無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜のレビュー

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この記事はアニメ『無職転生』の紹介・レビュー記事です。ネタバレは極力避けますが初見で作品を鑑賞したい方はブラウザーバックを推奨します。
この記事は無職転生の画像を一部引用しています。

ハッピー君。異世界逝ったら本気出す!の巻

ハッピー君?君はいつになったら本気を出すんだい?仕事でもサボり。プライベートも怠惰。君、生きてて恥ずかしくないのかい?

ピエロってさ…たまにストレートで非情なことを言う時があるよね?

それで、どれだけの人が傷ついたか考えたことはあるのかい?

君に対しては、どちらかというと、かなり気長に待ったと思うんだけどね。僕は。

ははは!ボクは『異世界に行ったら本気出す』から大丈夫だよ!

それは現世では、まともに生きる気はないということかな?知ってるかい?そういうのを社会では『人生を舐めてる』っていうことを?(怒)

うわぁぁぁぁぁぁぁ!ピエロ。ちょっと待ってよ!ボクは今流行の無職転生のブームに乗っただけじゃないか?

『無職転生』は傑作だけど君は作品を使って言い訳してるだけでしょ?

そ、そんなことないよ?と、とにかくさ。今日は傑作『無職転生』について紹介してよ?原作も読破したんでしょ?ピエロは?

うーん。しょうがないな。では今日は『無職転生』について紹介記事を書こうかな。

無職転生のあらすじ

ニート。童貞引きこもりのオタク男は寄生していた両親が他界したことで住んでいた自室を追い出されてしまった。行く当てもなく町を徘徊していたらトラックに跳ねられて〇亡してしまう。しかし次の瞬間、目を覚ますとファンタジーの異世界の赤ん坊に転生していた。男は怠惰に過ごした前世を悔やみ。『この世界では本気で生きて行こう』と決心するのであった。

ピエロのエキサイト翻訳

人生って最初からリセットしないと頑張る気が起きない気がしない?

気持ちは分かるけど、そういうのを世間では『甘え』というらしいよ!

今日は特に辛口だな…ピエロは。

無職転生はここが面白い

無職転生は主人公ルディことルーディウスの人生を描いた大河ドラマです。

ネタバレというわけではありませんが。

無職転生は彼が生まれてから寿命で亡くなるまでを描いた作品なのです。

この壮大な大河ドラマが本作の魅力であり、赤ん坊だった主人公が大人になる過程。人生に強く共感できるのが視聴者(読者)の醍醐味なのです。

ゆりかごから墓場までじゃないけど。子供が大人になっていく過程はどんな人間でも共感できるポイントだと思うよ。

すごく長いよね。『無職転生』は。アニメも第二期絶好調だったしね。(※令和6年7月13日情報)

前世の記憶(経験)を糧に人生を真摯に生きるということ

無職転生の主人公。ルーディウスには前世の男の記憶が中の人として入っています。

前世の男は悔いのある人生で過ごした為、今回の人生こそ本気で生きる為に努力を惜しまず生きようとします。

考え方や行動方針は前世の過去の記憶。トラウマなどが軸になっており、この前世の男の失敗経験が視聴者や読者の共感を呼ぶのです。

基本的に過去の男はダメ人間だからね。だからこそ多くの視聴者が共感できるんだと思うよ。

ルーディウスは才色兼備だから前世男の駄目人間ぷりのギャップが良いんだよね

人間の弱さや、脆さの描写をとても繊細に描いている。

無職転生で個人的に一番の魅力はキャラクターの弱さや心の弱さを非常に丁寧に描いてる点だと思います。

どんなキャラクターにも欠点や弱さが必ず存在しており。

少しのきっかけで駄目になってしまう姿は『人間』そのものであり。観ている側の心までもが痛くなります。

言葉が足りなかったり。

我慢が足りなかったり。

状況の変化に弱かったり。

虚勢を張らなくては生きていけなかったり――

酒に逃げたり。八つ当たりをしたり。僕も胸を突かれるシーンは多々あったよ…

無職転生はキツイシーンも多いんだよね…

まとめ

①無職転生はしっかりとキャラクターの心の弱さを描いた物語。
②弱さを描きつつ『真剣に生きる』ということを描写している点が素晴らしい。
③異世界転生系の初期の作品ではあるが主人公のルーディウスの一生を丁寧に描いてる傑作大河ドラマ。

とにかくなろう系の異世界転生モノの中で外れをみたくなければコレを読んでおけ!と太鼓判が押せる傑作だよ。

面白いよね。無職転生は。ボクもこれで真剣に生きることの大切さを学んだよ。

君はもう少し真面目に生きた方が良いけどね。

この作品は総じて真剣に生きることについて描いた作品でもある。主人公が真剣に生きるからこそ他のヒロイン達も生き方を見つめなおして真剣に生きていく。

て。それじゃ僕が真剣に生きてないみたいじゃないか?!僕は真面目だぞ?ソシャゲガチャの為にちゃんと積み立て貯金をしているんだぞ?

そういう生き方を刹那的に生きると言うんだよ?

というわけで今日は『無職転生』について語ってみたよ。傑作なんで皆も観てみてね。

無職転生は主人公が一生懸命に本気を出して生きる物語です。異世界に行って世界を救うとかではなく『本気で生きる』ことにフォーカスした作品なので、その点がまた異色であり魅力になっているのだと思います。

おしまい

フリートーク

無職転生は原作は既に完結していて何年も経過してからアニメ化されたんだ。

第一期のアニメ化が発表された時は『なんで今更、無職転生?』という感じだったわよね?

原作はかなり長いからね。この作品をアニメ化する際はかなり覚悟が必要だったんじゃないか?と思われる。

かなり下品な表現をする描写もあるから、そこもアニメ化する際に足を引っ張った可能性があるわね。

浮気は当然のようにするし、近親想〇の描写もあったりするからね。

まぁ、その節操の無さが魅力ではあるんだけどね。

大河ドラマって面白いけど。完結まで時間がかかるのがネックよね。

一冊で完結したら大河ドラマじゃないけどね。

でも大抵の大河ドラマは長編ではあるよね。ヒストリエしかりバガボンドしかり。

『これ終わるの?』っていう作品は多数存在するわよね?

明らかに作者の寿命が先に尽きる可能性がある作品も多いよね。

無職転生はきちんと完結させているのでそれだけでも推せる作品であると言える。

長編をちゃんと完結させるのは偉業よね。

『面白い作品は描いてしまったら最後まで作者描き切る義務がある。描き逃げは許さない…!』と誰かが昔、言ってました。

そのネタが分かる人いる?

へんしゅうおう。

無職転生は小説・漫画・アニメ。全て傑作なのでお好きなジャンルで観ることをお勧めします。個人的には大好評だったアニメをお勧めします。原作はアニメなどの補完で読むと理解や楽しさが倍増します。

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