この記事を要約すると――
①平の介護職員でも営業活動をしていかなくてはならない。
②平社員の介護職員ができる営業は基本的に真摯な接客。
③当たり前が出来てる職員はあまりに皆無。
介護に限らずどのような職業にも言えることだけどね。
介護職が営業をしなくちゃならないのでハッピー君切れる。の巻
なんで?介護職なのに営業なんてしなくちゃいけないんだよ?舐めてんのか?求人詐欺で訴えるぞ!
あはは。数年前の求人になにを言ってるのやら。ハッピー君はずいぶんと、のんびり屋さんだね。
介護の需要が伸びたんで最近は訪問介護の事業所数が増えたんでどこもかしこも競争に必死なんだよ。
介護なんて老人があふれてるんだから施設を構えて待ってればお客さんが来るでしょ?
コロナ禍前ならね。でも最近は競争が激化して良い職員。良い利用者の奪い合いになってるんだよ。
だから人材不足はさらに激化。営業も職員は努力して結果を出していかなければならないんだよ。
え…営業。ボク。口下手で引きこもりだからな…自信ないな…
ある意味、君ほど営業や宣伝に向いてるキャラクターはいないけどね!
では今日は介護職の営業について書いていこう。以前書いた『介護職の営業』についても合わせて読んでみてね。
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基本的な介護施設における営業活動について書いた記事だよ。あくまで基本中の基本。もっとも大事なのは営業より接客という事実に目を向けてほしいね。
競争相手の介護事業所が増えている事実。
日本では高齢化社会が進行する中で、介護事業所の数は増加傾向にあります。
特に、高齢者人口の増加に伴い、介護サービスの需要が高まっているためです。
以下が介護事業所が増える理由です。
- 高齢化社会: 日本の高齢者人口は増加しており、それに伴って介護サービスの需要も増加しています。これにより、新しい介護事業所の開設が促進されています。
- 政策支援: 政府は高齢者福祉に力を入れており、介護事業の拡充を支援するための政策や補助金が提供されています。これにより、介護事業所の設立が容易になっています。
- 多様なサービスの需要: 介護サービスのニーズは多岐にわたっており、訪問介護、デイサービス、グループホームなど、様々な形態の介護事業所が増えています。
- 地域密着型サービスの増加: 地域ごとに異なる高齢者のニーズに応えるため、地域密着型の介護事業所が増加しています。
2024年の日本における介護事業所の増加率について、最新のデータによると、介護事業所の数は引き続き増加傾向にあります。
これは高齢化社会の進展に伴い、介護サービスの需要が増加しているためです。
具体的には、厚生労働省の報告によると、2023年度の介護保険事業状況では介護サービスの提供者数が前年度比で約3.3%増加しており、この傾向は2024年も続くと予想されています (Statistics Japan) (M&A・事業承継ならM&A総合研究所)。
また、介護サービスの市場規模も年々拡大しており、2025年には15.2兆円に達する見込みです (M&A・事業承継ならM&A総合研究所)。
これは、施設やサービスの利用者数の増加に対応するため、新たな介護施設や在宅ケアサービスが増えていることを示しています。
令和5年に訪問介護事業所が3万5000件か所に増加したのは記憶に新しいね。
雨降ったあとのタケノコみたいに増えてるよね。介護の商売ってさ。
商売敵が増えれば競争も激しくなる。
商売が激化すれば競争も激しくなります。
特にお客さんや介護人材は奪い合いになります。
平の介護職員も営業に強制参加させられる図式がこれで出来上がるのです。
ちなみに介護事業所の30%以上が赤字と言われるからその競争の厳しさが伺えるね。
需要がある場所は潤ってるわけではないということね。競争があればどうしても勝者と敗者が生まれるものね。
売れてるから儲かってるわけではないのか?
介護職員はどのような営業をするべきか?
では、介護職員はどのような営業をするべきでしょうか?
電話営業?
Fax営業?
ケアマネジャーがいる事業所に飛び込み営業?
全て大事ですが。そのような業務はリーダーや管理者級の職員が担います。
介護職がしなくてはならないのは主に接客です。
接客とは自分がしている介護サービスを営業に繋げる。ということを意識して介護を行うということです。
あ!なんだ?そんな簡単なことか!なら簡単じゃん普段どおりに介護を真面目にしてれば接客になるんだから楽勝じゃん?
君。『営業に繋がるように』という意味分かってないでしょ?
介護職員が接客で気をつけるべきこと
介護職員は介護を営業に繋がるようにする為にはどうすればいいか?
簡単に言えば。
①自分や施設の身だしなみを整える。(清潔感を出したり、毎日風呂に入るなどです。施設だと家族が入室する部屋は綺麗にしておくことは大事です。)
②来客するお客様に笑顔で挨拶する。(家族に愚痴や喧嘩を売らない)
③新規で入所したり特変があったりするお客様を詳細に確認してケア記録に残し伝達する。(管理者が事業所に詳細な利用者さんのデーターをお伝えすることができるようにするのは大切なことです)
大体、この3つです。
こんなの当たり前と思うかもしれませんが。これが出来てるスタッフを管理人をあまりにも見たことがありません。
下手をするとケアマネジャーや家族に喧嘩を売るスタッフもいるほどです。
身だしなみも毎日、同じ服着てくる人も大勢いるし。来客するお客さん(家族)に舌打ちするスタッフもいるよ。このような職員は施設における負の広告だよね。
えー!でもモンスターのような利用者の身内を見かけたら責めたくなるじゃん?
気持ちはわかるけどさ。言葉と場所をわきまえなよ?一応、自分たちはプロの職員なんだぜ?
家族に情報を伝えて対応してもらうにしたって『どのような問題を、どのように対応して、どう解決してほしいか?』くらいは考えて話さないと、相手も対応に困るよ?てかそんな施設に家族預けたくはならないよね?
まとめ
多分、介護職員のレベルの低さの理由が『当たり前のことを当たり前にできない』ことなんだよね。
でもさ。『当たり前のことを当たり前にできたらそれはプロ』っていう金言を聞いたことがあるよ?
介護の平社員でもお客様からみたらプロでしょ?
安月給で「プロ意識持て」という方が問題じゃない?
うん。それは一理ある。でも高月給にされると君みたいな怠惰な職員は真っ先に淘汰されるよ。そうなると介護職員が大量にリストラされて雇用の受け皿が崩壊するんだよね
うわぁ…介護報酬って上げても駄目だし下げても駄目なんだね…ジェンガみたいだね。
壊れることを想定している素晴らしいジョークだ!
笑いことじゃないよ?崩壊したらボクら無職じゃん?
経済的な観点からしてどの分野にも寿命があるからね。いずれは終わるのが定めなのさ。
だー!沈みたくない!終わりたくない!
それなら、もう少し仕事を真面目にしなよ。という訳で今日は【平の介護職が行うべき営業活動について】書いたよ。
おしまい
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