飲酒の人体への影響は肝臓だけにあらず!!

断酒
この記事は飲酒における人体の影響は肝臓だけではないということを書いた記事です。アルコールの飲みすぎは人体に総じて悪影響を与えます。特に発覚しにくい箇所。膵臓に関してのアルコールの悪影響について書いていきます。

アルコールは肝臓以外にも人体に悪影響がある?

健康診断で肝臓の数値が良かったらお酒って飲んでも大丈夫なんだよね?

…肝臓と血糖値さえ大丈夫ならお酒を飲んでも大丈夫。そんな風に思ってた時期が僕にもありました。

でもね。そんなことはないんだよ。健康診断。特に会社のおざなりな診断の場合は膵臓に異常があっても分からないことがあるから大変なんだよ。

え?会社の健康診断ってそんなにザルなの?

もともと膵臓が沈黙の臓器と言われているからね。発見しずらいんだよ。

今日は僕の実体験も踏まえて【お酒と膵臓について】語ろうかな。

酒飲みは健康診断で異常無しの判断では安心できないの?

お酒の毒を分解する機能を担うのは肝臓だと言われています。

しかしお酒の影響を受けるのは肝臓だけではありません。

胃も脳も含み色々な臓器がお酒によって弊害を受けるのです。

特に膵臓はお酒の飲みすぎで影響を受けやすく、膵炎や慢性膵炎の原因は多量のアルコール摂取だと言われているのです。

膵臓に異常が生じると症状として。

腹痛、食欲不振、腹部膨満感(おなかの“はり”)、体重減少、黄疸、糖尿病の発症・増悪、背中の痛みなどが挙げられます。

会社の健康診断ではこの膵臓の異常を見落としやすく慢性的な膵炎になり重度の症状になっていることも多いのです。

最初は胃の痛みから始まりその後、背中の痛みに繋がっていくんだよ。

胃の痛み程度だと病院に行く人が少ないから症状が悪化してから受診する人がほとんどなんだね。

なんでお酒を飲みすぎると膵炎になるの?

急性膵炎の原因としては、主にアルコールと胆石です。 

アルコールを摂取すると、膵臓の細胞をアルコールが傷つけてしまいます。

また膵液を過剰に分泌させてしまうことで、大量の膵液によって膵臓が炎症を起こしてしまうのです。

膵臓の機能

膵臓とはお腹の真ん中のやや背中側で、胃の後ろ側に位置します。

血糖値を調節するインスリンやグルカゴンなどのホルモンを分泌する内分泌機能と、十二指腸へ消化酵素を分泌し、食べ物を消化させる外分泌機能の働きを担っています。

お酒で膵臓を酷使して膵炎になっちゃうわけだね。そして分泌液が過剰に胃に浴びせかかり胃痛を招いたりする。

違和感を感じたら消化器内科を受診しよう

膵臓の話をしましたが実は膵臓は沈黙の臓器であり、中々に測定しにく臓器なのです。

ですから普通に受診しても血液検査に異常なし。と診断されることも多くあります。

そこでお酒を飲みすぎる傾向がある人は人間ドックと思い、消化器内科に受診して血液検査をすることをお勧めします。

消化器内科ではトリプシンという臓器の数値を測定してもらえるので膵臓の現状を知ることができるのです。

大事なのは早めの受診と断酒する決意

お酒の悪影響は肝臓にばかり目が行きがちですが、膵臓にも悪影響があるということを自覚することが大事です。

「肝臓や血糖値さえ良好なら大丈夫だろ?」

その思い込みが体調を悪い方向に導きます。

胃の痛みや背中に違和感を感じたら消化器内科に受診するのが無難です

僕は健康診断で「異常なし」だから過信して放置。結果、現在トリプシン高値で後悔してるよ。

お酒が肝臓だけじゃなく、膵臓にも悪影響があるって周知されていたらピエロもアルコール依存症にならずに済んだかな?

どうだろうね…僕は管理者業務でストレス多寡とかも影響を受けてるからね。別の要因で臓器にダメージを負ってた可能性はあるよ。(お医者様の談)

まとめ

①お酒の飲みすぎで影響を受ける臓器は肝臓だけではない。膵臓もダメージを受けるのだ。
②お酒の飲みすぎで胃の痛み背中の痛みを持続的に感じたら消化器内科に受診しよう。
③膵炎を治すためには、お酒を断酒する覚悟が必要。慢性膵炎を起こしている時点でお酒を飲みすぎて止めれない状況にある人が多い。膵炎と診断されたらアルコール依存症の自覚を持つべし。

膵炎と同じような症状で逆流性胃腸炎というものがあるんだけど。これはトリプシンが分泌液を過剰に出しすぎてその液が胃にかかりすぎて炎症を起こしてる状態なんだそうな。

膵炎も逆流性食道炎も治療方法は同じで生活習慣を改める必要性があるんだね。

僕のように会社の健康診断の結果にあぐらをかいていると思わぬ落とし穴にハマるよ!という記事でした。

みんなもお酒の飲みすぎで胃や背中に違和感を感じたら消化器内科を受診しようね。

おしまい

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