介護業界の「縁」の深さについて

福祉
介護業界は袖すり合うも多少の縁。施設退去や入院。退職などで離職したスタッフ等。二度と会わないと思っていた人と再会することがあります。

ハッピー君。介護業界の狭さと縁の強さを知るの巻

たまに、2度と会うことがない。と思ってた人と会うんだ。

あ、うん?まだ、卒業シーズンには早いと思うけど。どうしたんだい?

たまに、施設利用者が縁で2度と会うことのないと思った人と再会することってあるじゃん?それってロマンチックじゃない?

まぁね。相談員なんかしてると、特に再開率は高いだろうね。今日は、何故、介護してると、普段は2度と会わない人と再会する確率が高いのか?を考えてみよう。

  POINT

介護業界の縁の深さ。再会率の多さについて考察します。

再会は再開足り得るのか?

person standing near cliff

介護業界で働いてると、「この人とは2度と会わないだろうな」と思った人間や利用者と再会します。

それは、何故か?

考えられる理由は

介護業界が狭く閉じてる為、離れても結局は延長線上の世界にいるということです。

掘り下げて考えていくと。

介護職員をしていて「2度と会わない」と感じる人間とは、どんな人間でしょうか?

大雑把に分けて二つ考えられる。 ①、病気で入院した利用者or施設を退去した利用者。(その家族) と②、退職した職員

終わったと思った関係は生きている。

silhouette of person standing on railing

①、病気で入院した利用者or施設を退去した利用者。(その家族)

病気を患って施設を退去した人間というのは、介助や看護してる人間からすれば、「この人はもう駄目かもな」とネガティブな思考に囚われることもあります。

しかし、現代医学というのは素晴らしく、高確率で人を生存させてしまうのです。

生き残った利用者が住む場所はどこでしょうか?

そう。病院です。

病院は介護業界とは密接な関係をしていて、このブログを観ている介護従事者で「病院に行ったことがない」という人はいないでしょう。

施設を利用して病気になり。

病院に搬送。体館手続き。

別の用事で病院受診。

亡くなったと思った人が、生きていた。

これが、まず第一の理由の一つに挙げられると思います。

病気の回復度によっては、利用者が施設に帰ってくることも多々あるよ。

腫物のように触られていた利用者が入院して喜んでいたのに、帰って来てガッカリは不謹慎だけど、介護あるある。だよね。

施設を退去した利用者

施設を金銭面で退館する利用者。

状態の変化によって退居せざるを得ない利用者は、基本的にまた別の施設に行きます。

地域包括支援センター斡旋のグループホームやショートステイの施設などです。

これらの施設というのは、結局のところ介護業界で繋がっており。施設単位で考えると、顧客同志の繋がりで結びついています。

県外にでも、出ない限り、取引き相手としての関係は強く生き残るのさ。

だから、担当者会議とかで顔を出すと、退去した利用者に顔を合わせることが多いのさ。

「離職した職員の行先は、大体、また、介護」

Berlin, East Side Gallery, Art, Germany, Capital

②、退職した職員。

退職した職員。別の施設や病院にいるよね。エンカウントすると、たまに気まずくなるよね。

これに関してはね。もろ手を挙げて退職した職員が、再就職する時、仕方なく再び介護業界に戻って来ると起こる現象だね。

このブログでも、何度も繰り返し述べてますが。

介護業界とは、退職者が多く、すぐ離職してしまう業界です。

この施設で働いてられるか!」と

感情に身を任せて、辞表を出す職員。

意気揚々と施設から逃げ出すも、生きて行くためにはお金が必要。

そして、泣く泣く、また、介護業界に戻って来るというものです。

そして、県外にでも行かなければ介護業界は狭い業界で繋がっている為。

勉強会や研修。利用者の入居や退去で顔を合わせてしまうのです。

他の業界に行けば良い。と思ってる人も多いけど。そんな人は、「何故、介護業界に就職しなければならなかったか?」胸に手を当てて考えよう。

どこかで、踏ん張るしかないんだよね。人生って。

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ピエロのまとめ

 まとめ

介護業界は狭い世界。一度、退去した利用者。病院送りになった利用者も、どこかで繋がっている。離職者に至っては、介護業界から抜け出せる実力と胆力が不足していて、結局は業界に戻って来ることになる。

高齢化社会じゃん?面倒をみていた家族も、次は自分が高齢者になって介護される側になっちゃって、再会というケースが多いよ。

老々介護だもんね。

介護業界で人との再会を縁だと思う人も多いけど、確率的には狭い範囲でしか人は動いてないから、遭遇する確率が高いって話さ。

ピエロってさ。ロマンや雰囲気を読まないよね。モテないでしょ?

わかるさ。それにモテたこともある…(大体、施設職員のメンヘラに)

兵長ぽく言っても駄目です。

  おしまい

介護業界というのは、結局のところ突き詰めれば現実主義者になるからね

だから、あんたみたいな現実主義なピエロが生まれると。

大体さ。人の生き死にや。絶えず統合失調症の職員の管理なんて、まともな神経じゃやってられないでしょ?基本、「こいつの職員としての寿命はどれくらいかな」みたいな色眼鏡で視て接してるよ。

まともな精神状態ではやってられない。ということだな。

普通に比較したら、イカレテルからね。この業界。命が関わってるのに最初の財政から破綻してるってヤバイでしょ?

これが、本当の「」無しだ(笑)

笑えないジョークは止めなさい。

 またね。

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