あー酒飲みてぇ…この手のゲームをすると飲酒欲求が上がること上がること…。
え?なんのゲームしてるの?暇なの?ピエロ?
管理者に暇な時間なんてないの。『管理者は暇してなければならない』なんて格言あるけどあれは嘘っぱちだね!
嘘だ~ピエロ。断酒してて本当は暇なんでしょ?なんか変わったゲームを教えてよ。
そんなの自分で探しなよ。グーグルで検索すれば沢山、出てくるでしょ?
グーグルで紹介するゲームはSEO検索システムの責でメジャーなゲームばかりが出てくるじゃん?なんかピエロがお勧めする捻くれたゲームがしたいんだよ。
なんだよ捻くれたゲームって。しょうがないな…。今日は僕が断酒中に遊んだゲームを紹介するよ。
タイトルは『消えゆく真昼~Fading Afternoon』だよ。
(マジで聞いたことないタイトルが出てきた…!)
消えゆく真昼のあらすじ
主人公の丸山誠二は、“牛頭鬼”の呼称で恐れられた武闘派のヤクザ。
対立する組織の組員を〇し、勤めを終え刑務所から出所しました。
長い年月を得てシャバの状況は様変わり、自分の組の縄張はほとんど失われ資金繰りも厳しい状態です。
その一方で、敵対していたはずの組が手を組んでいたり、堅気なシノギで組織を拡大する組もいます。
時代もヤクザも変わっていくなか、昔気質の丸山はどう生きるのでしょうか?
『消えゆく真昼』には組事務所、酒場、何故か拳銃が手に入る質屋、情報屋がいるパチンコ店、キャバクラ、ディスコ、銭湯、麻雀店、バッティングセンター、カーディーラー、埠頭など、墓場が登場し。北野映画を観たくなったり。龍が如くをプレイしたくなる舞台設定になってます。
ファミコン版のくにお君を題材にしたようなドット絵も魅力の一つですね。
要は『くにお君版・龍が如く』です。
昭和ヤクザのタヒざまを描いたストーリーなのよ。
え?タヒ様…?生き様じゃなくて…?
『寿命』というタイムリミット。
主人公。丸山誠二は刑務所にいる間に肺を病んでしまっていて寿命が幾ばくもありません。
舞台が春を迎えられないことから余命一年程度だったのではないでしょうか?
本作はフリーシナリオシステムではあるのですが基本的には敵の組の縄張りを暴力で奪って、勢力を拡大するタイプのゲームです。物語りが進めば進むほど主人公の体力が減っていき終盤は風前の灯のような体力になってしまいます。
プレイ開始のHPが500程度で。全盛期が999。終盤は100以下とかになるからね。
プレイ開始から全盛期の半分以下なのは辛いね。
主人公が強いことからも切なさを感じるよね。
生き様ではなくタヒ様を堪能するゲーム。
消えゆく真昼はマルチエンドシステムで数回プレイすることが前提のゲームになっています。
プレイヤーは丸山誠二の多くのタヒ様を観ることになります。
このゲームの物語は栄光は過去にあり、基本的に未来は絶望しかありません。
ドット絵のグラフィックと何かを匂わせる会話がノスタルジックで切ないのです。
舎弟との会話とかが実にエモい。
暇な時に列車や車を眺めてる時代か…今だと何もない時はスマホ見てるもんね。
何かと生き抜くい世の中だから遊んでほしいゲーム。
アウトローの世界観は基本的に登場人物、全てにタヒ亡フラグがあります。
その中で悲惨な終わり方を迎える者たちは時代の変化の流れに対して生き方を変えられなかった人達です。
戦争が終わり高度成長期を迎えた日本でこれからの激動する流れの波に飲まれて消えていく男達の人生観。
それが、この物語のテーマなのです。
余談ですが、ゲームの製作者yeoさんの作品は生き方を変えられない。過去を忘れられない男達がテーマな作品が多いです。
そして生き方を変えられないゆえに哀愁漂うバットエンドを迎えることになる。
変化することを受け入れることの大切さを教えてくれるゲームなのです。
現実でもそうだけどさ。変わることは大事だよね。でも変化することの難しさも分かるんだよね。
ボク達みたいな高齢者をお世話する仕事をしていると特にね。確定申告がスマートHRに移行して詰んでる歳を重ねた職員を何人かみたよ…
それちなみに全員、僕が書類記入を肩代わりしたんだよね。
ゲーム性としての難点。
消えゆく真昼~Fading Afternoonは面白いゲームなのですが難点も多いです。
まず操作が難しいのです。
管理人はキーパットというゲーム用コントローラーを使用して遊んでいましたが、最初は敵から拳銃を奪い取る動作が出来ずにチュートリアルで投げようかと思ってしまいました。
マニュアルというのはあるのですが。基本的に複雑操作でお手軽に動作することが出来ないのも難点でした。
動作とボタンを同時押しをすることが推奨されるコマンドもあるから最初は覚えるだけでも大変だったよ。
最初はイージーモードで遊ぶのが推奨だね。
セーブ機能が実装されてない。
オートセーブ機能が実装されているのですが、任意のセーブ機能が付いていません。
これは数多くのマルチエンディングシステムが売りの本作では致命的な欠点です。
選択肢のミスをすればまた最初からというシビアなシステムも昭和時代のゲームあるあるなのですが、プレイヤーはそこは求めていないと思います。
バグが多い
このゲームは発表されて日が浅いからなのかも知れませんが(令和六年2024年・4/20現在)非常にバグが多いゲームとなってます。バーで酒を飲んでいたら椅子から立ち上がる動作を延々と繰り返してしまったり、急いで早歩きをしていたら電柱にめり込んだり。テストプレイはちゃんとしたのかな?と思うバグが多く存在していました。
ちなみに僕はスチームとの連携が悪からなのか?実績解除がまるで出来ない状態なんだよ。
そ、それはゲーマとしてモチベーションが下がるね…
だろ…?バグやセーブ機能の実装は是非やってもらいたいよ。
まとめ
というわけで今日は『消えゆく真昼~Fading Afternoon』を紹介したよ。
『龍が如く』になれなかったヤクザって感じだよね。
タヒぬことが前提だからね…哀愁が漂いまくってるよ…親分に上り詰めても堅気になっても100%肺を病んで苦しんでタヒぬからね…
まぁ、それがこのタヒ様を堪能する。消えゆく真昼の醍醐味でもあるんだよね。
生き様ではなくタヒ様で魅せられるストーリー。たしかに普通のゲームでは味わえないピエロのような捻くれたプレイヤーが好きそうなゲームだね。
捻くれてるは余計だよ。でも是非、遊んでほしいゲームではあるね。
・STEAMストアーに買いに行く?
終。
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プレイクリア必須だけど丸山誠二についての考察記事を追加したよ。興味がある人は読んでみてね。
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