ファイアパンチのあらすじ。
これがとんでもない展開になっちゃうんだよね!(笑)
王道とは一線を画す物語よね。さすがチェーンソーマンの作者だけあるわ!
全8巻で完結してるから読みやすい作品ではあるよね。
ファイアパンチのここがスゴイ!
ファイアパンチの見所はとにもかくにも予想を大きく裏切るストーリー展開にあるでしょう。
読者が望む王道展開などは絶対に許さず、とにかく斜め上のストーリー展開が待っています。
復讐を成し遂げようと主人公は頑張るのですが何故か途中で映画作品のヒーローになったり宗教の神様になったりします。
展開の軸が外れるのにはもちろん理由があるのですが。
一番大きな理由は主人公のピュアな性格。悪く行ってしまえば軸の無さにあるのだと思います。
村人→復讐者→映画の主役→虐殺者→宗教の神様→大家族の長兄→先生→宇宙漂浪者。
結局こいつなにがしたいんだ?ってなっちゃうよね?
作中で語られる「好きな自分になってしまう」というのもテーマの一つなのかもね。
超展開すぎる。
ファイアパンチは展開が早い作品です。というか超展開すぎて理解が追い付かない漫画なのです。
最近の漫画は特に展開が早いのですがファイアパンチは特に展開が異常です。
最強と言われたキャラクターを一瞬で惨殺したり、さっきまで活躍してたキャラクターを一瞬で消したりします。
良い意味でも悪い意味でもキャラクターの消費が激しい漫画です。
作者様はジャンプで起きるご都合主義フラグをへし折る為だけにこの漫画を描いたのではないか?
そう思える程ジャンプ的な王道展開をストーリ上から消していきます。
鬼滅の刃あたりからかな?漫画の展開に省略する作風が流行だしたのは?
呪術廻戦や鬼滅の刃は展開が超・早い漫画だよね。
読者的には「そこは描かなければ駄目でしょ?」という展開は少なからずある気がするけどね。
藤本タツキ節が全開!!
デビュー作というのは良くも悪くも作者の全てが詰まっていると言われています。
ですからデビュー作であるファイアパンチには作者、藤本タツキ様の独特の価値観が反映されています。
アンチジャンプ的な作品ですので常に漫画の常識をちゃぶ台返ししてくれる作品です。
グロ・バイオレンス・超展開。藤本節がオンパレードです。
初見は正直度肝を抜かれる漫画だと思います。
この作者の独特なセンスは誰にも真似できないと思うので藤本タツキ信者には最高の漫画だと思うよ!
シリアスなのか?ギャグなのか?コメディなのか?群像劇なのか?たった八巻なのに頭が混乱しちゃうよね?
まとめ
というわけで今日は【ファイアパンチ】を紹介したよ。全8巻で短く衝撃的な漫画ではあるので試しに読んでみると良いかもね。
この作者は短編漫画の方が性にあってる気がするね。
チェーンソーマンも第一部ですっきり終わってるもんね。第2部はどうなることやら。
特に映画に影響受けた漫画家は長編を描くのは辛いでしょうね。映画を意識してるだろうから話の軸を長編に持っていきにくいでしょうからね。
長編は小説に強く影響されてる漫画家の方が得意そうという推測ね。まぁ一理あるかもね。
この漫画は超展開が目白押しなだけあってアンチも多いんだそうだよ?
最終章。意味分からないという人も多そうね。
僕的には狂った映画好きが世の中をひっくり返す話と思ってたよ。(途中までは)
なんにしろ漫画は面白ければそれで良いのだ!文句をいう奴は読まなければいいのだ!小難しい話はファイアパンチでぶっ飛ばすのだ!
それ?燃え尽きるまで火が消えないやつでしょう!危ないから止めようね!
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