夏の脱水症状対策について

福祉
この記事は介護施設の夏の対策についての記事です。夏は熱中症に脱水症状。食中毒など危険が多い季節です。今回はその中で脱水について紹介していきます。福祉施設の脱水症状は【介護士の恥】とも言われる症状です。気を張って観察していきましょう。

ハッピー君。梅雨が一瞬で明けたことに驚く。の巻。

一瞬で梅雨が明けてしまった…

なんでも日本史上最速らしいね。僕もこんなに早い梅雨明けは初めてだよ

上の表示している。ボクの新規イラストお披露目しようと楽しみにしてたのに…なんてこったい…

あはは(笑)それは良いとして梅雨も明けたので今日は介護施設における夏の対策。高齢者の脱水について紹介しよう。

良くないよ!ボクの新規イラストのお披露目だぞ!それに脱水?そんな予防は簡単だよ?「いっぱい水を飲めばいいのだ!」

そう簡単にはいかないんだよ…高齢者は水をそんなに飲めないんだ…

どういうことだってばよ…?

  この記事で分かる事。

介護施設の夏の脱水対策について。なぜ、高齢者は水分を摂らないのか?

介護施設の夏は危険が一杯

夏になると。

冬場とは違った危険性が介護施設を襲います。

ニュースなどで報道している熱中症はもちろんですが。

食料を腐らせることでの食中毒。

水分不足による脱水など。

ある意味、正月の次に事故が起こる季節でもあります。

今回はその中で、夏場の脱水について書いていきます。

夏の脱水は緊急搬送率は結構高いんだよ?

夏って独特な病気や事故があるよね?

高齢者を水分を摂らない。

高齢者は水分をあまり摂取できません。

ここで大事なのは摂取しないのではなくて摂取できない。ということです。

なぜ、水分を摂取できないのか?

それは、大人になると身体が変化して、食事があまり摂れなくなるからです。

読者の方も分かると思うのですが。

学生の時と社会人になってからでは、摂取できる食事量などが違うはずです。

高齢者は社会人よりもさらに、摂取できる量が減るのです。

つまり、水を飲みたくても飲めない状態に身体が変化しているんです。

水分が足らないから飲ませるという発想をする介護士は多いけど。高齢者は基本的に水分を十分に摂取できない体なんだ。

満腹なのに無理やり飲ませるのはさすがに無理があるよね

失禁を恐れて水分を摂れない

高齢者の方は失禁を恐れて水分を十分に摂らない人もいます。

若い頃とは違い、尿意を催すと我慢することが困難になっている為。

尿を漏らしてしまう利用者も多いのです。

年を重ねて尿意を我慢できない。

それは自然の摂理なので別に恥ずかしいことではないのですが。

やはり、失禁する。ということは恥ずかしい。と感じる方も多いようで

失禁の要因となる水分を自ら制限(飲まない)してしまう方も多いのです。

排泄は自尊心の最後の砦。とも言われているからね。気持ちはわからなくともないよね。

トイレを我慢できなくなるのはやはり恥ずかしからね。

病気の悪化を恐れて水分を摂らない。【摂れない】

施設の利用している方の中には。

水分を制限されている人もいます。

透析だったり、心臓に疾患がある人がそれに当たります。

そういう方は水分を著しく制限されているので。

病気を考えながら脱水を予防するのは至難です。

医師や看護側から、一日の水分量を計測するように指示を出されるでしょうが。

油断は禁物です。

脱水症状の対策

脱衣症状の対策は。

簡単に言えば。

排出された分の水分を代わりに摂取することです。

しかし、冒頭でもピエロが言ったように水分を十分に摂取できないのが高齢者です。

では、どうすればいいのでしょうか?

対策としては。

一日で。その人の体に水分がどれだけ飲用したか?

どれだけ排出されたか?を把握し、観察。記録に残し必要な分を飲用してもらう介助を行うことです。

その為には。

飲用するお茶や水等の水分の量をチェック表を作成し記録したりします。

この時、どれだけ水分量を細かく把握できたかで脱水症状に陥る可能性を予防できます。

排出された水分量を把握することも大切です。

尿取りパットの重さで水分量を確認したり。

その人がどれくらいトイレに行ったのか?

本当に尿が出てるかのか?の観察も大事なのです。

他にも服を多く着込むことで大量に汗をかいたりすることもあるので。その利用者の衣食住を把握することが大事なのです。

とにかく観察が大事なんだ。一日の流れをよくみて、どれくらい水分を摂ったか。そしてどれくらい水分を失ったか?

それを把握することで初めて適切なケア(介護)ができるんだよ

観察って大事なんだね。

介護の全てと言ってもいいね。

まとめ

①夏は脱水症状が起こりやすい季節。②脱水の原因は高齢者が身体の変化で水分を若い頃のように摂取できなくなったから、失禁など恐れて水分を自分で制限してしまうケースも多々ある。(病気で制限されるケースもある)③対策は利用者の身体にどれだけ一日で水分が摂取されたのか。どれだけ排出されたのか。を把握すること。一日の流れを観察、記録することが大事。

脱水は介護者の恥と言われる程。観察する人間に責があると言われているんだ。

それ?暴論じゃない?利用者個人の主張もあるだろうし、医師や看護はなにをしてたんだ?って話しになんない?

ハッピー君。の言い分は分かるけど、脱水はそれだけ介護士の観察と介護で防ぎやすい症状でもあるってことさ。

だから尿路感染症と同じで一昔前の介護士は特にこの症状にさせないように気を張ってたんだ。

今は違うの?

不可抗力の事柄も介護士の責にされ始めてね…無理に水分を摂取させ、誤嚥性肺炎。クレームになったりするケースも多々あったからね。今は昔ほど、脱水は介護士の責にされにくくなったよ。

でも、介護する上では脱水の問題は切っても切れないわけだね。

特に夏場はそうだね。ちなみに僕等も脱水症状にならないように水分は十分に摂っておこうね。

お水を沢山飲むぞ!ゴクゴク…!!

  おしまい。

フリートーク

梅雨が一瞬で過ぎてすぐ夏が来た感じだわ。

今年の夏も暑くなりそうだね…

ああ、そういえば最近、蚊取り線香を初めて使用してね。その効果に驚いちゃったよ?僕は!

今まで蚊取り線香を使ったことなかったんだ?

蚊取り線香のあの煙の効果で蚊が網戸の外に逃げ出す様は感動したね。

忌々しい藪蚊どもめ!って感じだったよ!

あと、蚊にとって蚊取り線香の匂いってどれだけ臭いねん?って思ったりした。

ふーん。あ、ところで、ボクの新規イラストをちゃんと公開してよ!梅雨が明けるまでこのイラストをずっと飾ろうとしてたのに、梅雨がすぐ明けちゃってガッカリだよボクは…

まぁまぁ、また描いてあげるから、気を落とさずに、しばらく待っててよ!

えー!だってピエロ。遅筆じゃん!次のイラストとかいつになるか分からないよー!

君、こんなイラストでも描くの大変なんだよー(笑)

コメント

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