介護施設で使える単語。

福祉
この記事は介護施設のケア記録などで使える単語を紹介した記事です。

この記事を要約すると。

①介護施設のケア記録でよく使う単語は『傾聴』『臥床』『様子観察』の三つ。
②上記の三つの単語は非常に便利だが、この三つを書く上での経過と結果を書き忘れてはならない。
③ケア記録の本質は利用者さんの短期目標や長期目標を設定する上では非常に大事な情報原でもある。

情報→記録→行動→検証。大事なことよね。「実験をすればするほど君は良い人間になれる」誰かがそう言ってたわ!

危ない会社のAIの言葉なんて鵜呑みにしちゃ駄目ですよ!

ハッピー君。ケア記録に悩むの巻。

ケア記録面倒くさい…!なんで代わり映えしないことを記録しないといけないんだ…。

まぁ確かにそれは言えるね。ケア記録でも同じ内容は削減しようという流れが介護業界で出てきているのは確かだよ。

事故や事件の時だけケア記録に書くようにすれば良いのにね。

事実そうだよね。でもそればかりの記録になると日常では利用者さんがなにをしているか分からず。長期・短期の目標が立てられなくなるんだけどね。

記録は面倒くさいからなにかコツとかないのピエロ?

珍しく介護の仕事について僕に意見を求めてきたね。では今日は【介護施設におけるケア記録で覚えておいた方が良い単語】を紹介しよう。

この記事で分かる事

介護で役に立つ単語を紹介します。
単語をどういう時に使えば良いのか実例を踏まえて紹介します。
便利すぎる単語の注意点も紹介。

便利だからってこの単語ばかり使っちゃ駄目だよ(笑)

君が言うと説得力に欠けるよね。

ケア記録で役に立つ言葉。

ケア記録で役に立つ単語は数多くあります。

文章を書くという行為は人それぞれですし施設で看る利用者も状況によって違ってくるはずなので要所の最適解を記入するのは難しいです。

が。しかし、それでも臨機応変に対応できる素晴らしい言葉は存在します。

今日はその言葉を三つ紹介しましょう。

『傾聴』

まず初めに紹介する単語は傾聴です。

傾聴は相手の話に耳を傾ける。という意味なのですが。

この傾聴という単語はたった二文字なのにも関わらず絶大な効力を発揮します。

例えば利用者さんが職員に質問や予定を聞いたとしましょう。介護歴が浅く『傾聴』という言葉を知らないと。利用者さんの言葉を議事録のごとく描いてケア記録を埋めるような行為に走ってしまいます。

しかし。『傾聴』という言葉を職員が知っていたとしましょう。

すると次のような短い記録で済みます。

「利用者さんが帰る時間帯を訪ねてきたので話しを傾聴。落ち着くまで対応する」

たったこれだけの文章で事足りるのです。

『傾聴』はその他のトラブル。事故報告書にも応用できるから、是非、使ってみてね。

あえて難点を言うならアナログだと画数が多いことかな。

介護業界は未だにアナログが主流なんだよね。

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介護業界の文明開化は遠いということについて書いた記事だね。

『臥床』

臥床。横になる。という意味です。

体調が悪い時に横になって頂く時やベッドで横になってる時に使います。

施設の利用者の大半が横になって過ごすことが多い為、非常にお世話になる単語です。

「居室に戻り臥床した」

「体調を悪くしていたので臥床を促した」など。

とりあえず居室でなにも変化がなければ臥床と書いてるだけでケア記録は埋まります。

臥床は非常に便利な単語だね。特に眠れないなどを夜間に言う利用者さんへ『臥床』を促したと言えば記録上問題なく終わることもある。

臥床が便利すぎてその時の利用者さんの体調とかを記入し忘れる人も多いよね。

大事なのはその後経過を忘れずに書くことだよね。

様子観察

最後に紹介するのは様子観察です。

様子観察は利用者さんに異常が見られた場合使う単語で

発熱や事転倒事故。帰宅願望の時の対応で大変お世話になります。

「利用者さんが転倒される。ボディチェック。バイタル測定。管理者や家族に連絡。応急処置からの様子観察を行う」

という文章の流れが多いので、もはや無くてはならない単語になってると言えるでしょう。

様子観察は判断に迷った際の締めの言葉として使うことが多い。

僕等介護士は医療行為は出来ないし、管理者や家族の同意がなければ勝手に動けないからね。

ボク達はなにもしてないよ。という証明の為の言葉なのがすごいよね。

まとめ

①介護施設のケア記録でよく使う単語は『傾聴』『臥床』『様子観察』の三つです。他にも多くの単語を使いますがこの三つの汎用性は非常に高いです。
②上記の三つの単語は非常に便利だが、この三つを書く上での経過と結果を書き忘れてはならない。
③ケア記録というのは利用者さんの短期目標や長期目標を設定する上では非常に大事な情報です。面倒臭く変化がないかからと言って日常の情報を全て記録しなくて良いわけではないのです。

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ケア記録ってさ。実際役に立つ側面って何%くらいなんだろうね?

1%も満たないんじゃないかい?何事もなければ5年後にはシュレッダーで寸断後に焼却処分する法律だし。

うわぁ。ボク等が一生懸命書いた記録ってそういう運命を辿るんだ…虚しい…

それでも何かがあるよりマシなのさ。事件や事故で永久に歴史に残る記録なんて最悪だろ?

そして何か有るか世の中分からないから意味がないと分かっていてもケア記録は残さないといけない。

何時、どこでどんな事故が起こるかは予測不可能ということだね。

記録というのは情報を文章化したモノ。質の良い記録を残すのが大事だけど。ほとんどが玉石混合の『』の情報というわけだね。

機会があったら『』の情報について語る時もあるかもね。

ともかく介護しながらケア記録はキツイでやんす…!

そういう怠惰なピエロの為に名前を書く欄に手早く押せる印鑑を用意しよう。これで手間が省けるよ。

印鑑ケース
created by Rinker

印鑑はケースに入れて施設のロッカーに常備しておくと便利さ。

本当に介護施設のデスクワークが早くデジタル化すればいいのにね。

おしまい

フリートーク

デジタルとアナログというのは両方使うことで抜群の威力を発揮する。

え?なに?ゲームの話?

いやいや現実の話。人間というのはアナログやデジタル論争になるとすぐに極端な路を探す生き物じゃん?

白黒区別を付けたくなる生き物じゃん?

まぁ豊臣や徳川とか仲良くできる路あったわよねって話ね。

豊徳合体(へうげもの)の話は良いですよ。はい。

とにかく人間というのは酷く原始的な生き物なのに何故か最先端の技術に染まりがちじゃん?もっと中立で中庸的なモノの考え方が出来ないのかな?と思ったのですよ?

そりゃ頭が原始人なら便利な方に目が行くのは当然なのでは?

あ…!なるほどね。

あんたたまに単純な考え方を忘れるわよね。

デジタルの利点とアナログの利点を探るのは楽しいとう話ですよ。

ピエロ…そういえば年末調整が全デジタル化したので職員全部の記入をあんたが記入してあげたんだってね?

こういうとこだけデジタルにしなくて良いんだよ!もっとデジタル化するべき点があるだろ?全ケア記録の電子化とか全送迎車にナビ付けるとか?

こんなとこに税金を使わないから増税眼鏡とか言われるんだよ!!?

ピエロが政治に文句言うの珍しいわね?そんなに大変だったんだ?

年末調整はデジタル化したら目の不自由なアラフォーには地獄だぜ?せめて紙かデジタル管理の2択を選べたらよかったのにね。

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