弱きもの汝の名は男なり。

福祉
この記事は介護業界においての男性の不利について。書かれています。男尊女卑とは真逆の女尊男卑の環境。それが介護の現場です。何故、男が働く上で不利なのか?説明します。

この記事を簡単にまとめるとね。

①介護業界は女性が集まりやすい職場。その背景には日本の一般企業は女性を雇用を歓迎しない環境があるから。
②介護の施設を利用する方は女性利用者が多い。これは女性の方が男性より長生きだからである。

ということが書かれてるわね。

ハッピー君。ジェンダーな目に会う。の巻。

うきー!!これは差別だ!!

なんだい?ハッピー君?藪から棒に?

聞いてよピエロ?ボクさっき、女性職員から「あんた達、男は女よりも役に立たないんだから私達より働く必要がある!」って言われたんだよ?

…それは、ちょっと酷いマウントだね…でも、まぁ、介護業界は女性社会だからね…仕方ないちゃ仕方がないのさ…

仕方がないで済まされるか!ボクは激怒したよ!!必ずやあの邪知暴虐な女性職員を懲らしめなけきゃならん!!

そんなメロスみたいなことを言われても…じゃ、今日は介護業界に蔓延る【女尊男卑】とその背景について学ぼうか?

  この記事で判る事

介護業界などで起こる男性蔑視について。その状況が起こる介護現場の構造と背景について。

介護では、何故、女性が強いのか?

日本の社会では、男性が権力を握っている会社がほとんどです。

一時期、女性の社会進出など叫ばれていましたが

その成果は日本の生産性や女性の雇用率などが振るってないことから、あまり功を為していません。

社会とは基本、男性中心の制度で構成されています。

しかし。介護業界は他の企業と少し違います。

介護業界では女性の社員が男性よりも強く。権力を握りやすい環境なのです。

つまり、介護の世界では、男性スタッフは弱い立場になりやすいのです。

これは何故でしょうか?

答えは。2つに分けられます。

①介護業界には女性が集まりやすいから。

②介護施設を利用するお客さんも女性が多いからです。

介護業界は子育てを終えた主婦の方々が就職しやすい職場でもあるんだよ。

利用者さんの女性が多いと言うのはなんでなの?

それは女性の方が男性より長生きするからだね。

  

  ここがポイント

日本の社会は基本、男性優位の社会。しかし、介護業界は女性職員が多いのと利用者も多いので女性が権力を握りやすい。

何故、女性は介護業界に集まりやすいのか?

何故、介護業界に女性が集まりやすいのか?

それは日本企業が女性の中途採用に消極的だからです。

日本の企業というのは、会社の基本構造として。

女性を新卒で雇っても【結婚して退職することを良し】とする傾向があります。

故に女性が出世して定年退職まで在籍したり中途採用で戻って来れる土壌ができてないのです。

これはベビーブームの「産めよ増やせよ」の考えがずーーと!尾を引いているからなんだよ

それじゃ、いつまで経っても女性の社会進出ができないじゃないか?

そうだよ。日本企業も女性の雇用を増やす為に新しい制度などを作ったけど、既成の概念を崩すにはほど遠いんだ。

しかも、女性が結婚。子育てを終えて社会に復帰しようとしても

中途採用なら、会社は女性よりも男性を雇用しようと傾向があり。

女性は同姓でも新卒で若い人間を雇うことが多いのです。

同じ女性でも新卒を採用するのはなんで?

若い方が、覚えが早い傾向があるからね。それに結婚して子育てを終える頃には最低でも10年は経過してるでしょ?仕事のやり方も変わっていて、理解できない可能性があるからだね。

あと、日本は新卒主義だから。基本、中途採用者では新卒就活性に敵わないんだ。

と。ここまでが一般企業が女性を雇わない理由をのべました。

簡単に要約すれば。

一般社会に一度退職した女性は入り込めない職場環境になっているのです。

では、そのような女性はどこに流れるのか。

そう。

人出不足で喘ぐ。介護業界です。

職を求める女性は面接応募。

即、就職できる介護業界に集中して流れていくのです。

  ここがポイント

女性は一度、会社から退職すると中途採用で会社に戻ってくるのは至難。日本の企業の本音は全体的に女性の再雇用に前向きではない。職を求める為に人出不足の介護業界に女性は集中する。そのため介護業界では女性が集まり女性職員が権力を握りやすい。

男性より女性の方が長生きをしやすい?

介護をされるというのは高齢者が大多数なわけであり。

男性よいも女性の方が絶対数が多いです。

「何故、女性利用者の方が人数が多いのか?」というと。男性よりも生物的寿命が長いからです。

そして寿命が長いということは、その分、歳を取ってからの人生は長く。介護される時間も長いということなのです。

女性利用者が多い介護業界ではどのようなことが起こるのか?

女性利用者が多い現場では

「同性のケアが良い」

という要望が多くなります。

とりわけ、女性は入浴介助や更衣介助。排泄介助などのデリケートなケアを

当たり前ですが同性に求めます。

そのような状況が多くなると。

男性介護スタッフは現場ではお荷物になり、女性スタッフからは軽く見られるようになるのです。

つまり役立たず。のレッテルを押されやすい傾向になるんだ。

まぁ、女性の立場からすれば男に介助はされたくはないよね。本音を言えば。

そして、そのような状況が多発すれば。冒頭のハッピー君のような状況に男性スタッフは追い込まれるのさ。

  ここがポイント

介護の利用者は基本、女性利用者の方が多い。これは生物学的に女性の方が長生きだから。女性の利用者はデリケートなケアを男性にされたくないのが本音。必然的に女性が多く女性利用者を対応することになり、男性は弱い立場になりやすい。

まとめ

①介護業界は女性が集まりやすい職場。その背景には日本の一般企業は女性を雇用を歓迎しない環境があるから。一般企業に就職できない女性は人材難な介護業界に流れやすい。②介護の施設を利用する方は女性利用者が多い。これは女性の方が男性より長生きだからである。女性利用者はデリケートなケアを男性に介助してもらうのを嫌がる。よって男性が役に立たない状況が起こりやすくなる。

つまり、介護は女性社会だから、男性は強く出にくい。ということだね。

これは介護業界のお客さんが女性が大半を占める傾向にあるから仕方がないと言える。

でも、今後は団塊の世代などの多くの介護施設利用者が出て来るので、男性利用者も多くなり、男性が役立たず。という状況はだいぶ緩和されるはずなんだ。多分。

今後、高齢者は増加の一途をたどるもんね。しかもそれに反比例して日本では働く人間は減っていくし。男性が良いとか女性が良いとか。なんて言ってられなくなるのか。

これは、全ての日本企業にも言えることだけどね。

でも、ボク、差別って嫌だな。心がムカムカしたもん!!

ははは。そういう時はこう言ってあげなさい。「僕等の性別は男も女でもありません。ただのピエロです!」ってね!!

!!そうか!ボク等はピエロだったんだ!すっかり忘れていたよ!じゃ、気にすることないや!(笑)

(ハッピー君みたいな性格だと人生だと楽しいだろうな…)

  おしまい。

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