この記事をざっくりと説明すると――
①アルコール依存症の定義はビールのロング缶一本が目安。
②酒が強いとアルコール依存症になりやすい。
③断酒や禁酒をする場合は離脱症状は最初の一週間から二週間がピーク。
④ある程度の期間を断酒をしても再びスリップするのは「酒の代わりのなにか」をみつけられないから。
ということが書かれてるんだよ。
ピエロ。何故、アルコールを完全に断てないか。を考えるの巻。
ね?ピエロ。なんでピエロは酒を断てないの?
いや、急に、そんな哲学みたいなことを言われても…
いや、ピエロってお酒を飲んだり辞めたり。飲んだり辞めたりしてるじゃん。なんで、未だにお酒を完全に断てないのかな…?って思ったんだけど。
確かに。酒の離脱症状。禁断症状って実は一週間か二週間で収まるからね。それを踏まえてお酒を止めれない理由か?
まぁ、多分、その理由は抽象的だけど。お酒の禁断症状とも依存症とも関係ない。「なにか」を見つけてないからお酒を飲んじゃうんだろうね。では今日はアルコール依存者は何故、酒を完全に断つのは難しいか。依存症の定義などを語りつつ考えていこうか。
この記事で判る事
そもそもアルコール依存症の定義ってなに?
アルコール依存症。
その定義は医療関連で提示されているものの明確な答えは出されていません。
何故なら、人によってはアルコールに対する体質が全然違うからです。
お酒を分解することが得意な体質をもつ人もいれば。
お酒をまったく飲めない。下戸と呼ばれる人もいます。
日本人は特に下戸の体質の人が多いらしいね。
下戸体質だと。アルコールを体内に入れるとすぐ酔っぱらっちゃって飲めなくなるんだね。
アルコール依存者の定義として。
一般的にビール500ccを適量と考えているようです。
つまり、それ以上、常習的に酒を飲む人はアルコール依存者なのです。
な?少なすぎるよな!?ビールロング缶一本で、もう晩酌終わりなんだぜ…?あり得ないだろ?そこで酒を止められるアルコール依存者の方はいますか!いねぇーよな!!?
なにマイキーみたいなことを言ってるんだ?そもそも論。なんでロング缶でビールを買うことが前提なのよ?
酒が強いとアルコール依存症になりやすい?
お酒に強い人はアルコール依存症になりやすい傾向にあります。
お酒に強いと少ないアルコールで満足できなくなり。
さらに量を増して常習的に強い酒を飲むようになるからです。
これはピエロかかりつけの精神科の先生に聞いたのですが。
一般的に日本酒の中瓶(720)相当の度数の酒を5年間毎日飲むと。
どんな人間でもアルコール依存症になるのだそうです。
いやいや…そんなに飲まねぇだろ?誰だよ?そんなに飲む奴は?
……
ピエロ。なにか言うことあるか?
特にないですヨ(ピエロは一日3~5ℓ酒を飲んでました)
酒を辞めて最初に一週間が一番キツイ!
お酒を常習的に飲んで。
それからお酒を辞めると離脱症状と呼ばれる。
解毒期間に入ります。
この離脱症状は人それぞれで。
寝汗を大量にかく人がいたり。
便が固まらない人がいたり。
震えが止まらない人がいたり。
幻覚や幻聴。
悪夢を見たりする人もいます。
有名な禁断症状である。
お酒を猛烈に飲みたくなる状態もこの離脱症状に数えられます。
特に最初の三日間から七日間は本当にきついです。
大抵の人はこの一週間くらいで脱落して。
再度、飲酒してしまうのです。
ちなみにこの再飲酒をスリップと言います。
酒を断ってからの最初の1週間が一番きつい!
禁酒は最初に一番キツイ状態が襲ってくる!
これは今から酒断ちをする人は覚えて帰ってください。
一週間から二週間でだいぶ、離脱症状は落ち着いてくるから。みんなそこまでは我慢だよ。ちなみにピエロは離脱症状が抜けるまで3週間くらいかかりました。
いままで飲んできた量に比例して離脱症状も変わってくるんだね。
その通り。そして体調も精神状態も大事さ。断酒とは常に酒との闘い。ということを忘れてはいけないんだ…!アル中が健康不良で酒と戦うなんて。闇の衣状態のゾーマに銅の剣で挑むようなものだよ!!
断酒をする前に「せめて状況と状態をきちんと把握して準備をしろ」という比喩ね。
覚えて帰って下さい!!
ある程度お酒を辞めた後でもアルコール依存症に戻るのは何故?
なぜ、ある程度お酒を辞めた人が
またスリップして、アルコール依存症に戻ってしまうのか?
ここからは、その心理について書いていきたい思います。
先に結論から言いますと。
アルコール依存症が酒に戻ってきてしまう理由は
酒を辞めても暇だからです。
もう一度書きます。
アルコール依存者が酒を辞めれない最大の理由は
酒を飲まない素面の時間に耐えられないから。
つまり。
暇だからです。
そんな馬鹿な?と思ったでしょ?他にも不安だからとか?精神的に不安定だからとか?よく寝る為?とかスリップの原因を思いつくかもしれないけど…最大の理由は。酒を辞めることにより生まれてしまった時間をどう消化していいか分からずに再飲酒が最大の理由なんだよ。(ピエロの感想です)
このブログのこの記事を読んでる人はおそらくお酒を断つ努力をしている人でしょう。
その人に聞きたいんですが。
お酒を飲んだ理由を覚えていますか?
大抵の人が暇を持て余したり。
ストレスを解消の為に飲み始めたのが理由なはずです。
アルコール依存症の傾向にお酒に溺れる人は真面目な人が多いというデーターがあるそうです。
つまり、ストレス解消や暇つぶしに持て余しお酒を飲みはじめた人が多い可能性高いのです。
そして、お酒を飲みすぎてアルコール依存症になり。
反省して
酒を断つ覚悟をして
解毒期間を耐えて。
再び、素面でストレス発散や暇な時間と対峙する。
「何をしていいか分からない」
過去を思い出しても酔っぱらっていて記憶が飛んでる。
だから再び飲酒をする。
このスリップループに陥るのです。
でもさ。いくらアル中でも趣味とかあるでしょ?
それは酒を飲みながらでもできる趣味で完結しちゃってるんだ…今度は酒で酔っぱらって消化してた時間を埋める趣味を見つけなきゃいけない…!ほとんどの酒断ち失敗者は「酒に代わるなにか」を見つけられない人達なんだよ。
過去の人生をさかのぼって考えても。その人は飲んだくれて酔っぱらってたわけだもんね…こればかりは過去の判例が参考にならんわけか。
そう「酒の代わりのなにか」は今から自分で個人個人が見つけるしかないんだよ。
まとめ
というわけで、アルコール依存症の定義と離脱症状。そして何故、アルコールは完全に断つのが難しいのか?を語ってみたよ。
逆に言うなら「酒なんて飲んでる時間なんてない!」という人生の目標を持つ人は、酒なんてすぐ辞めれるし。そもそもアルコール依存者にならないと思うよ。
ピエロも最初は暇だから酒を飲んで、そしてアル中になっちゃったんだね。
その後、ことあるごとに理由をつけて飲酒。アルコール漬けピエロの完成さ!とまれ。実はこのブログのメインテーマでもある福祉関連の人達にもアルコール依存症の介護士達は多くてね。僕も含めてかなりの人が酒やタバコに依存してるんだ。
今度は、福祉関連も絡めて『酒とたばこなど依存性』について語っていけたらと思ってるよ。
そうよね。このブログ。「ピエロのアルコール依存症の改善」の為に書いてるのにお酒の禁酒については「断酒薬を飲んで酒を飲むと、どうなるのか?」くらいし記事がないものね。
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うん。だから、今後は僕のブログ作成をした目的である断酒についてブログを書いていけたらいいな。と思ってるんだ。200記事越えたしね。
うん?
ううん?
え?なに驚いてるの?今日でちょうど200記事だよ。よく続いてるよね…このブログ。
早く言ってよ!なんで、おめでたい記事でピエロの断酒報告を聞かなければいけないだよ!
そうよ!なんで!200回目がピエロのお酒の禁酒記録なのよ!?
え?お祝いだから飲んでいいの?僕、断酒中だけど飲酒欲求はまだまだバリバリあるよ!
……
……
…いや、嘘です。じゃ、お祝いに歌でも歌いますか。アル中の歌。
夜勤明けのバーボン♪そこにピザ焼いてー♪タバスコを垂らす♪その真実だけでも胃がもたれて逝くー♪
その歌は止めろ!
あ、あ、アル中って怖いな…!あ、みなさん!200回記念突破しました!いつも読んでくれてありがとうございまーす!
引用画像
おしまい
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