何故。みんな介護福祉士を取らないのか?

福祉
この記事は何故、介護士は介護福祉士の資格を取らなくなったのか?について書いた記事です
引用画像・①三幸福祉ガレージ。②公益財団法人社会福祉振興・試験センター

この記事を要約すると。

①介護福祉士を若者が修得しないのはマルチタスクさせられ過労〇コースに叩き込まれるから。
②介護福祉士を修得するまでの難度が跳ね上がっている。
③ほとんどの介護士が仕事を終えてからの研修450時間はほぼ無理ゲーである。

本当に国は国民に介護福祉士修得させる気がないわよね…

ハッピー君。介護福祉士の資格を取る意味を見出せずに絶望するの巻

そういえば。そろそろ介護福祉士国家試験の時期だね。ハッピー君は受験するのかい?

するわけないじゃん!あんな罠資格。

うん?ケアマネは確かに罠資格ではあったけど。介護福祉士は介護の中では優良の資格のはずだよ。

なわけないじゃん!介護福祉士取ったら人生終わりだよ?ピエロみたいに名ばかり管理職にされちゃうよ?

えー?最近は介護福祉士も名ばかり嘘資格になっているのかい?その実態を教えてよ?どうなってんの?なんで介護福祉士までみんな修得しなくなったの?

いいよ。今日はボクが【介護福祉士が何故嘘国家資格なのか?】を解説するよ。

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ケアマネは罠資格なのか?
この資格は介護職の到達点。ケアマネージャーに対して書いた記事です。ケアマネージャーの資格習得は介護職の一種の到達点であるのですが『罠資格』とも言われており絶対習得してはならない資格とも言われています。それは何故かなのか?

ケアマネジャーは罠資格であることを紹介した記事だね。

この記事で分かること

①介護福祉士は何故、罠資格と化してしまったのか?
②介護福祉士を修得する為の最難関は研修時間を捻出することである。

人手不足が介護の人材難をさらに悪化させる。

このブログでは初期に介護福祉士を取ることを薦めてきました。

介護福祉士の資格は介護で真面目に働いたことの証明であり、この国家資格さえ所持していれば介護の職には困ることがない。と言われていたからです。

数年前まではそうでした…。しかし法制度が変化して介護福祉士は罠に資格に成り下がってしまいました…。

時代が変わり、働き方改革やコロナ禍の前と今では社会は激変しています。

特に日本は少子高齢化の為。特に働き手が無くなってしまってる今日この頃です。

働き手が日本各地で少なくなる。これが何を意味するか?

それは働き手が居た状況でさえ人出不足だった介護の現場から、さらに人出が少なくなることを意味しています。

日本全体で人出が足らないからね。介護なんて今の時期誰が好き好んで来るだろうか?

最近、介護の現場でも若い人を本当に見なくなったよね。

若い人が介護に就職するなんてFラン大学でも居なくなってしまったよね。

介護福祉士は所持していると目立ってしまう。

人手不足で人材難ですから。介護の資格を持ってる人は上層部は片っ端から幹部に祭り上げていきます。

ケアマネージャーの資格などを施設で所持していることが分かれば、経験無しで即、施設長コースです。

施設長というのは施設を多く作り助成金を貰いたい経営者にとっては喉から出るほど欲しい逸材で、とりあえず施設を作り、就任させるという流れが最近の介護の経営方針だからです。

施設を建てれば国から助成金が貰える。それを得る為に無理やり施設長に任命。あとは赤字が出なければほったらかしまでがマスト案件さ。

うわぁ。それで介護業務と管理者業務を兼務させて売り上げも求めるんでしょ?鬼畜じゃん?

しかし、そんな介護の経営方針が世の中に広まったので最近ではケアマネジャーの資格を取る人も少なくなってきました。

ケアマネジャーは罠資格。取ったら管理者にさせられて奴隷のように働かされる。

そんな噂が流れたら、もはやケアマネジャーは増えるわけありません。

そこで経営者が目を付けたのが介護福祉士の資格持ちです。

介護福祉士なら、多くの介護士が資格を保有してますしケアマネジャーより簡単に資格を取らせることができます。

そして3年間は介護の仕事を真面目に行ってきた証明であり筆記試験もパスしていることからそれなりに分別もある人間であることも担保されているのです。

経営陣は介護福祉士の資格持ちを強制的に役職に就かせて、研修や勉強を名目に施設長案件の仕事や事務の仕事を振ってきたのです。

会社オリジナルの役職をでっちあげて、介護させながら管理者業務や事務作業をさせるんだよ。すごいよね。この離れ業。

真面目に介護職は無資格が一番安全なのかもしれない。

介護福祉士は修得するのが面倒くさい。

さて。上記の理由が介護福祉士を修得してはならない理由なのですが。

それ以上に介護福祉士の資格を修得するのが難しくなったというのがあげられます。

これは図を見て頂く方が早いので今回は図を三幸福祉ガレージさんから引用します。

特に着目して欲しいのが改正後の拘束時間だよ。200時間程度。養成ルートや高校ルートも勉強時間が増えてる。

③の実務経験ルートにおいては研修時間が+で450時間追加されているよ。

介護で働きながら450時間ってどうやって時間を捻出するんだろ…?

このように研修や勉強時間の拘束時間が改正前と後では大幅に変化してしまったのが若者が介護福祉士の資格を修得できない最大の理由だと思います。

特に実務経験ルートの450時間研修ははっきり言って仕事しながらならほぼ無理ゲーです。

資格を習得させる気が国にないのが伺えます。

まとめ

①介護福祉士を若者が修得しないのは、修得しても金銭アップが雀の涙であるし管理者業務を介護の仕事とマルチタスクさせられ過労〇コースに叩き込まれるから。
②介護福祉士を修得するまでの難度が跳ね上がっている。改正前と改正後では研修時間の縛りの差が大きい。
③ほとんどの介護士が実務経験者での国家資格修得を目指すから。仕事を終えてからの研修450時間はほぼ無理ゲーである。

なるほど。そりゃ。誰も介護福祉士なんて資格取らないし取れないわ。

でしょ?しかもピエロから介護福祉士取っても月に6000円程度しか給料上がらないんでしょ?誰も取らないよ?

この時代介護の養成施設や養成学校に行く人は皆無に等しいだろうからね。分かるよ。

でしょ?でしょ?だから介護職は無資格で不真面目が一番得なんだよ!

うん。今回は本当にそう思った。

というわけで今日もダラダラと施設で仕事をするのだ。

うーん。本当に真面目に働くのが馬鹿らしくなる話だよね。まったくもってその通りだ。

もう。昼間から酒飲んじまおうか…!よし。そうだ!それが良い!!

ちょ…あの…ちょっとさ。今の話とお酒が関係ある…?無いような気がするんだけど?

あります!真面目に働くのが馬鹿らしくなってきたのです!働き者が馬鹿を見る。僕はお酒を飲んで夢を見る~♪

なんてこったい…ピエロが絶望に耐性が無いのを忘れてた…!

おしまい

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