天才と発達障害

福祉
・この記事は【天才と発達障害】という書籍について書いたものです。

ハッピー君。自分を発達障害系の天才と勘違いする。の巻。

また今日もニュートラルに仕事をサボってるね?君、あれかい?サボりの天才か?

ふふ。気づいてしまったね。ボクは最近、自分が発達障害の天才かもと思ってしまっているんだよ?

発達障害とは当たり前のように物事が出来ない人が、ある日を境に天才に生まれ変わる素養を言う。つまり人類のエリート!

君、ニュートラルに勘違いして都合の良い思考がインストールされているよね。そんな君の間違いを正してあげるよ。

ああー!自分の未来が怖い!ボクは世界を変える偉人になってしまうかもしれない!!?

君は来月の課金請求の引き落としでも気にしてなさい!滅茶苦茶使ってたでしょ?今月。

というわけで、今日は【天才と発達障害】という本について紹介していくよ。

天才と発達障害の概要

・人は自分が見えているように人が見えていると思い込む生き物。人は認知はおおまかに二つの素養に分けられている。視覚優位と聴覚優位。この二つの要素のどちらかが偏りすぎた天才を鑑みながら発達障害との関連性を考える。という本です。一言で要約すると「天才は辛いよ」ね。という本です。

ピエロのエキサイティング翻訳。

「男はつらいよ」みたいなニュアンスな紹介よね。

大前提として発達障害とはなにか?

発達障害とは産まれつき認知の偏りがさまざま障害を持っている人のことを言います。

発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)、チック症、吃音などが含まれます。


これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。

同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることもあります。

みんなのメンタルヘルス様のページより引用。

ご案内

視覚優位と聴覚優位という考え方。

天才と発達障害という本には

視覚優位と聴覚優位という考え方が頻繁に出てきます。

人間にはさまざまな感覚があり

その中でも目で見る。視覚と耳で聞く聴覚が認知の上でとても大切だと語っているのです。

視覚優位だと

『目から情報を読み取り、絵や図から情報を瞬時に読み取ることが得意になる』と言われており。

聴覚優位だと

『記憶が得意になりやすく芸術的な分野に秀でることが多い』とされています。

社会に生きる我々の多くの人が聴覚優位だと言われています。

社会システムや思考するプロセスを言語化する時に多くの人が、耳から聞いて言葉を理解して知識を積み上げ考えているからです。

このことから

多くの人間は聞くことが前提で思考している。と考えられるのです。

ちなみに認知という言葉は『事象を知る』ということだそうだよ。

難しい言葉がいっぱい出てくるわよね。この本。

発達障害とは認知が偏った人間?

天才系発達障害はこの視覚優位性や聴覚優位性が極端に偏った人間である

として認知が極端に偏った2人の天才を紹介します。

建築家のアントニオ・ガウェインと童話作家のルイスキャロルです。

この二人の偉業や私生活を分析しながら。認知の偏りがどのような世界を見せるのか?を解説していくのがこの本の構成です。

ただ世間では聴覚優位性の人が多く。

社会システムも前述したように、聞いて覚えることが前提ですから視覚優位性が高い人は生きづらい世の中ではないか?

と本書では多くのページを視覚優位天才ガウェイン氏の解説に当てています。

これは作者が視覚優位のタイプだそうだから、それが起因しているのかもね。

天才の人生はきつい

僕たちは天才と聞くと、その歴史的偉業から尊敬や畏怖の念を覚えますが。

この本で紹介される発達障害を持っていた天才達は

社会に適合できなくて苦労する人生だったのではないか?

と示唆しています。

天才系の発達障害を持つ人の苦労によく健康状態が上げられます。

代表的なのは運動による「不器用さ」「疲れやすさ」「持続力のなさ」などです。

さらに苦手なことをする時は例え良好な健康状態でも強いストレスを感じてしまう。

とも言われています。

目に映る世界。耳で聞く世界が違う為、他者から理解されないというのも辛い点です。

一つの素材を見たときに完成された物を想像して理解してしまう思考回路など常人には理解できませんし。

目に映らない妄想世界が聞こえてしまうのは不気味に映るのが世の常です。

社会で行われている育成方針が保有する認知のバイアスとかけ離れてしまっていた場合。

天才型発達障害者はとんでもないストレスを与えてしまうのは言うまでもありません。

彼らだってサラリと生きていないのさ。

ガウェインは映像思考の為、目に映る映像の情報量が多くてストレスになり、怒りやすい性格だったって言われてるしね。

ルイスキャロルが規則愛好家で吃音障害を気にしていた。とういうのは有名な話よね

誰でも認知は偏っている。

人間は誰しもが認知に偏りを持っています。そのこと自体は問題ではないのです。

大事なのは自分がどのタイプに属しているか?を把握して

あなたの側にいる発達障害を持つ人がどちらのようなタイプなのか?考え正しい方向に生きて、困っている人がいたら導く意思が大事なのです。

天才系発達障者が持っている才能。

映像思考や目に見えない繊細な世界を表現できる才能を開花させるためには

彼らを励まし導く優しさが必要不可欠なのです。

誰かの為に頑張る時が一番、頑張れるということだね。

人は一人では生きていけないものね。

まとめ

①発達障害だけでなく自分を知る為には視覚優位と聴覚優位という考え方は役に立つ。あなたはどちらのタイプでしょう?
②認知の偏りが激しすぎる人間を人は「天才」と呼ぶ傾向がある。しかし天才の人生は苦難に満ちている。
③偏りの強い認知を持つ人間を正しく導くには周囲の理解と励ましが超・重要。

アクションプランを考えよう!

①自分がどのようなタイプか考えてみよう。視覚優位か聴覚優位か?
②自分の強みを生かして勉強してみよう。身近な人間を観察して困っていたら相談に乗ったりしてあげよう。
③認知の偏りがある人は「自分は違うのか?」というあり方に敏感、認知の偏りから教育方法や接し方を考えてみよう。

という本なんだよ?分かったかいハッピー君。軽はずみに自分が発達障害系天才とか言ってはいけないよ?

天才だって頑張って生きているんだから。不用意に相手を傷つけることになるよ。

うーごめんなさい。無神経でした。

多くの人は常人が出来てることを出来ないと自分を発達障害と考えちゃうところがあるよね?

そして安易に発達障害者の天才に憧れる。無神経な一言が、どれだけ相手を傷つけるのかも想像しないでね。

大切なのは相手を思いやれるか。想像できる。余裕があるか?ってことよね?

というわけで、99%凡人の僕らは真面目に仕事をしましょう。そうしましょう。

うーボクは天才じゃなかったのか…?

まぁ、凡人が一番ってことじゃない?社会は天才の為に作られてなくて凡人の為に作られているわけでしょ?

そうそう。凡人で生きれることに感謝して生きるのだ。

あとがき

・これを読んでるあなたが素材や文字などを観たときに心の中で物を作ることのわくわく感などを感じているならその感覚を大事にして努力して磨いてみて下さい、もし、それが実現できたなら、生まれてきた意味を感じとれるかもしれません。
・天才系発達障害者は「伝えなければいけない相手がいる。しかし言語や図解などでは伝わらない。でもそれを乗り越えれば伝わり喜んでくれる」そう思わせてくれる人が重要です。あなたの周りに天才系の発達障害者がいるなら、少し気にかけてあげて下さい。
・天才と発達障害より画像を引用。

・アマゾン様に買いに行く?

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