ハッピー君。親孝行の意味を知るの巻
うえええん!!介護施設の利用者にうんこを投げつけられたよ!!
こら!品がありませんよ!このブログはネットに繋がってるんだから。誰がみているかわからないんですよ。
ちゃんと大人のピエロとして釈然とした態度をとらないと!
大丈夫だよ。ピエロ。このブログはそんなPV数稼いでないって。
黙れ。で、ハッピー君はなんで泣いてたの?うんこを投げつけられるなんて、介護士にとってはご褒美じゃないか?
いや。嬉しくねぇよ。でも、まぁ、確かにうんこを投げつけられたくらいではボクも泣かないよ。
ハッピー君がピエロに泣いてる原因を語り始めました。
ハッピー君がうんこを投げつけられたこと。
そしたら、うんこを投げつけられた後、また別の利用者に
最近の若者は羨ましいねぇ。私達の若い頃には「親孝行、したい時には親はなし」と言われたもんだよ。まぁ、精々励みなさい(笑)
て。言われたんだよ(怒)どう思う?ボクはそれが悔しくて…
それは…酷いな。分かった。今日は福祉の歴史のお勉強だ。「親孝行、したい時には親はなし」という言葉の意味をレクチャーしてあげるよ。
この記事を読んで分かる事
自己紹介
みなさん。こんにちはピエロです。
本日は格言。「親孝行したい時には親はなし」という言葉について書いていきたいと思います。
本題に入る前に自己紹介だけさせて下さい。
私はピエロと言います。
介護業界で10年以上働いた経験があり。
管理者経験もある。
いわゆるベテラン介護士です。
資格は介護福祉士を持ち。
現在。介護施設で管理者をしております。
このブログでは、主に新人介護士さんが3年以上その施設で働き続けられる立ち回り方や介護の心構えを分かりやすくユーモアに語っていきたいと思います。
宜しくお願いします。
親孝行したい時には親はなし。されど墓石に布団はかけれず
まぁ、この言葉の意味は親に対する金銭的な援助が主体だったんだよ。なぜか?親は子が大人になってる時には亡くなってるからさ。
つまり、親が元気なうちに楽しみを与える。ってことだね。
法律で親の扶養を義務づけた1920年ごろの
ライフサイクルを見てみると。
子供は40歳頃で親は60歳前後で亡くなり。
実に短命だったのです。
短命だから、子供は急いで立身出世して親に対して楽な暮らしをさせなければならない。
そう、教えこまれたのです。
そして、ここが大事なんだけど。親孝行の意味が親が短命だから実際は介護はこの言葉に含まれていなかったんだ。
えっ!?てことは。あの人達はあんな偉そうに言っていて介護経験ないの?
データを鑑みればそうだね。だって大体、平均寿命60~70歳だろ(大正時代)利用者が中年を終える頃には親亡くなってるよ。
そして時は流れて。豊かになり。
年金制度などにおいて。子供は金銭的援助はあまりしなくていい代わりに。
寿命が延びて、介護の問題が登場してきたのです。
ちなみに現在、100年時代とか言われるから。40歳以上。高齢者の世代と寿命に差があるのさ。
ジェネレーションギャップ!!
だから。今現在は親孝行をする時間は膨大にあり。
親孝行の定義が老々介護にすり替わったのです。
親孝行の意義が
経済的な援助から親の介護へ移り変わったこと。
この違いは、とてつもなく大きいのです。
現在の親孝行の定義はこの言葉が出来た時と大いに違ってる。昔の感覚でこの言葉を使うのは止めてもらいたいね
まったくだよ。親孝行っていっても、件の人達はなにもしてないじゃないか?金銭的援助ってぶっちゃけ暇な時に旅行に連れて行く程度じゃん。
親孝行という言葉は一種の言葉遊び。古希と喜寿とかの祝い金を与える為の方便であることが多いからね。
実際さ。その年代の親って。なんだかんだで年金が十分にもらえた世代だからね。お金は苦労してないんだよ(笑)
ピエロのまとめ
じゃ。なんで。あの利用者は僕に対して羨ましいとか。言ったのかな?
なんだかんだで。親孝行の神話が刷り込まれている世代だからね。若い人が老人介護をしているのをみて思うところがあったのかも。それか…
うんこ投げつけれたハッピー君に嫉妬してるのかもよ(笑)
なわけぇあるか!!スカトロマニアじゃあるまいし!!
はいはい。とっと顔を洗ってきてね。
※うんこ付けて会話してたのか?お前ら…
おしまい。
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