしてはいけない為)
そんなのなるわけないじゃん!?
ねー。旨味がないわよね?
管理職が罰ゲームと言われる理由が少しは分かっただろ?
これで少しは僕を労り、敬い、、って君達、何?その事故報告書は?
ごめん!ピエロ!利用者を転倒させちゃった!事故報告書お願い!家族連絡も!!
私も書類業務で間違えちゃった申請をお願い。あとケアマネへの説明責任もお願いします!
だぁああああああ!!管理者に丸投げしてたら!尻ぬぐいしてくれる。というような環境はどうにかならないのか!?
だから事故を起こした当事者は平謝りして管理者に責任転嫁の事例が多いのさ。
管理者ってやっぱり地獄だわさ…!
お前が言うな!
おしまい
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