死亡事故を減らす為には

福祉
この記事は介護施設における死亡事故を減らす為の考え方や対策について書いた記事です。

増え続ける介護事故にハッピー君は考えるの巻。

むう…なんで年々、介護事故って増え続けるんだろ?この介護の死亡事故をは減らせないものかな?

仕方がないよ。施設を利用する高齢者は増え続け、介護する人間は減り続けてるんだから。自然の摂理だよ。考えるだけ無駄さ。

そんな簡単に割り切れないよ。なにかできることはあるはずだろ?事故件数は減らせなくてもタヒ亡事故は減らせないの?

君、真面目だな。じゃ、僭越ながら僕が緊急時の対策について教えよう。

  この記事で分かること。

介護施設において死亡事故を起こさない為の対処方法と心構えについて。

介護施設の事故は何故、増え続けるのか?

介護施設の事故は何故増え続けるのか?

新聞やニュースで論じられている。この問題に対して。

介護で働く人達は「人出が足らないから」と結論づけます。

しかし、事故が起きることは仕方がないにしても

それから死亡事故になる経緯は防げる可能性はあるはずです。

事故が起きたとしてもすぐに利用者が死亡する確率は少ないからです。

つまり、事故後の対応や判断を的確にすることで。

死亡事故は今より減らせる可能性があるかもしれません。

つまり、事故の増加は仕方がないとしても、その後の対策で死亡する確率は減らせる。ってことだね。

何故、死亡事故に至るのか?

何故、事故後、死亡事故にまで至るのか?

様々な理由がありますが。

よくある理由が。

転倒したが本人も軽傷で大丈夫と思って様子観察をしていたら、夜間、様子が急変して慌てて緊急搬送。死亡した

というものです。

この事例を考察すれば、転倒した時に病院に搬送していれば、助かってた。てことになる。

エスパーじゃないんだから。転倒した直後に死亡を見越して病院搬送なんて思いつかないよ。本人も意識があって「大丈夫!」とか言って可能性もあるし!

「どのような状況になったら搬送するか?」を決めておく。

事故ではどのような時に搬送すればいいか?

それについては非常に難しい問題です。

我々、介護士は利用者さんが転倒事故などを起こしたとしても

痛みや苦しみ。

本当に大丈夫なのか?を共有することはできません。

ボディチェックや本人の意識や質疑応答での情報でしか

利用者の状況を判断ができないのです。

ですから、利用者当人が「大丈夫」と言えばそれを鵜呑みにしてしまう介護士が多数いて当然です。

人出不足も相まって、施設のことを考えて、救急車を呼ぶことに躊躇することもあるでしょう。

ですが、事故の判断は命に係わることですので。

介護士も時にはリスクの伴う決断しなければなりません。

では、どのような状況判断で病院受診をさせればいいのか?

結論を言えば。

事故を起こした時、どういう状況になったら病院に搬送するか?を施設内ルールで決めておくと良いです。

例えば。

頭部を打った時は例え利用者が大丈夫と言っていても受診させる

等のルールです。

事故の時にどのような状況で病院を受診させるか?

それを施設内で決めておくだけで。

死亡事故に至る可能性がずいぶんと減る。と思います。

ピエロのまとめ

死亡事故を防ぐ場合。事故が起きた後にどう対応するかが大事。【転倒時、どのような状況で。病院搬送するか?】を決めておけば死亡事故は大幅に減らすことができるはず。

事故はこの際、起きることは仕方がない。だったら、事故後の対応にしっかりしよう。ということだね。

実はここまで語っておいて、この考え方事態、介護士として間違ってると思うけどね。事故は起こしちゃ基本、駄目なんだよ。

でも、人出不足が深刻な介護業界では。どこかしら、なにかを削り、倫理を場合によっては捨てて物事を考えなければいけない時がある。

死亡事故を起こさないことに限定して考えた場合。最悪を想定して、利用者の人命を救う為の思考回路とはこうだ。というのを書いたのが今回の記事の内容さ。

事故は起こさないことが大事なのは分かるけど。やっぱり全ての事故を防ぐのは難しいよね。だから、起きた場合も想定しておかなければならないんだね。

僕らはエスパーでもなんでもないからね。出来ることをやるしかないのさ。

  介護施設の事故についての心構えは。この記事を読んで考えてみよう。

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介護施設における転倒についての記事です。転倒の定義。対策。職員の心構えについて語ります。

  おしまい。

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