ハッピー。リスクマネージメントを学ぶ。の巻
あのさ。ピエロ。今日の研修はリスクマネージメントだったんだけど。リスクマネージメントってなに?
珍しくストレートに質問をしてきたね。まぁ。じゃ今日はリスクマネージメントについて語っていこうか。
自己紹介
みなさん。こんにちはピエロです。
本日はリスクマネージメントについて。書いていきたいと思います。
本題に入る前に自己紹介だけさせて下さい。
私はピエロと言います。
介護業界で10年以上働いた経験があり。管理者経験もある。
いわゆるベテラン介護士です。
資格は介護福祉士を持ち。
現在。介護施設で管理者をしております。
このブログでは、主に新人介護士さんが
3年以上その施設で働き続けられる立ち回り方や
介護の心構えを分かりやすくユーモアに語っていきたいと思います。
宜しくお願いします。
リスクマネージメントとはなにか?
介護業界において、名ばかり化しているシステム。
それがリスクマネージメントです。
みんなの施設でもメモ用紙と化してるヒヤリハット。罰ゲームとなっている事故報告書。本来の機能を失って久しいリスクマネージメントという機能。今回はその意義を考えてみようと思う。
リスクマネージメントの概要。
リスクマネージメントを分かりやすく理解するためには
リスクとマネージメントという言葉を分けて考える必要があります。
分けて考えてみましょう。
まずは「リスク」
これを分かりやすく日本語に訳してみます。
リスク=『危険を予測する』、『危険に対して実効性のある対策を講じる』になります。
リスクというのは「不確かさ」を意味しており、前もって回避できる可能性も意味しています。
介護においてはこのリスクに重点をおいて考える必要があるのでマネージメントはこの際、忘れてもらっていいです。
ちなみにマネージメントは「経営管理」を意味しているそうだ。経営者や管理者クラスには必須の知識だけど。木っ端の介護職員はまず。リスクについて学ぼうね。
分かったよ。じゃ、よくリスクマネージメントの講習で登場するヒヤリハットの意義はなんだろう?
ヒヤリハットは。
「ヒヤリ」としたこと。「ハッ」としたこと。を書き出し事故に繋がるかもしれない現象を記入する用紙のことを指します。
抽象的な物言いですが。要は、事故に至らない危険な行為全般を書くメモのことを指すのです。
さて、この用紙。ヒヤリハットは事前に事故を洗い出す役割をもっています。
起こり得たかもしれない事故。事件。それを、現実の事故になる前に洗い出し協議することで。事故を想定する役割をもっているのです。
つまり、真面目にヒヤリハット報告書を機能させれば介護士の想像力を鍛える訓練にもなりえるのだ。
その後、各個人が書いたヒヤリハットの集計を行い。
アンケートを実施したり、自社内省をおこない。最悪の場合を考える力を養っていく。これが、リスクマネージメント研修の本当の意義なのです。
ここまでヒヤリハットを活用できている組織はないでしょうが。本来、実用できれば事故や事件を減らすことができるシステムなのです。
ともかく、ヒヤリハットの活用方とリスクマネージメントは本来、そのような意義があるのだよ。
ピエロのまとめ
補足として。
マネージメント(経営管理)的に大事なことは事故対策を立てないと減算されるということ。減算を分かりやすくいうと、報酬を減らされるということです。
組織が対策を記入する事故報告書やその証拠になりえるヒヤリハットを職員に書くようにしつこく促すは当然と言えるでしょう。
形骸化しているリスクマネージメントの研修に参加することがあったら、この記事を思い出して、少しでも自分でリスクとマネージメントについて考えてみてほしいね。
なるほど。リスクマネージメントって案外。奥が深いんだね。
民営においてリスクとは本来避けるべきものではなく。管理するものだからね。個人とのとらえ方が根本的に違うから。それを教える為の講習なんだよ。本来は。まぁ。今は形骸化した研修だけどね。
みんな寝てるもんね。それかスマホを弄ってる。(笑)
おしまい。
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