なぜ?老人はすぐ切れるのか?

福祉
この記事は何故、老人は些細なことで感情を高ぶらせてしまうのか?いわゆる切れる。ということについて書いた記事です。

この記事を要約すると。

①切れる(怒る)高齢者が増えたのは時代の変化についていけなくなったから。
②老人が切れるのは時代の変化に自身を否定されたように感じるから。
③大義名分もない状況で他人に『聞く』という行為が老人にとっては高難度であり『恥』をかかされたように感じるから。

私たちも、こんな風に歳を重ねないようにしないといけないわね。

ハッピー君。有害老人を目撃するの巻。

な、なんだあれは?!

どうしたんだい?ハッピー君?今日はモンスターでもみたような表情だね?

ぴ、ピエロ。ボクはとんでもないものを見てしまったよ…!

最近、無人レジが多いじゃんか?そのレジを見た高齢者が職務怠慢だ!と急に怒鳴り始めたんだよ…!その上、若者に対して日本の未来を憂う説教をし始めたんだ。あ、ありなくない…!

ああ。それ系の暴走老人ね。僕も昔レジを打ちのアルバイトをしている時にカードの提示を求めたら。切れられたことがあったね。

え?なんでなの?なにが原因でそんなに切れるの?その人達は沸点が低すぎじゃない?

うん。そうだね。でも彼らには彼らなりの理由があるんだよ。

今日は【何故?老人の沸点はこんなに低いのか?】について書いていくよ。

この内容は最近、X(旧ツイター)でも話題になった内容でもあるよ。

この記事で分かること

切れる老人は何故生まれるのか?
切れる理由とは?

沸点の低い高齢者の特徴とは?

最近。巷では暴走する高齢者のニュースが後を絶ちません。

車のブレーキをアクセルと間違えたとか。

身体の不自由を理由に公共車両を無料乗りするとか。

コロナ禍後のテクノジーに忌避して他人にまで自分の価値観を押し付けるとか。

はっきり言って有害老人だという誹りを受けても仕方がないような事例も多いです。

ところで彼らを見ていて気付くことはないでしょうか?

全てとは言いませんが彼らには共通点があるのです。

彼らは往々にして何故か怒っている。

『何かに対して怒っている』ということです。

そ、そうなんだよ…自分で事件起こして何故か切れてるんだよ…?あれおかしくない?

高齢者が『怒る』は何故か?

人には感情というものがあり、日常生活を生きていると、その状況に応じて喜怒哀楽のどれかに位置する感情の対応をするわけです。

問題に相対すると高齢者達は何故か怒っています。

事故や事件を起こすと申し訳のなさから『哀』の感情を出すことも多いはずなのですが、何故か老人達は『怒り』の感情を露わにしているのです。

何故?老人達は怒っているのでしょうか?

そもそも、怒りとは何のか?

問題を考える為に、試しにウキペディアで検索してみましょう。

怒りとはなにか?

怒り(いかり、英: anger)とは、人間の原初的な感情のひとつで、様々な要因・理由で起きるもの

例えば目的を達成できない時、自分の思い通りにならない時、身体を傷つけられた時、侮辱された時などに起きるものである。 憤り(いきどおり)とも言う。

この言葉を信じ推測すると高齢者達の多くは

『目標が達成できず、侮辱されたと思うから怒る』のではないでしょうか?

つまり老人達は日常生活で目標を達成できてないから怒ってる。ということになるね。そして侮辱されたと思ってるわけだ。

なんでそういうことになるのさ?日常生活の目標って買い物とかだよね?達成できてるでしょ?

違うんだよ。スマホの扱いや無人レジの扱い。電子決済や確定申告の電子化等。時代が急に変化した為。老人達は流れについていけなくなっちゃったんだ。

その上、今までのアナログのやり方はマナー違反。法律違反。『レジで紙幣を出しただけで疫病伝染に加担してる』と言われ始めた為に自分を否定される気分になってしまったのさ。

まぁ…気持ちはわかるんだけどさ…分からないならさ。誰かに聞けば良くない?それ?

その『聞く』ということが難題なんだよ。

聞くのは役に立つが『恥』になる

分からないことがあれば聞けばいい。

こんな当たり前のことですが、老人にとってこの作業は非常に厄介なものになっています。

何故なら聞くということは『恥ずかしいこと』だからです。

自分のことを鑑みてもらえば分かるのですが、他人に物事を訪ねるのは少し恥ずかしい行為のように感じませんか?

僕等の場合は仕事を大義名分に『聞く』ことがそこまで恥ずかしいことではありませんが、老人にとっては分からないことを聞くということは後ろ盾もなく自分の無知を暴露してしまう。恥になる行為になってしまうのです。しかも電子決済や無人レジやスマホの扱いは若者は簡単に適応している中、一人だけ置いてけぼり食らう感覚は屈辱感を味わうものだと思うのです。

おまけに高齢者が物を訪ねるのは大方、若者でしょうから恥をさらに上塗りすることになるのです。

分ったかい?聞くという行為がいかに老人にとって難度が高いか?

そ、そりゃそうだけどさ…でも怒り散らかすのはあんまりじゃない?

うん。思う。でも、これに対しては『僕らはあんな老人にならないようにしようね』というくらいしか対応ができないんだよね。

対策はない。ってこと?

高齢化社会化が鎮まり少子化世代が大頭すれば自然とこの手の暴走老人問題はなくなるんじゃないかな?

そんな政治家のニート減少政策じゃあるまいし!

まとめ

①切れる(怒る)老人が増えたのは時代の変化に自分がついていけなくなったから。
②老人が切れるのは時代の変化に自身を否定されたように感じるから。
③他人に『聞く』という行為が老人にとっては高難度であり『恥』をかかされたように感じるから。

というわけで今日は【最近の老人は何故、切れるのか?】について語ったよ。

問題解決の道筋がまったく見えなかったでござる。

まぁこの問題は今後、爆発的に増加する高齢者でどんどん増えていくと思うよ。でも安心して。僕等がお爺ちゃんピエロになる頃には減少傾向になるから。

高齢者が亡くなって人口が減少するから問題も減るだとか言うんだろ!?ふざけんな!

でもさ。ハッピー君。時間が解決してくれるという事実は心強いもんだよ。待ってれば良いんだしさ。

そんなことを言ってるから日本は海外に置いてかれちゃうんだよ?

ああ。出た出た。口を開けばIT革命と大声で吹聴する若者。嫌ですの~!

新しいモノを取り入れることにばかり先走り今を大事にしない若者が増えているのは日本の未来は心配じゃわい…!

きー!この老害ピエロめ!

とまぁ。若者。老人。お互いに言いたいことはあるよね?という話でした。

おしまい

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