ボランティア活動について。

福祉
この記事は被災地のボランティア活動について書いた記事です。前回の記事でも書きましたが素人の勝手な行動は邪魔になる可能性が高いので行政の指示を仰いでから行動しましょう。

この記事を要約すると。

①無計画でボランティア活動に行っても邪魔になる。
②ボランティアを募集している時こそボランティアに行くべき。
③ボランティア活動も鳴りを潜めた時こそボランティアに行くべき時なのかもしれない。

被災地のボランティア活動は危険を伴うことも理解しておこうね。

被災してインフラが半壊しているということは治安が悪いということなのよね!

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ハッピー君。ボランティア活動に奮起するの巻。

うおお!被災された人達の為にボランティア活動をしたくなってきたぞ!困ってる人の為に頑張るぞ!

まず仕事を頑張りなよ。介護施設の現場でシフトに穴を開けられたら僕等が困るんだしさ。

僕等は運良く被災を免れただけなんだから、こんなところで胡坐をかいて介護するわけにはいかないでしょ?

前回も言ったけどね。素人の勝手な行動は迷惑だよ。

じゃ!現地に行ってプロの方々に指示を仰げばいいじゃないか!?ボクは、もう止められないぞ!うおおおお!待ってろよ!被災地のみんな!

行ってしまったね…まぁ。被災地までの道は封鎖されているから途中で諦めて帰ってくるでしょ?

ピエロさ。なんだかんだでボランティア活動とか嫌いでしょ?

する方にしても、される方にしても痛い目みてるからね。

良い思い出はないのさ。今日は『何故?被災地への軽率なボランティア活動が迷惑なのか?』を語るね。これは被災地に限定したものではなく、全てのボランティア活動に言えることだからね。

この記事でわかること

①被災地へのボランティア活動は迷惑なのか?
②ボランティアは必要ではないのか?
③自分にできること。

被災地に勝手に素人がボランティア活動に行くと迷惑である。

地震や台風などが起きると正義感に駆られ被災地にボランティア活動をしに行く人達は必ずいます。

誰かを救いたいと思う気持ちは尊いものなのですが、素人の勝手な行動は、はっきり言って迷惑です。

何故かというと被災地などで『今、何が必要か』を理解してないからです。

例えば。被災地が食料難だろうからと思い、おにぎりを大量に送り付けて保存場所に困り腐らせて感染症を起こしてしまったり。

大量にボランティアが押し寄せ寝床の確保に自衛隊の人達を困らせたり。

治安が悪くなっているのでボランティアに行った若い女性や子供が性被害に合い。助けにいったはずなのに助けられてしまうケースが後を絶たないのです。

一応インタネットで検索すればすぐに出てくるボランティア活動の迷惑行為を下記に引用しておきますのでボランティア活動に行く人は頭に入れておいてください。

ボランティアの悪い例。

 
  • 無計画のまま現地に赴く
  • ゴミ同然の物資を寄付する
  • 善意を押し付ける
  • 過剰な支援で現地の自立を妨げる
  • 水や衛生用品の物資支援
  • 途上国へのランドセルや文房具などの寄贈
  • 医療機関や復興工事への資金援助

一つでも自分の行為が上に該当すると思ったら下手に動かないことだよ。『一つでも』だよ。

どのような場合にボランティアに行けば良いのか?

素人のボランティア活動は正直、有難迷惑になることは理解できたと思います。

ではどのような場合にボランティア活動に行けば良いのか?

それは政府がボランティアの募集をしている時です。

政府がボランティアなどの支援を募集している時は本当に人手が足りず困っている時です。

しかし逆に言えば政府が問題を把握して『なにをすればいいか?』を把握できている時でもあります。治安も維持できている時期でもあるのでトラブルなどにあう可能性も低いのです。

素人が勝手に動くことがいかに危険かは介護施設のボランティアにも言えることでもある。

例えば糖尿病の人に素人ボランティアがお菓子を食べさせたりするとかの例が凡例よね。

仕方ないけど足を引っ張ってるよね。

自分たちにできること

ボランティアの活動例で大事なことは被災地が何を求めているかの正しい情報を知ることそして自分が何が出来るかを知ることです。

正直。地震などで被災した直後はボランティアや支援は過剰な程に提供されていて不要な状態です。この時に支援に行くのは足でまといになってしまう可能性が高いです。

しかしボランティア支援が全く要らないわけではないのです。

被災後の復興作業は数日でできるものではなく半年から数年かけて行うものです。それを忘れてはいけません。

人間というのは喉元を過ぎれば熱さを忘れる生き物です。

被災してから数か月はボランティア活動に熱を出しますが半年もすれば忘れてしまう生き物です。

半年もすればボランティアもほとんどいなくなってしまいます。

そういう時にこそ政府の要請が無い状態でも自分に出来ることはないのか?とボランティア活動に現地に赴くことは決して無駄にならないのだと思います。

ボランティアって難しいという話よね。

そうだね。特に日本人は動かない時はとことん動かなくて腰を上げると止まらない生き物だからね。

まとめ

①素人が無計画でボランティア活動に行っても邪魔になる。
②政府がボランティアを募集している時こそ腰をあげてボランティアに行くべき。
③被災から時間が経ち。ボランティア活動も鳴りを潜めた時こそボランティアに行くべき時なのかもしれない。

というわけで今日は【何故?被災地への軽率なボランティアは迷惑なのか?】について語ったよ。

大事なことは【無計画で軽率な行動は慎む】ということよね。

そういうこと。これはボランティア活動だけでなく。大きな行動を起こす時に必要な心構えだよ。

目的を定めて必要な情報を集める。そして行動する。最近は行動力ばかり着目されているけど、被災地などの支援の際は行動が邪魔になるケースがあるんだよね。

ちゃんと考えて情報を集めて行動すればボランティア活動は決して無駄な行為ではないから、適切な行動を心がけてみてね。

おしまい

フリートーク

さて。ハッピー君はどこに行った?

あ。あそこに居るわよ。バスの乗り場のベンチでソシャゲ周回をしているみたいね。

よし!素材が落ちた!やっぱり新年はドロップ率が良いぜ!

…君、被災地の人の為にボランティア活動をしに行くとか言ってなかったけ?

ふふん。別にお金を貰ってるわけではないからボランティアには遅刻とか責任とか。そういう制約はないんだよ?

うわぁ。ボランティアの本質を突きやがった。

ボランティア活動の最大の弱点よね。責任がないって。ドタキャンも多いんでしょ?

それにさ。ヒーローは遅れた頃にやってくると言うじゃん?だからボクは遅れた頃に参上するのだ。

ふざけるんじゃありません!君のようなピエロが被災地に行っても迷惑になるだけです。施設に帰りますよ。てか君。今日夜勤でしょ?

は!しまった!今日は夜勤だった。サボる為に被災地に行かなくては!!邪魔だよピエロ!ボクは夜勤したくない!

それが本音かい。じゃ今から施設に強制連行してやる。

うわぁん!仕事したくない!仕事したくない!!

これが迷惑ボランティアの悪い例です。被災時にはこういう人罪も選別できずに招きいれることになるのが辛い点なのです。

下心有りでボランティア活動に来た人が戦力なるわけないよね。

うわぁん!被災地に行く振りしてビジネスホテルで休んで一日中ゲームしていようと思ってたのに…。

ブログの品位が下がるから今日は話すのをもう止めなさい。

うわぁん!ボランティアさせろ!!

これがいわゆるモンスターボランティアという奴ね。

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