ピエロ。ノスタルジーに浸るの巻。
映画・ルックバックを観たぞ。超面白かった!ボクも漫画家になる!!まず相方を見つけよう!ピエロでいいや!ボクと契約して漫画家になってよ?
……
漫画…漫画家ね…いいんじゃない?なにごとも挑戦さ…やってみると良いよ。ちなみに僕は魔女適性かなり高いよ…
あれ?どうしたんだい?ピエロ?いつもならボクのボケに年季の入った突っ込みを入れて華麗で流麗な作品紹介に入るのに…?なんか今日はなんかおかしいぞ?しおらしいぞ…?
あの手の作品は僕みたいな陰キャラにとっては痛い意味で心に刺さるんだよ。
あれ?ピエロの青春はお酒飲んでるだけが青春じゃなかったの?
お酒は二十歳になってからよ。こいつにもちゃんと小学生や中学生といった学生時代があったのよ?
そうだよ。陰キャラだったけどちゃんと生きてたんだよ。青い春には程遠いけどちゃんと挑戦をして、みごとに挫折したんだよ?
まぁ見ての通り文系オタクの挑戦だったっけどね。そういう人にとってはあの作品(ルックバック)は胸に来るものがある。
今日はそのことを踏まえて、映画(漫画)ルックバックを紹介していこう!最初に言っておくけど、漫画家とそういうの夢見た人は観た方が良いよ
ルックバックの紹介
注・ピエロのエキサイト翻訳。
え…まぁ…間違ってないけどさ!
個人的にはバグマン(裏)だと思ってる。あとこの作者、松本大洋がきっと好き。
そういえば作風がなんか似てるわね!
ルックバックは陰キャラの青春短編です。
ルックバックの作者はチェーンソーマンの作者である藤本タツキ先生が描いた短編作品です。
読み切り作品として世に出された時も大反響で『この漫画がスゴイ』という賞にも受賞されていました。
世間に受けた理由は様々ですが、個人的にヒットの要因は短編であり既存の作品の展開を上手く裏切ったからだと思ってます。
サクセスストーリーの冴えない主人公が努力して報われるではなく。今の現代社会の現実をベースとしてみた時に『成るべくして成る』という成功展開をテンポよく魅せているのが特徴です。
努力や経験は詰んだからと言ってよい方向にならないのが辛いところだよな…
ゲームじゃないからね…そこが人生の難しいところよね。
二人は負の経験値を多く積んだんだね。もう少しで根暗的な上級職にクラスチェンジできるとおもうよ!
うるせぇぞ!そこ!?ぶっ〇すぞ!
生きていくことは悲鳴だよね。
作品として万人受けするのか?
ルックバックの最大の長所は成るべくして生った成功ストーリーを短編(短時間)で視聴者(読者)の頭に叩き込むことです。
無駄のない展開は助長というものがなく一気に物語を観客に魅せてきます。
陰キャラでもなくても、漫画家という夢に興味がなくても、二人の少女の半生を飽きることなく観ることが出来ると思います。
大概の人は途中で席を立つことはないでしょう。
作品が短編ゆえに余韻が短い点を覗けば、ほとんどの人が楽しむことができる作品だと思います。
映画の上映時間は59分だから、すこし物足りなさを感じる人も多いかもしれないね。
え?これで終わり?と思う人も多いかもね初見では。
漫画の読み切りを映画のクォリティーで観たい人に向けて作られた作品よね。
映画・漫画でそれぞれ良かったところ・漫画編。
映画や漫画ではどちらも良い作品ではあるのですが。当然、メディアの違い故に表現できる強みは違ってきます。
漫画はページをめくるのを読者にゆだねられている為、何度も前ページに戻ったり、衝撃的な展開や伏線を自分のペースで読みかえして吟味することが醍醐味と言えます。
読み手は深くページを考察することで考えたり、キャラクターに寄り添うことを時間をかけて出来るのです。
一ページを大切にゆっくり読むのは漫画の醍醐味だよ
どうしても映画だと目に留まらない勢いで作品が展開されていくもんね。
映画・漫画でそれぞれ良かったところ・映画編。
映画はハイクオリティで漫画では白い背景だったコマでさえもキャラクターを映えさせるために美麗に描きこまれています。
管理人もキャラクターのストーリーよりも背景画像に感動してしまったシーンが多々ありました。
これは時間をかけて複数で作品を仕上げるという点で映画の長所と言えます。ですが映画は動画であるゆえに漫画のように立ち止まって考えるということは不向きでもあるのです。
しかしそれを補ってあまりある超美麗な背景や漫画作品のキャラクター心情を良い意味で膨らませることができているのだと思います。
そしてなにより当時、漫画の読み切りでは少し論争になってたあるシーンに結論が出て、分かりやすくしている点も個人的には評価が高かったです。
漫画版だと受けてによっては少し混乱するシーンも映画だと分かりやすく構成されてたんだ。
でも、それって漫画を読んでないと分からないわよね?
漫画を読んで映画も観れば良いんじゃんよ!
まとめ
正直、この漫画のテーマの一つは小中学生の狂喜だと思ってる。
小学生はモンスター(怪物)だ!中学生は化け物だ…!
ピエロってさ…なんかやっぱりズレたオタクよね。萌えとか可愛いとかそんな感情はないの?(それはそれでキモイけど)
いや、人間性というのは経験値を積んでこそのものじゃん?その経験値が乏しい人間なんて〇と同じじゃん?ていうか大人から小学生の行動なんてモンスターだよ?規制しないとすぐ虐めとかするじゃん?あいつら?
子供だから許されてるけど人間性が赤点の大人なんて社会の除外対象じゃん?人生の経験が多くないのに結婚とかするから馬〇を見るカップルが増えてるんだよ?
こらこらアルコールが入ってないのに狂ってきてるぞ?ナチュラルハイか?嫌なことでもあったのか?
ごほん。まぁ。ともかくそういう小学生の気色乱舞のパートは良く描写されていたと思うのですよ?余裕があったら小学生パートの行動が大人パートの伏線になってるか見て欲しい。
調子に乗ったり、落ち込んだり、夢を見たり、怒ったり、どうしようもない感情が入り乱れてる作品でもあるよね。
大人になると感情は静かになってあまり感情面の起伏はなくなってくる。そういう構成も上手い作品でした。
小学生はサイコだぜ!!(ゲラゲラ)
大人になっても捻くれた心(性根)は変えられないけどね。
おしまい
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