浴槽にてお湯の入れ替えを怠ると何が起こるの?

福祉
この記事は浴槽のお湯は毎日入れ替えて塩素をちゃんと入れましょう。そうしないとレジオネラ菌という病原菌が沢山発生して入浴する人が病気になりますよ。という記事です。

この記事を要約するとね

①浴室のお湯は毎日変えよう。
②レジオネラ菌とは土や川に大量に発生する細菌。
③浴室、浴槽を清掃する場合は菌が生きられない温度で掃除しよう。

ということが書かれているわね。

ハッピー君。お湯の入れ替えをサボるの巻。

はぁ、入浴介助が終わった。
さて、今日の仕事は終わったんで帰るか。

こら!待たんか!
ちゃんと浴室と浴槽の掃除は済ませたのかい?

別に一日くらい浴槽のお湯を変えなくても。大丈夫だよ。
世の中には半年に一回しかお湯を交換しない旅館もあるんだしさ(笑)

チェスト!お湯を半年に一回しか交換しない旅館も大概だけどね。
介護施設では肉体的弱者が多いから、お湯を交換しないと大参事を引き起こすよ!

今日は【介護施設のお風呂は毎日、交換して塩素を入れましょう】という記事を書いていくよ。

  この記事で判ること

介護施設で浴室、浴槽を使った場合はきちんと清掃することの大切さについて。浴槽に発生しやすいレジオネラ菌について。

人が入ったお風呂はバイキンで一杯!

風呂に人が入ったのに浴槽の水を変えない。浴室を洗浄しない。

そして、消毒薬である塩素を入れない。

普通の心ある事業所なら

お客さんが利用するお風呂を

このような不衛生な管理しないはずです。

しかし

時折、このような不潔な管理をする事業所や旅館が出てきては世間を賑やかせます。

「お風呂のお湯を溜めた状態で放置するとどうなるのでしょうか?」

結論を言えば人間の害となる細菌(レジオネラ菌)が大量に発生。

入浴した人に悪影響を与えます。

お風呂に保温機能(おいたき機能)が初めて設置された時も似たような報道があった気がする。

あの時は食中毒が流行ったって聞いたよ。

レジオネラ菌とは何ぞや?

入浴施設でお湯の入れ替えをしないと大量発生するレジオネラ菌とはどういうものなのでしょうか?

レジオネラ菌というのは

元来、土や川など自然界に多く生息している細菌です。

生息できる環境は20~45℃。

入れ替わることなく循環しているタンクなどの環境を好みます。

プールや温泉などでは大量に発生しやすく増殖しやすいです。

そして

レジオネラ菌の中に含まれるエアロゾルという霧、しぶきを

人が吸い込むことで感染症が発生するのです。

ここで少しだけ安心して欲しいのが人と人との感染がこのレジオネラ菌の感染症には無い。ということだよ。

感染症って全てが人から人へ感染するものではないんだね。

レジオネラル菌に感染するとどんな症状が起こるのか?

感染症が発症すると。

軽症だと熱、寒気、筋肉痛が起こり。

重症だと、レジオネラ肺炎というものを発症します。

TVなどの報道で問題視されているのは後者の方でしょう。

肺炎になれば高熱を発症し

酷い場合は後遺症も残ります。

浴室を綺麗に清掃して塩素を入れれば予防できますので

浴室を使った後は必ず清掃をしましょう。

レジオネラ菌の大量発生の時期は主に7月~9月と言われていますから

特に夏から秋は気をつけてください。

レジオネラ菌のエサは人の皮膚の垢とかなんだ。浴槽の床は綺麗に掃除して予防するんだ。

塩素も入れて菌が繁殖できない環境を作ることも大事なんだね。

清掃する時の注意点

入浴介助後は清掃することの大事さは上記の内容で分かったと思います。

では、次に清掃する時のポイントを紹介しておきましょう。

浴室を清掃する時に大事なポイントは

菌が発生しない環境を創らないように掃除をすることです。

レジオネラ菌が発生、増殖するのは20~45℃ですから。

必然的にそれ以上の温度をお湯をかければ細菌されます。

お湯の温度を50℃以上に設定する等。

菌が発生しない掃除を心掛けてみてください。

月並みな意見を言わせてもらえるなら「汚物は消毒だ!」の心構えで掃除に勤しもう!

ど、どこが月並みな意見なんだよ。火炎放射機と持ってきちゃ駄目だからね!

感染症の細菌は熱いお湯に弱い。これ鉄則です。
むしタイプには熱系の攻撃が効果が抜群だろ?

まとめ

①浴室のお湯は毎日変えよう。毎日、綺麗に清掃しないとレジオネラ菌が大量に発生するぞ。②レジオネラ菌とは土屋川に大量に発生する細菌。人に対して筋肉痛や悪寒、酷い場合は肺炎を引き起こすぞ。③浴室、浴槽を清掃する場合は菌が生きられない温度で掃除しよう。レジオネラ菌の場合は20~45℃で発生、増殖する。それ以上の温度での掃除が効果的だ。火傷には気をつけよう。

というわけで、今日は最近ニュースで報道されている。※令和5年2月27日。
温泉旅館、お湯の入れ替え忘れ事件に触発されて介護施設でのお湯の入れ替えの大事さに語りました。

お湯の入れ替えを怠るだけでバイキンが繁殖して感染症になっちゃうんだね。

医療現場において、清潔さと消毒は絶対に徹底しなくてはならないことなんだよ。
前も言ったけど人類は感染症と戦ってきたんだ。細菌はどこにでも沸くからね。特に不潔な場所に。

うーん、細菌なんて絶滅しちゃえば良いのに!

君、それは違うよ。細菌がいるからこそ、僕達は生きていけるし人類も進歩してきたんだ。
感染症が一時的に人体に悪影響を与えるからと言って極端な考えは良くないよ。

例えば胃にはとんでもない数の細菌が存在していて、これらは僕らが健やかに生活する為には必要な菌と言われているんだよ。

「バイキンとお友達になれ?」ってこと?

絶滅主義者的な考えは、あまり良くない時が存在するということさ。

というわけで、今日は【浴室のお湯を入れ替えないとどんなことが起こるのか?】を書いてみたよ。

家庭のお湯も保温せずに捨てることがレジオネラ菌が繁殖しない一番の対策になるんだよ

あのさ。風呂に入らなければいいのでは?

それはそれで、別の病気を引き起こすのだよ。

とほほ。健康に生きるって大変だよね。

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