間違ったオムツ介助。

福祉
この記事は介護施設で介助者がしやすい間違ったトイレ介助(リハビリパンツ・オムツ・尿摂りパット編)について書いた記事です。

人間とは楽に流れる生き物である。

利用者のパット交換の時間だ。仕事するぞ!

がさがさ、ごそごそ

うん!?なんだこれは?

これは利用者の陰部にパットを2枚も重ねて使ってるじゃないか?こんなことをすれば利用者の陰部はカブレて尿感染のリスクが高まってしまうぞ!

こんなことをする奴は…!?

はい…すいませんでした。ボクが尿量の多い利用者に2重にパットを履かせてました。

正直なんでこんなことをするのか。理由は分かる。でも、これは介護士としてはやってはいけない。ことなんだよ。

はい。すいません。でもさ。こういうことを『良かれと思ってする介護者もいる』んじゃないの?「尿汚染が多い為に仕方なくパットを2枚重ねにした」とか?

正直それは苦しい言い訳だけどね。尿が多いならその分トイレ介助を多くすればいいでしょ?基本的に介助者が尿摂りパット等を必要以上に使用する目的は自身が楽をするためだよ。

つまり怠惰だよ。自分が楽をするためにしてるんだよ。利用者の為とか履き違えてはいけないんだよ?

今日は僕が見てきた『間違ったトイレ介助について語るとしよう』みんな真似しちゃダメだぞ?

この記事で分かること

介護者が利用者に対して行う。間違ったオムツ・リハビリ交換や尿摂りパットの当て方について。尚、この記事での間違ったオムツ交換は基本、虐待に該当するので絶対にしないでくださいね。

リハビリパンツにパットを2枚当てする

施設などで長年介護をしているとトイレ介助や尿汚染が煩わしくなり楽をしようと介護スタッフは悪知恵を働かせます。

介助者がよくやるのがリハビリパンツの中にパットを重複させて尿量を多く吸収させるというやり方です。

これは単純にパットを二枚重ねにすれば尿を倍に吸収するだろうと。誰もが思いつく方法です。(虐待に該当します

単純にして誰もが思いつく方法だよね。他にもリハビリパンツを2枚重ねするのも効果あるよ!

「あるよ!」じゃねぇ!楽をするということはその分利用者さんの身体に負担がかかるということなんだよ!

オムツををガムテープで固定する。

寝たきりの人に『オムツの接着部分を布のガムテープで固定する』という虐待をする介助者もいます。オムツを自身で外せないようにガムテープで何重に巻きつけて何時間も放置するんですね。

そしてオムツの中にはパットを何枚にも重ねて朝まで放置する。

そのような外道介護をする人も施設で働く人の中には時折いるのです。(虐待ですよ

寝たきりの人は声を出せないくらい認知症の人も多いからね。やりたい放題ではあるんだよね。

これはさすがに酷いな…

寝たきりの人は声を出せないからね。だからプロの介護士は人としてのプライドを持たなきゃいけないんだよ。「これはしちゃいけない!」という自制心をね。

トイレに連れて行かない。トイレ介助をしない。

上記の介助方法はまだ良い方でトイレ介助をまるごと放棄する人もいます。

トイレ介助もオムツ交換も放棄する人です。

「お金を貰うプロの介護士としてはどうなのか?」と思うのですが。このような行いをする人の思考回路はこのようなものです。

「どうせ。オムツ交換なんかしても自分で外すから意味はない」「どうせ失禁するんだから、朝まとめて介助するのが効率的」

もちろん。このような行いは許されるわけはなく大抵の場合はバレて罰則を受けることになるのですが。自分以外に人がいない夜勤などはネグレクトにあたるトイレ介助放棄をする人も少なからずいるのです。

言い訳程度の後始末を夜勤明けにするから性質が悪いんだよね。

「忙しいのに数時間おきの巡視なんてやってられっか!」って心理もあるんだろうね。

まとめ

貴方も今回紹介した介助をしていませんか?そのような介助を続けていたら、大変なことになりますよ!?

というわけで、介護士が陥りやすいトイレ介助について語ってみたよ。

まぁ、陥りやすいというか魔が差してやっちゃう虐待事例だね。

介護ってさ。サボろうと思えばいくらでもサボれる仕事だよね。

大事なのはお金を貰うプロとしての自制心だね。でもそのプロ意識が最も遠いのが介護士と言えるね。

低賃金。重労働。人手不足。社会的地位の低さ。真面目にやってたら「なに真面目に頑張っちゃってんの?」と笑われる時もあるよね。

笑われるのはまだ良い方さ。酷いのになるとサボってる無気力派に攻撃されるからね。

仕事をサボることを良しとする人が増えて集団になると目の上のたんこぶである真面目にする人が煩わしくなるからね。

く、腐ってない?その組織構成?治安の悪い地域とかじゃないんだからさ…

まぁ、そこまで逝ってる組織は辞めるに限るんだけどね。

おしまい

フリートーク

虐待の定義としてよく上げられるのがこのオムツ介助なのだ。

分かりやすい事例ではあるわよね。間違ったオムツ介助って。

虐待の証拠を現物として残しやすいからね。虐待事例として紹介しやすいんだろうね。

最近では個人が攻撃される事例も多いんでしょ?介護でご飯を食べるのも難しい時代よね?

責任が重視される時代なんだろうね。プロ、個人を共にさ。

よく施設経営者側が「個人に損害賠償請求が行くぞ!」って脅しはさ。施設側が虐待案件を個人に振りたい。という心根が透けてみえてるけどね。

それと、そうやって脅すことでしか介護士の虐待を予防できない施設の弱さをあらわしてもいるよね。この言葉。

今はなんでも個人が強い時代よね。格差がさらに激しくなりそうね。

最近は特に時代の流れを感じるよね。

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