介護施設事故危険度ランキング

福祉
この記事は介護施設での事故の危険度について書いた記事です。

この記事を要約するとね。

①介護施設で起きて欲しくない事故は施設側に非がある事故である。
②事故を起こしてしまった場合はすぐに上司などに報告しよう。
③事故を起こして一番被害を受けるのは利用者です。

ランキングって好奇心をくすぐるわよね?あれはなんでなのかしらね?

事故の定義について

事故というのは介護施設で働いている限り必ず遭遇します。

定義としては施設を利用している利用者が転倒や転落、エスケープ、誤薬なども事故(事件)に含まれます。

そしてそれを書面にしたものを事故報告書と呼びます。

この事故報告書の定義というのも非常に難しく

「何を持って事故と呼ぶのか?」で施設内で揉めることも多いのです。

今現在の事故報告の定義の境目は病院受診をしたか否か?で争点が別れると言われているよ。

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事故の定義について書いた記事だね。

施設で起きたらヤバい事故とは?

今回は介護施設における事故について紹介します。

世の中というのはどんな物事にも優先順位があります。

介護施設の事故にも優先順位は存在します。

今回は介護施設で起きたら都合の悪い事故を簡単なランキングで紹介しましょう。

介護施設で起きたら危険な事故ランキングを紹介するよ。

この記事でわかること

介護施設で起きてしまったら都合悪い事故ベスト3を理由を踏まえて紹介します。

ランキング3位。転倒事故

ランキング3位は転倒事故です。

転倒事故は転落事故と呼ぶことができ利用者がトイレ等、移動をしようとして転んだ事故のことを指します。

何をもって転倒、転落と呼称するかは難しいとこですがボディチェックで傷や剥離、発赤があれば事故確定。座り込んでいたらヒヤリハット案件とする施設も多いみたいですね。

ただ契約をする時にほとんどの施設が転倒、転落に関しては同意書の誓約書を家族に求めているので施設側としては危険度は低いです。

もちろん利用者にとっては歩けなくなる可能性や〇亡する可能性もあるので起きないことにこしたことはありませんが。

昔は座り込んでいたら例えどんな状況だろうと事故報告書扱いだったんだよ?

まじか?厳し過ぎない?

事故報告書じたいが転倒を起こした職員に対する罰ゲーム的な意味合いを持っていたからね。

転倒・転落は重大な事故だが施設側としてはそこまで危険な事故ではない。同意書をもらっているのだから起きても言い訳できる範囲にある事故なのだ。それでも安易に転倒させちゃ駄目ですよ。

ランキング2位。誤薬事故

ランキング2位は誤薬です。誤薬事故は過失が100%施設側に有る為。非常に都合の悪い事故となっています。

利用者の家族側も鬼の首を取った後のように騒ぎたてやすいですし酷い場合は損害賠償。刑事事件にまで発展します。

利用者の身体に異変が起きなくても施設に在中する看護士では断定できず、係りつけの医師の判断を仰がなくてはならない為、施設側としては非常に面倒くさいです。

もっとも誤薬して違う薬を飲まされた利用者が一番、可哀想なのですが。

誤薬の定義も難しくてね。床に薬が落ちてるだけで誤薬とすることも多いんだよ。

まぁ血圧や糖尿病の薬もあるから細心の注意を払って然るべきなんだろうけどね。

でもさ。薬の自己管理の人が楽薬する可能性もあるじゃん?あれはどう考えるの?

そうなんだよね。自己責任の定義とか施設責任とか面倒臭くなるから落薬は難しい問題だよね。でも公になればそれは施設側が悪い。と捉えるべきなんだよ。

誤薬は施設側の過失100%の事故。落薬を含めて非常に難しい事故でもある。薬は人体に及ばす危険性も高いので細心の注意を払うのは当たり前ではある。

ランキング1位。エスケープ

ランキング1位はエスケープです。

エスケープとは。お預かりしている利用者を家族の許可なく無断で施設外に外出させてしまうことを指します。

エスケープも誤薬と同じで100%施設側に非が在る為、施設にとって都合が悪い事故でもあります。

その上、認知の利用者が施設外で犯罪行為や自動車事故。

はては行方不明からのタヒ〇事故に発展してしまった場合は施設側が追う責任はとんでもない規模になります。

場合によっては経営施設おとりつぶしになる可能性も十分にあるのです。

エスケープは外出した利用者が見つからない場合に警察にどのタイミングで通報するかも重大な案件であります。

警察には厄介なりたくないということで、施設だけで解決しようとして取り返しのつかない事態にもなりやすく判断は難しいところです。

エスケープは施設過失100%の事故であり、かつ他者や社会にかける損害も甚大なものである。エスケープを許した場合、すぐに警察に通報するのが大切である。

まとめ

①介護施設で起きて欲しくない事故は基本的に施設側に非がある事故である。
②事故は基本的に起こしてはいけないが起こしてしまった場合はすぐに上司などに報告しよう。
③当たり前ですが、事故を起こして一番被害を受けるのは利用者です。その当たり前を認識しよう。

というわけで今日は介護施設事故ランキングを紹介したよ。

大事なのは事故を起こした時に一番可哀想な目にあうのは利用者だということだね。

えーと。それは当たり前なのではないかな?

違うんだなこれが。事故を起こすとね大抵の人(スタッフ)が責任転嫁を利用者や外部の要因にする傾向があるんだよ。

例えば「転倒したら勝手に歩く利用者が悪い」とか誤薬をしたら「飲ます前に気づかなかった利用者が悪い」とかね?

そんな無茶な!

それだけ事故や事件などのカオスの状況に人はぶち込まれると本性が出て道理が通らなくなる。ということさ。

大事なのは『プロ意識をもつということ』『常に事故が起こることを想定して仕事に臨むこと』さ

事故のことなんで今日は真面目に語っちゃったね。ではまたお会いしまよう!

おしまい

フリートーク

介護施設事故ランキングEX。

EXは『虐待』です。異論はないと思います。呪術廻戦の五条悟は最強くらい異論はないでしょう?

あ。うん。でも、最新号のジャンプでさ。五条先生さ…身体がさ…

言うな!ネタバレ反対!赤!!

ぎゃあーす!

とにかく虐待が一番やっちゃいけない事故ということよね?

そういうことだね。虐待は本当に施設にとっても利用者にとっても最悪の事故だからしないようにね。

気をつける。と言っても定義が難しいから少しアドバイスするけど苛立ってる時や疲れてる時は自分の精神状況を声に出したり深呼吸することは有用だよ。

自己認識したり深呼吸で一拍間をおくことは大事なことさ。

虐待は施設側の常套句だけど家族がスタッフを名指しで攻撃してくる可能性があるから本当に気を付けなきゃダメよね。

あとは下手なやっかみや利用者の被害妄想を減らすために記録をきっちりと書くことが大切だね。

虐待については下記に参考記事を載せておくので読んでみてね。

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最後にもう一度言うけど介護において一番大事なことは虐待も事故も起こさないことだよ。

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