この記事は親を入居させる際において介護士の情報は当てにならないことを書いた記事ね。
①親を介護施設に入居する際は親の意見や意思を尊重して施設を観て回ろう。
②介護のプロの情報はあてにならない。
③親を施設に入れる際は事前に話をしておくことが大切。
プロの立場とお客様である立場を分けて考えることが大事よね。
ハッピー君。介護士の情報は当てにならないことを悟るの巻
ね?ピエロ?知り合いに親を入れる際の老人ホームの勧め方について聞かれたけど、どう説明すればいいの?
うーん。正直に言うとプロのバイアスのかかった情報は当てにならないから、施設に入居する。『介護される側(親)の要望を良く聞いて。その人にあった施設を探してね』と答えるしかないね。
え!?なんで?介護のプロなんだから海千山千の多くの有益な情報を提供できるんじゃないの?
プロの介護士は働いてる部署の情報しか持ってないことが多いから情報が偏っちゃって、参考程度に留めておかないと混乱しちゃうケースが多いんだよ。
今日は【介護施設を薦める際にプロの介護士の情報は邪魔】ということについて書いていくね。
この記事で分かること
貴方の家族が何を求めているか?それを明確にして専門のケアマネージャーと手探りで探していくのが介護施設選びの本道なんだよ。
親の介護施設を選ぶ上で大事なこと
介護施設を選ぶ上で大事なことは施設に入居される方の気持ちです。
これは偽善で言っているわけではなく。間違った介護施設に入居することはその人の晩年を台無しにすることに他ならないからです。
しかも介護施設に入居する状態ということは多くの場合が自分で自分の面倒をみることが出来ないくらいADLは低下している状態の場合が多いので入居させる施設選びは大変重要になってきます。
介護施設に入居するくらいADLが落ちているともはや意思の疎通は難しいだろうからね。一度入ったらそこが終の住処になる可能性が高いんだよ。
意思の疎通が出来てる時に準備することの大切さ。
意志が明確な場合にはっきりと意思の疎通を取ることも大事です。
介護施設の入居だけじゃなく。遺言や終活。ドナー登録など自分の意識が明確な時に自分の意識が無くなってしまった時の要望をしっかりと見据え残された家族に伝えることは大事です。人間はしっかりと言葉や文字に伝えておかないと伝わらないことも多くあるのです。
親の身体が動けるうちにしっかりと聞くべきことを聞き、親の立場ならば子供に伝えるべきことは伝えましょう。
一瞬先は闇というけどさ。昨日まで元気だった人が寝たきりになるなんて良くある話だよ。
歳を重ねるなんてあっという間という話だね。
プロの情報は何故、邪魔になるのか?
入居を検討する上では何故、介護経験者の情報が邪魔になるのか?
その答えはプロの介護士の情報にはバイアスがかかっているからに他なりません。
介護士とは良くも悪くもお金を貰って仕事をしています。
プロの介護士にとっての利用者さんの良し悪しとは『面倒な介護が必要になるのか?そうでないのか?』でしかありません。
そのような基準でプロ介護者が利用者を介護しやすい環境が整っている施設を良い施設と判断して。貴方の家族にとっては的外れな施設の情報を薦めてくる可能性もあるのです。
介護士にとって良い施設の定義が基本的に自分が働きやすい施設。そして面倒ではない利用者が多く入居している施設であることを覚えておいて下さい。
良くも悪くも介護のプロは利用者の介護を問題なくすることでお金を貰ってるんだ。貴方の家族を幸せにするのが目的ではないということは忘れていけないよ。
悲しいけど介護のプロになればなるほど介護される側ではなく施設側にとって良い施設なのか?を考えるようになっちゃうんだよね。
まとめ
というわけで今日は介護施設に親を入れる際にはプロの情報はあてにならないことを書いたよ。
事前に容態が急変した時にどうするか?などを聞いておくことが大事なんだよね。
そうだね。そしてあくまでプロの情報は参考程度にしか当てにしないことが大事だね。親のキーパーソンになるのはあくまで子供である人間だということだよ。
今日は介護施設を選ぶ際にプロの情報は当てにならないと書いたけど。実は職場選びでも介護士の情報は吟味しないと碌でもならないことを、ここでは書いておくよ。
介護施設は住宅型や特養。ショートステイ。ディサービス。訪問介護。グループホーム。多くの施設があるから職場選びと言っても一言では語れないよね。
情報はあくまで情報。どんな情報なのかをしっかりと吟味するのも大事ということだね。
おしまい
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