東京リベンジャーズ

それじゃ、書いてくよ。ここから先、まだ、東京リベンジャーズ25巻まで読んでない人いる？

ああ。はいはい。すぐ、漫画に影響される馬鹿発見。知ってた？最近、中学生がこの漫画に影響受けてヤンキーになる比率が上がってるんだってさ。

まじか…それってあんた達の学生時代と対してレベル変わってないってことじゃない？

そうなんだよね。Z世代って言われつつも、何だかんだで、根っこは変わらないないよね？（ハッピー君の蹴りを簡単にいなしながら）だから、今日は東京リベンジャーズのテーマとかを考察してみようと思う。

この漫画の第一印象は分かりやすい不良入門なんだよね。

これは、不良という単語がタヒ語になりつつある現状を逆算し、一般人目線から、不良の非日常感を演出する為に作られた設定と言える。

バリバリの不良が主人公だったら、ヤンキーの世界に入っても新鮮さを演出できないわよね。

ちなみに、オタクに該当するキャラクターはざっとみて。3人。タケミッチ。木崎。マイキー。

黒い衝動…

それは、同族嫌悪だと思うよ。

よく、オタクを侮蔑する言葉に「気持ち悪い」という表現が多用される。気持ち悪いの根源は、理解できない。ということ。彼等は近しい存在だからこそ。お互い相容れないのさ。

特に木崎の退場の仕方は、明らかに今流行りの異世界転生モノの導入部を意識してる秀脱の退場シーンだと思ってる。

この物語は設定上、大部分が中学生な為、敵も中学生に設定されている。だから、部隊を率いても、数百人程度の規模なんだ。

凄いよ。でも、他の戦記漫画と比べてごらん。キングダムや進撃の巨人と比べると規模は一気に落ちる。

そりゃ、国や人類の存続をかけた戦いではないから、仕方がないんじゃない？

その通り！つまり、大人数を巻き込めない。どうでもいい戦い。子供のケンカなんだよ。

だからこそのタイムリーブ。「なかったことにして下さい！」なんだよ。子供と言えど人を○したら、許されないからね。容赦なく漫画の設定上、世界修正が働く。

そして、この漫画は、極力、主要人物以外のキャラクターを大人にしないように（大人を見せないように）している。

「夢の終わりは人生の終わりではなく。人生（大人）の始まり。」だという言葉がある。この物語りの総決算は東卍（夢）が本当の意味で解散した時に終わりを迎えるんだろう。

タケミッチや東卍のキャラクター達は自分から、なにかを奪うことは作中ではなかったろ？

マイキーを最強。と鼓舞しているから設定上、彼には誰も勝てない。ことは間違いないから。正攻法なら、連合軍で潰すしかない。幸いマイキーチーム以外に主人公の調停者がいるわけだし。

ただ、タケミッチの目的がマイキーを救い出すことだから。別の搦め手を用意する可能性がある。なにもタイマンや抗争でマイキーを倒す必要はないしね。

「ケンカ以外に物事を収める方法はあるよね？」って大人の解決方法でマイキーを倒せば、最終章＝大人になる＝完結。という綺麗な図式になるんじゃないかい？

と、まぁ、語りたいことは語りつくしたよね？

マイキー自体はエマちゃんが示唆してる通り、腕っぷしは最強だけど、中身は赤ちゃんだからね。周りの環境でどちらにでも転ぶよ。そこが魅力（カリスマ）なんだけどね。

まぁ、なんにせよ。今年読んだ漫画の中でかなり、上位の漫画でした。

進撃の巨人！！

ところで、この漫画のヒロインってさ。マイキー君だよね？

ある意味、ハッピー君の意見が正しい。ヤンキーの世界に女の子が出てくると、どうしても少年誌では、表現しにくい描写になってしまうからね。

基本的に中学生のヤンキーの抗争世界に女の子は入りづらいからね。だから、マイキーは少年漫画のヒーロのカッコ良さとヒロインの可愛さを合わせもつ人気キャラクターになったわけだ。

それ、もういうなっ！

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