BCP(自然災害辺編)の施設対応リストを作ってみた。

福祉
この記事はBCP(自然災害)について。もし介護施設で被災した場合起きたどのような事を確認すればいいのか?項目リストなどを書いた記事です。最低限ではありますが確認して被災時の状況訓練などで参考にしてみて下さい。

訓練にも使える災害直後の対応手順だよ!

BCP(自然災害)についても回を重ねてきたね。今日はその最終回として施設で、もし自然災害が起きた場合どうするか?施設で働いている人用の確認リスト作成して記事にしてみたよ。

火事や地震が起きた場合の訓練として今回のリストを見直したり、シュミレートしてみるのも良いかもしれないね。

実際は訓練通りに行かないかもしれないけど。訓練を積み重ねたり被災を意識することは良いことだよ。

とまれ。今までのBCP要件の総まとめで地震発生から初動対応について確認するべき最低限のリストだから一度目を通してみてね!

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介護施設で被災した場合どうすればいいのか?
この記事は介護施設で被災した場合、介護士はどのように動けばいいのか?を書いた記事です。ネガティブなことを書きますが『何かをしたい』という思いは大事なので大切にして下さい。

介護施設で被災した場合の介護士に出来ることを書いた記事だよ。今回の被災時の初動リストを合わせて読んでね。

地震発生

①自分の身の安全を守るための何か対策はあるのか?

②身の安全を守るための道具はあるのか?(特に頭)

③停電の対策は?懐中電灯は暗闇でも探せるか?(スマホの懐中電灯の使用方法は確認しておこう)

スマホには電灯をON・OFFにする機能があるから一度、確認、使用してみようね。

スマホの懐中電灯機能は意外と便利だよね

安否確認

①利用者はどのように確認する?リストやレイアウトは何処にあるか?

②部屋から出てきた利用者はどうするか?居室で待機してもらうか?避難経路まで案内するか?

混乱する利用者をどう声掛けして導くか?介護士の力量と判断力が問われるね。

絶対不穏状態でパニックになってるよね?!

負傷者発生

①負傷者がいたらどうするか?

②救急箱は何処にあるのか?

③応急処置はできるか?

これは実際、介護士は難しいかもね。簡単な応急処置はできるけど酸素や吸引とかは看護などの領域で今は実践経験がない介護士は多いでしょ?

救急箱がどこにあるのか?負傷者を何処にどう避難させるのか?くらいしかできないよね…

被災状況

①危険な箇所はどこ?

②漏水はしてないか?

③エレベーターの閉じ込めは?

危険な場所が分かったら近づかない。近寄らせない工夫が必要だね。

介護施設は認知の利用者さんも多いからね

情報収集・連絡

①フロアー間の情報連絡は?

②集めた情報の整理は?

③幹部や上司への連絡手段は?

この情報収集は地味だけど大事だからね。被災時の情報を整理するのは命にかかわるよ。

被災時の情報は本当に混乱するから状況を整理しておかないと大変なことになるね

災害状況の確認

①所在地の震度はどう把握するのか?

②周辺で火災は発生してないか?

ラジオやTVは点けられるなら一日中・流しててよろしい!

震災時はいつ地震や津波火災がくるか分からないから情報が命だよね。

安否確認・BCPは発動できるか?

①BCPは発動できるか?

②職員の安否の確認は?

③出勤できる人員の把握。

『誰が』『いつ』『どのように』『結果を共有』できるかが大事だよ。

ここまでが初動確認でこれから先は業務継続できるか?の確認作業になるよ。

もし業務継続できない程の被災だったら?

自分の身を第一に行動してください。

BCPとはなにか?(自然災害編)
この記事は2024年から介護保険法で義務化されたBCP(自然災害)について解説・紹介した記事です。BCPは感染症もあるので紛らわしいです。混合しないように分けて考えましょう。

BCPとはなにか?についてはこの記事を参考にしてみてね。

業務継続

①医療ケア・継続可能か?

②排泄はできるか?断水になってないか?配管は大丈夫か?

業務を継続できる状況ならば、やれることをやるしかないね。以下の手順リストを確認して自分の身の安全を第一に行動していこう。

出社・帰宅困難

①朝になり周囲の状況が判明。道路が寸断。橋が倒壊等。インフラが崩壊してないか?確認する。

②データー通信が停止しているか確認。

周囲の状況を確認することは大事だけど。まずは安易に出歩かないこと。インフラが崩壊しているなら逆に施設は避難場所として機能させることを努力した方が良い場合もあるからね。

なんだかんだで介護施設は100人近い利用者を収容できる建物で高い場所で津波対策や地震対策ができてることが多いんだよね。

建築のアセスメント的にもそうだろね。てかそうじゃなきゃいけないよね。

水分補給・食事・物資補給。

①非常時に食事を提供できるか?

②利用者が、自ら水を飲めるか?

③余震が続く中で調理、配膳、食事介助ができるか?

④物資の補給はできるか?適当な分別はできるか?

ここで大事なのは物資を何でも良いから収集しないということだよ。

①必需品。②有ると便利な物。③有ると嬉しい物。④無くても大丈夫な物。に分けると良いよ。

断捨離にも使えそうな考え方だね。

まとめ

被災時(自然災害)の確認リストで最低限のチェック項目でした。あくまで最低限で状況に応じて準備・対応は変わってくるので常に被災時のリスクを想定してみて下さい。

この記事の項目はあくまで最低限だよ。できるだけ分かりやすく書いてみたよ。

この情報を軸に切磋琢磨。常に被災時のリスクを考えることが重要なんだね。

そういうことさ。今日書いたことを自分で確認する。頭の中で試行(シュミレート)するだけでも何かの役には立つからね。

大事なのは被災を他人事にならないことさ。

おしまい

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