この記事は超像可動・トキのレビューです。

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この記事は北斗の拳の画像を一部引用しています。

超像可動『北斗の拳』「トキ」

created by Rinker

トキとはどんな人物？
1. ● 温厚で慈愛に満ちた拳士
2. ● 放射能被曝による短命
超像可動でのトキの評価
造形
オプションパーツ
ポージング
表情差分・原作との比較
アミバの表情パーツ
Q・アミバって誰？
アミバの特徴
良い所
悪い点
総評
個人的な感想（初期不良について）
北斗の拳フィギュアその他のレビュー
北斗の拳のレビュー（漫画）

トキとはどんな人物？

トキは北斗神拳の伝承者候補の一人で、ケンシロウ・ラオウ・ジャギの兄弟弟子。
性格・実力・存在感すべてが「北斗の慈母星（じぼせい）」と呼ばれるほど、慈愛に満ちた武の聖者です。

■ 人物像

● 温厚で慈愛に満ちた拳士

トキはケンシロウのような正義の強さ、ラオウのような圧倒的覇気とは違い、
優しさ・救済・癒やし を体現した北斗神拳の使い手。

患者を治療し、弱者を救い、暴力ではなく「生かすための拳」を選ぶ姿勢が特徴です。

● 放射能被曝による短命

核戦争直後、シェルターへ逃げ込もうとした際、
ケンシロウやユリアを救うため、自ら外へ出て被曝。

その結果、トキは不治の病に侵され、
「余命わずか」の身となります。

これが彼の技がどこか
“最期を悟った者の透明な覚悟”
を帯びる理由でもあります。

非常に人気が高いキャラクターでね。北斗の拳シリーズでもなんども立体化した実績があるんだよ。

モチーフがもろイエ◎なのが狙ってるよね。

漫画というのは多くの伝承や伝説からオマージュして出来ていく作品だということだね。

超像可動でのトキの評価

項目	評価・内容
造形	顔・筋肉・髪の造形が非常に精密。静かな表情の再現度が高い。
塗装	白髪・衣装の陰影が丁寧で完成度が高い。個体差は少なめ。
可動性	胸・腕・腰が広く動き、北斗有情拳や柔の構えが再現しやすい。
付属パーツ	表情違い頭部、手首多数、交換用腰布、アミバ頭部など豊富。
遊びやすさ	布パーツが可動し干渉が少ない。アクション・静の両方に強い。
自立性	自立はやや不安定。台座推奨。
サイズ	約175mm（シリーズ標準）。存在感は強め。
価格	税込10,120円前後。品質に対して妥当なコスパ。
魅力ポイント	トキらしい“慈悲・静謐・美しさ”を最も立体化できた超像。
注意点	髪・腰布パーツの可動があるため、ポーズ固定時に調整必要。

不具合のない個体を引くことができればかなり良質なフィギュアだよね

あ！なにか含みのある言い方。ピエロは不良品を掴まされたのかい？

その話はレビューの後にするとしてとりあえず現物を見ていこうか？

造形

筋肉、包帯、鞄などの小物を含めて非常に良く出来た一品だよ。

特に小物の作りこみは素晴らしくてね。良い仕事をしてると思ったよ

小物も頑張ってるのは嬉しいね

オプションパーツ

パーツ名	内容・用途
交換用頭部（通常顔）	穏やかな表情。トキの“慈悲”を象徴する基本顔。
交換用頭部（叫び顔）	技発動・戦闘シーン用の迫力ある表情。
アミバ頭部	トキの偽物であるアミバの頭部。劇中再現用として遊びの幅が広がる。
交換用手首パーツ（多数）	開き手、構え手、技ポーズ用など。ポージングの幅を増やす必須アイテム。
交換用腰布パーツ（可動式）	坐禅・立ち姿・柔の構えなど静のポーズ再現に対応。
可動髪パーツ	髪がなびく表現が可能。アクションポーズに適する。
専用台座（スタンド）	安定して飾るための支柱付き台座。自立が難しいため実用度が高い。

特にトキのハンドパーツは種類が多くてね座禅を組むパーツや有情拳を放つ際のハンドパーツも備えられていてファンに美味しいアイテムになっていたよ。

劇中ではラオウの方がシーンが多いのに兄弟でなんでこんなに差別化されているんだろうね？

剛拳と柔拳の差別化としてこのパーツを採用したのなら北斗の拳シリーズは作りこまれているよね。

ポージング

ネットの批評だとアクロバティックな表現も出来ると書かれているけど、実際は静のイメージの方が表現しやすいんだ。

トキのイメージは（一部を除いて）静だから両腕を組んだりするのが似合うんだけど、可動フィギュアの限界で角度を上手く使わないと撮影しにくい時が多々あったよ。

どうしても人形だから漫画の動きには限界があるということだね。

そう。そういう時撮影する人間がいかに工夫するかが大事になってくるんだ。

表情差分・原作との比較

これは似てると呼んでも差し支えないでしょう。トキは影がなくてもトキと理解しやすいキャラクターなので北斗の拳特有の影が目立たなくて良かったね。

あまり表情を変えるキャラクターではなく『静』のイメージが強いから通常パーツに破綻がないのは有難いね。

アミバの表情パーツ

アミバファン必携のアイテム！！

滅茶苦茶似てるよね。アミバ様もここまで似せなくて良いのにね！

むしろアミバを作りたかったかったけど需要がないのでトキのフィギュアで発売。オプションパーツとして取り付けた感があるね。

Q・アミバって誰？

アミバは『北斗の拳』に登場する 天才を自称する偽医師・偽救世主 です。見た目はトキにそっくりで、そのために「天才トキ」と名乗って人々を騙していました。

アミバの特徴

自称“天才”
何でも自分で編み出したと思い込むタイプ。実際は他人の技をパクってアレンジし、失敗の原因を患者に押し付ける最低な性格です。
トキの偽物
トキの名声を利用して人々を診察・治療（という名の人体実験）していました。
北斗神拳を独学で習得した稀有な存在
実力は本物のトキには遠く及びませんが、北斗神拳を模倣してある程度扱えるだけでもかなりの才能の持ち主。
ケンシロウに倒された時の決め台詞
「なぜだ！なぜおれの技が通用せん！！」
→ ケンシロウ：「お前は自分を天才と思い込んでいるだけの“凡才”だ」

ジャギに並んで実に素晴らしいやられ役なんだよ！

スピンオフ作品も出てたりして実に愛されてるキャラクターだよね。

ゲームとかだと必ずジャギと共に序盤で出てきたりする名脇役だよね！

超像可動『北斗の拳』「トキ」

created by Rinker

良い所

項目	良いポイント
造形	顔・髪・衣装の造形が非常に精密で、トキの気品と静けさを完璧に再現。
表情の完成度	穏やかな通常顔が特に秀逸。シリーズでもトップクラスの出来。
可動性	柔らかい動きを表現しやすく、有情拳・治療シーン・静の構えを自然に再現できる。
オプションパーツ	頭部（通常・叫び）、アミバ頭部、手首多数、可動髪・腰布など、とても豊富。遊びの幅が広い。
塗装クオリティ	白髪や陰影の塗りが丁寧で個体差も少なく安定している。
シーン再現性	佇む・治療・技・アミバとの再現など、ストーリー性が非常に高い飾り方が可能。
キャラ再現度	優しさ・儚さ・強さを同時に感じられる造形バランスが素晴らしい。
飾り映え	色合いが明るく、他キャラと並べたときの存在感が非常に良い。
総合評価	「静の美しさ」と「北斗神拳のしなやかさ」を最も美しく表現した名作フィギュア。

悪い点

項目	悪い点・惜しいポイント
自立性	足の接地が弱く自立しにくい。スタンド必須。
可動の干渉	飾り布（腰布）・髪パーツが可動するものの、ポーズによっては干渉して保持が不安定。
繊細さ	髪や布パーツが細かく、あまり雑に触ると破損リスクがある。
重量バランス	上半身の造形がしっかりしているため、重心がやや後ろ寄りで転びやすい。
塗装ムラの可能性	個体差は小さい方だが、白髪や衣装のグラデーション部にわずかな差が出る時がある。
可動域の制限	背中周りのデザイン上、大きな反りポーズが苦手。
交換パーツ管理	頭部（特にアミバ）や手首が多く、紛失・管理がやや大変。
価格	クオリティは高いが 1万円超えで人によっては割高に感じる。

総評

評価項目	総評
造形クオリティ	顔・髪・衣装の造形が極めて高精度。静かな気品と優しさが完璧に再現されておりシリーズでも上位の出来。
可動性	北斗有情拳や柔の構えなど、しなやかな動きを再現しやすい。静・動どちらも得意。
オプションの充実度	表情違い頭部、アミバ頭部、手首多数、可動腰布など非常に豊富で遊びの幅が広い。
塗装品質	白髪や衣装の陰影が丁寧で破綻が少ない。個体差も比較的小さい。
シーン再現力	佇む・治療・技・アミバとの偽者再現など、ストーリー性のある飾り方に圧倒的に強い。
飾り映え	色味が明るく美しく、他キャラ（ラオウ・ケンシロウ）と並べた時に存在感が映える。
弱点	自立しにくい・パーツが繊細・重心が後ろ気味など、取り扱いには注意が必要。
コストパフォーマンス	1万円超と高めだが、内容と品質を考えると満足度は高い。
総合評価	“静の美しさ”と“北斗神拳のしなやかさ”を最も美しく立体化した名作。北斗シリーズでもトップクラスの完成度。