ブルージャイアントを読んでみた

漫画
この記事は漫画ブルージャイアントについて書かれた記事です。ジャズというマイナー音楽を題材にした漫画ですが、その骨子は熱いサクセスストーリーです。世界一になる為の努力や行動力とはなにか?を教えてくれます。

ブルージャイアントを読もう!

ボクは世界一のテニスプレイヤーを目指すぞ!

ああ、そうかい。適度な運動は大事だよね。僕も体を動かすとするよ。

――30分後

はぁ。はぁ、テニスってこんなにもボールが真っすぐ飛ばないスポーツだったのか…?

もういいや…飽きた…夢、破れたよ…さようなら…錦織圭!さようならジョコビッチ!!

君、「世界」と言う言葉を馬鹿にしてるだろ?

ちょっと、この漫画でも読んで、世界一になるということを考えなおしてみなよ。

なに?この漫画?ジャズ漫画?ブルージャイアント

  この記事で分かる事

漫画・ブルージャイアントの紹介・感想、記事です。多少のネタバレを含みます。のでご了承下さい。

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ブルージャイアントのあらすじ。

  あらすじ

地方に住む主人公が世界一のジャズプレイヤーを目指して上京。同じような夢をもつ音楽仲間と共に影響を与え合い切磋琢磨する話しです。

注・ピエロのエキサイト翻訳

もはや、なにも突っ込みようがないわね。

世界一のジャズプレイヤーを目指す青年の物語り

この物語りは音楽で世界を目指す青年のサクセスストーリーです。

世界を目指す為に必要な努力。

世界一を目指す為に必要な環境。

世界一を目指す為に必要な天性。

世界一を目指す為に必要な性格。

そんな米粒一つまみの人材が、世界一になるまでの過程を丁寧に描かれた物語りです。

現在、第3部まで、出ているらしいけど、お勧めは第1部かな。

学生の頃からスタートするから読者も感情移入しやすいのよね。

主人公がジャズに対して聖人過ぎる。

世界一を目指すわけですから、この世に唯一人なわけです。

なにが言いたいか?というと、主人公がスペック。努力。性格。が人間離れしているのです。

この人間離れ。は。なにを意味しているか?というと。

異世界転生などで在りがちな。

俺、強ぇ!」の要素ではなく。

ジャズに対する個人の性格や姿勢が浮世離れしている。ということです。

例えば有名なシーンですが。

楽器の練習をしていた主人公が飲み屋の店主から努力を認められて、初舞台に立つことになるシーンがあります。

ドキドキしながら、一生懸命練習してきたサックスを真剣に吹くのですが。

観客の一人がその主人公の演奏を聴いて、一言。

うるさいよ!

佐藤さんに怒られ。

主人公は舞台から退場。

酒屋を出て。

一人公園で佇むことになるのですが。

次の瞬間。

でもねぇや

と笑って、愚痴一つ言わず、この出来事を水に流すのです。

このシーンはその時の状況や主人公の努力量を見てきた読者からすれば衝撃的よね

他にも初の海外留学で。

音楽の演奏で得たお金以外は受け取らない」と自分に縛りプレイを設けたり。

たまの息抜きで他のメンバーはリフレッシュしている状況なのに、一人練習に励んだり。

主人公の音楽に対する。

聖人とも奇行とも呼べる行動が作中目立つのです。

主人公、以外が主人公!

そんな、ジャズに対して変人な彼ですから。

周りのプレイヤーは、はっきり言って置いていかれます。

主人公はある種の妖怪みたいなキャラクターなので。

普通の一般人は彼を見て。

葛藤したり

奮起したり

慰められたり

成長したりするのです。

主人公が一つのメンバーに長く在籍せずに。

転々と世界を放流するのも、面白い点です。

他のメンバーが後日談でコミックスの数ページで

主人公のことをどう思っていたか

を語るシーンも、この漫画独特の余韻があって良い物です。

世界に影響を与えるプレイヤーってこんな感じなんだろうなー?って考えさせられるよ

寅さんスタイルなわけだ。

まとめ

ブルージャイアントは世界一を目指す器とはなにかを知ることができる漫画。ただ、主人公が主人公ではなく、そんな聖人のような主人公に触発されて頑張る。その他、大勢こそが主人公。主人公に元気を貰いたい人。漫画に勇気づけられたい人にお勧めな漫画。

とまぁ、そんな漫画なんだ。

世界一の音楽プレイヤーてすごい世界なんだね。

夢を追いかけるなら容易くあきらめちゃ駄目なんだ。努力することの難しさや偉大さを。この漫画からハッピー君も学んでほしいね。

でもさ。努力を学ぶ過程の人物が変人奇人ってズレてない?

  引用画像

ブルージャイアント(漫画)
BLUE GIANT (全10巻) Kindle版

  おしまい。

フリートーク

昔さ、僕も音楽でハーモニカをしようとしたことがあってさ。

そういえば、メジャーボーイとかもってたわね。

童謡は楽譜観ながらなら吹けるレベルまでいけたんだけど。その時点で肺に影ができちゃったんだよね。

あらら。でもさ、なんでハーモニカとかし始めたの?

介護のレク活動で一芸を持つ事はスキルになるからね。僕は似顔絵イラストとか書くの得意だし。色々覚えてたのさ。

お仕事用のスキルってピエロ一杯持ってるよね。

たださ。仕事用で覚えるスキルってあんまり面白くないのよ。まぁ仕事だからなんだけど。

要は自分から何か夢をもって技術を長年継続して磨ける人が凄い。って話しよね。

そういうこと。ブルージャイアントだけじゃなくて、夢を追いかけるサクセスストーリーは歳重ねると眩しくて仕方がないよ。

バグマンとか、結構、「きつい」って言う。読者多そうだわね。

いつか、介護のサクセスストーリーとかも見てみたいもんだよ。

ヘルプマンがあるじゃないか!?

それ。サクセスストーリーやない!ホラーや!

こういうことを高齢者に言われても、「屁でもない」って思える介護士でありたいですね!

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