ハッピー。車椅子について知識を深めるの巻。
本日は車椅子について講義するよ。
そういえば車椅子って介護士にとって身近すぎて。あまり関心をもたないよね。
そう。だから今日は簡単にだけど室内における車椅子の使い方について書いていくよ。
この記事で分かること
自己紹介
みなさん。こんにちはピエロです。
本日は車椅子について。
各車椅子の長所や短所。
移乗する際や階段を登る際の注意点を書いていきます
本題に入る前に自己紹介だけさせて下さい。私はピエロと言います。
介護業界で10年以上働いた経験があり。
管理者経験もある。いわゆるベテラン介護士です。
資格は介護福祉士を持ち。
現在。介護施設で管理者をしております。
このブログでは。
主に新人介護士さんが3年以上その施設で働き続けられる立ち回り方や
介護の心構えをキャラクターを使って分かりやすく。
ユーモアに語っていきたいと思います。宜しくお願いします。
まずは車椅子の長所と短所に説明する。車椅子は大きく分けて自走式車椅子と介助式車椅子がある。リクライニング車椅子とかあるけど今回は割愛するね。
自走式車椅子
タイヤが大きい車椅子。長所は利用者の意思で動かせる為自由が利く。短所は介助式よりも大きい為。場所をとる。小回りが利きにくい。※介助ブレーキが無いモノもある。
自走式車椅子はADLがしっかりしてる人が足を悪くした初期状態で乗ってるケースが多いよね
介助用車椅子
ADLが低下して自身では移動が困難になって利用者が乗っている車椅子。長所は自走式よりも軽いので運びやすい。コンパクトに折りたためる。小回りが利く。短所はタイヤが小さい分、後方へと転倒しやすい。屋外では走行が不安定。自身では操作ができない。
車椅子を使う上での注意点
色々とあるけど大事なのは前輪の位置の確認やフットレスが足に引っかからないところにあるかどうかの確認だ。
施設内での車椅子での事故は主に2つです。
車椅子からベットや椅子に動く際の転倒と剥離です。
転倒は主に車椅子の前輪が後方に向いていると前に体重がかかり前方に倒れやすいのです。
剥離は脚の置き場(フットレス)に引っかかり移乗の後に剥離を起こしてしまうケースがあります。
だから車椅子から移乗する際は車椅子の位置と介助者の体の位置を必ず確認をするんだ。初心者のうちは2人で介助をこなしていくといいよ。※人出不足で無理な場合も多いけどね
段差を登る為の注意点。
車椅子は一般的な段差を乗り越える為には角度を3~40度をつけないと安定しないと言われています。
階段などの段差を登る際は基本2人介助だと思うので。注意事項などを説明します。
階段を登る際。ここで一番注意しなければならないのは。
安全を常に確保するということです。
階段を登ろうとするとね。当然。かなりキツイ介助が要求される。だから一気に持ち上げようとする介助者が出てくるんだよ。
そうか。辛い作業だからすぐに終わらせようと焦るんだね。
だけど。階段はゆっくりと登らないと危険なんだ。特に今後は老々介護で無茶できないい介助者が多く出てくるからね。車椅子での階段上りは阿吽の呼吸でチームワークが要求される難度の高い介助なんだ。
大事な事。
でもさ。階段を登る状況や環境になる方が悪いんじゃない?お上(お国)が保証するべきじゃないの?
一理あるけど。地方の介護状況やお年寄りが住むアパート全てを税金でバリヤフリーやエレベーターを付けることは難しいよ。ただでさえ。オリンピックでさらに借金こさえたのに。
関連記事
ピエロも体力的に車椅子の介助は辛い時ある?
80~100キロを超える体重をもつ人の移乗は正直、今も昔も辛いよ。やっぱり年齢を重ねて、体力落ちてきたしね。
関連記事
ピエロのまとめ
今回は車椅子について語ってみたよ。技術とかも伝えたいけど。ブログだからね。文章で説明するよりもようつべで再生数が伸びてる動画を紹介した方が早いんだよね。
百文は一見にしかず。そして行動はなによりも自分をレベルアップさせるんだ。
まぁ。そうだね。ちなみに余談だけど車椅子のタイヤの空気圧は。毎日確認するといいよ。空気圧は親指で押して少しへこむ程度が目安さ。
おしまい。
コメント