屍鬼を読んでみた

漫画やゲーム
この記事は漫画版・『屍鬼』の感想記事です。
『屍鬼』は原作が非常に長い小説なので漫画版は非常にお勧めです。
屍鬼(文庫版)
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この記事は漫画版の『屍鬼』の画像を一部引用しています。

真夏は暑い。アイスを食いたい!エアコンが効いた部屋でアイスを食いたい!!

ブルジョワだね。僕は図書館でエアコンが効いた部屋で読書でもするよ

夏休みキッズが多いじゃん‼ボクは部屋でゲームしながらエアコン効かせてゲームがしたいの!

その行動は君こそキッズじゃんか?それに、それだとお金がかさむじゃん?貧乏介護士にエアコンは贅沢品だよ。昼間は図書館や市役所で涼んで本とか読んでおこうよ?

真夏はエアコンを付けるべし!みたいな福祉記事を書いてる人間が何を言っているのやら!

はてさて。僕はそんなこと言ったかな?

まぁ、それはさておき、ピエロのお勧め漫画でも教えてよ!夏の暑さが吹っ飛ぶようなホラー漫画が良いな!

えー?じゃ今、読んでる小説の漫画版、屍鬼を紹介しよう!

あ!面白いけど超長いと噂の小説だったんで助かるよ!サンキューピエロ!!

君もたまに小説も読もうよ。本当に脳味噌が溶けたアイスみたいになっちゃうよ!

屍鬼(文庫版)
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糞暑い夏が終わって秋に成りそうな時期にも関わらず村は残暑が続いていた…そんな中、村では貧血になりタヒ亡する疫病が大流行していた。一人一人村人が亡くなっていき、『起き上がり』と言うタヒひた人間が生き返ったという噂が頻発するようになっていたのだ…そんな中で異変に気がついた一部の人間は起き上がりに気がつき驚愕の真実に辿り着くことになる。その後、この村は――。

そんな感じのストーリーです。ピエロのエキサイト翻訳です。

割と普通に紹介したわね。

ホラー感を煽ってみましたよ。

人口1300人ほどの山間の村・外場村。
ある夏、山奥に洋館が引っ越してきたのを境に、村人が次々と原因不明の衰弱死を遂げる。
地元の医師・尾崎敏夫や、都会から戻ってきた青年・夏野は、この異変の背後に「屍鬼」の存在があることを突き止める。
しかし、村の小さな人間関係やしがらみが、真実の共有や対策を阻んでいく――。

少しずつだけど確実に人が消えていくのを上手く表現した作品ではあるんだよ。

終盤は化け物は屍鬼か?人間か?というくらいの展開よね。

閉鎖的な村社会のリアルな描写


噂、無関心、疑心暗鬼が、人々を静かに追い詰める。

屍鬼=悪か? 人間=善か? の価値観揺さぶり


終盤にかけて立場が逆転する視点構成が秀逸。

藤崎竜の絵柄による緩急


原作は重厚で救いのない雰囲気ですが、漫画ではキャラの表情や間で読みやすさが増している。

少しずつ侵食される日常の怖さ


「気づいたときには手遅れ」というホラーの王道展開を丁寧に積み重ね。

序盤はモブが異変(起き上がり)に対して無関心で伝染病にばかり目が言ってるのが妙にリアリティーがあるんだよね。

「起き上がり~?そんな馬鹿な~!?」みたいな展開が読者かからすればやきもきするのよね。

原作のテーマを崩さず映像化
小野不由美の重いテーマ(善悪の逆転・人間の醜さ)を損なわず、漫画ならではのビジュアルで再構築。

藤崎竜のキャラ表現
独特のデザインとデフォルメが、陰惨な展開を読みやすくしている。

群像劇の完成度
主要キャラだけでなく村人一人ひとりに役割とドラマがある。

終盤の怒涛の展開
一気に地獄絵図化するラストスパートは強烈な読後感を残す。

あの長ーい小説の内容を本当に上手くまとめたよね

藤崎竜の小説の読み取り能力の高さを感じたわよね。

封神演義の時から原作のオマージュ力、凄いよね。藤崎竜。読解力神!!

  • 絵柄と内容のギャップ
    明るめ・ポップ寄りのキャラデザインと、残酷で救いのないストーリーが合わないと感じる人も。

  • テンポの独特さ
    村社会の人間関係描写が丁寧な分、序盤は展開が遅く感じられる。

  • 読後感の重さ
    ハッピーエンド要素はほぼゼロで、読んだあと暗い気持ちが残る。

生き残った人達はどうしたんだんだろ?みたいな気持ちにはなるよね

敵も味方も最期は痛々しいのよね…救われないわ…

評価主な意見読者層・傾向
高評価- 原作のテーマを崩さず映像化している- 村社会の人間関係描写がリアルで緊張感がある- 藤崎竜の絵柄がホラーの中和剤になり読みやすい- 群像劇として完成度が高く、誰が死ぬか予想できないスリル- 終盤のカタルシスと残酷さが強烈- ホラーやサスペンス好き- 人間ドラマに興味がある人- 原作ファンで別解釈を見たい人
低評価- ポップなキャラデザインが物語の暗さとミスマッチ- 序盤が遅く感じられ、引き込まれるまで時間がかかる- 登場人物が多く、名前と関係を覚えにくい- 読後感が救いゼロで重すぎる- グロ描写や死の描写が苦手だと辛い- 明るい作風を求める読者- キャラの絵柄と内容の一貫性を重視する人- ハッピーエンドを好む人

「人間の怖さ」を描くホラーとしてはトップクラスの完成度。

序盤のスローテンポと絵柄のクセが合えば、強烈な名作体験になる。読者の耐性(グロ・鬱展開)によって評価が分かれる点は注意が必要かな。

後半は本当に血だらけよね。アニメ版で血まみれの手でおにぎり食べてたのは流石に引いたわよ。私…

①中盤以降の展開はかなりグロテスクかつ容赦なし

②誰が死ぬか予想できない群像劇なので、推しキャラのメンタル耐性が必要。

③ホラー要素よりも、人間の醜さやエゴを描く部分が主軸。

グロ注意!グロ注意!!

序盤はホラーで終盤はスプラッターホラーって感じよね

屍鬼は漫画版から小説読んでも良いし、小説から漫画を読んでもお勧めできる両方読むとお得な漫画だよ。

巻数もお手軽だしね。

夏の夜に是非どうでしょうか?みなさん!

おしまい

・・

という訳で夏休みなのでホラー漫画を紹介してみたよ。

何気に明るいギャグシーンが多いのでホラーが苦手な人にもお勧めできるのは得点高いよね。

うーん。それが良くも悪くも取れるところがあるのよね。

ガチガチのホラーを求めてる方は緊張感を損なうという評価もあるんだよ!

評価って人それぞれなんだね。小説版とかはどうなのかな?

お!?ハッピー君も小説に興味が出てきたかい?なら『屍鬼』の小説を読んでみると良いよ。文庫5冊分だよ

各巻のページ数は約500ページあり、合計ページ数は2,500ページを超える大ボリュームとなってるんだよ。

……!!

読破した人、スゲェ…!!マジすげぇ!!

だからこそ漫画版を先に読むのもお勧めなのさ!!

屍鬼(文庫版)
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