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ハッピー君。基礎を学ぶ(起床介助編)
本日は寝返りと起き上がりの介助についてレクチャーするぜ。
おー。実際。こうやって研修することって介護の現場では、ほとんどないよね。
ないね。人出が足らない。というより、教える側もちゃんと教えてもらってないから、指導できないんだと思うよ。
だから形式的な愚にもならない研修や動画を見せて。一応、体裁をとるんだね。まぁ、利用者の介護度によって介助する内容が違うから正しい絶対の介助のやり方はないんだけどね。
まぁ、でも、基礎的なことは教えることはできる。そこからは状況に合わせた個人の応用だよ。早速、やっていこう。
この記事で分かる事。
自己紹介
みなさん。こんにちはピエロです。
本日は介護の基礎技術。寝返りと起床介助について。書いていきたいと思います。
本題に入る前に自己紹介だけさせて下さい。
私はピエロと言います。
介護業界で10年以上働いた経験があり。
管理者経験もある。いわゆるベテラン介護士です。
資格は介護福祉士を持ち。
現在。介護施設で管理者をしております。
このブログでは、主に新人介護士さんが
3年以上その施設で働き続けられる立ち回り方や
介護の心構えを分かりやすくユーモアに語っていきたいと思います。
宜しくお願いします。
寝返りの基礎と注意点
早速だけど問題だよ。介助において、寝返りを定期的にさせなければならない理由はなんでしょ?
えーと。利用者の身体がきついから?
半分正解。答えは褥瘡を作らない為だよ。
他にも、体が拘縮しない為に体を動かす為だとか理由があります。
ですが、一番、介護施設で言われている理由は褥瘡を作らない為なのです。
あの。褥瘡ってなに?
床ずれのことだよ。同じ個所を長時間圧迫させ続けるとその箇所が壊死してしまう症状をいうんだ。特に高齢者は皮膚や筋肉が弱体化してるから壊死しやすいんだ。
こわ!!
寝返りを介護者がすることを
体位交換。(体交)と言い。基本的に寝たきりの利用者には数時間置きの体位交換をしなければならないとされています。
ちなみに寝返りの定義は仰向けから横向けになることを言うんだよ。
寝返りをするコツは
両腕を手前に組むだけではなく。
胸の前に突き出してもらうと。
さらに重心が上がり寝返りしやすくなります。
起き上がりの基礎技術(知識)
起き上がりとは。
横向けから座った状態になることを言います。
起き上がる時は人間は、身体を前にかがむようにして起きます。
足を下ろし足の重みで体を起こす場合は介助者は利用者の首に
手を回し手を手前に引きながら起こします。
重要なことは。起き上がりの介助をする前に
次の介助に移る為の事前準備をすることです。
寝ている状態から起床介助をするということは
食事なりトイレなりの介助に繋がるはずだからです。
その準備を怠らないことが大事だとピエロは思います。
例えば、トイレ介助の為に起こしたが。リハビリパンツなどを忘れて、取りに行ってる時に利用者が転倒なんてケースはよくある。
介助の終わりまで想定して、準備してからケアに入れってことだね。
ピエロのまとめ
まとめ
介助全般に言えることだけど。準備をすることは大事だよ。介護って技術や知識が大事。おもいやりが一番大事という考えがあるけど。介助の準備を万端にすることもとても大事だと思う。
準備の大切さは他の業務にも言えることだよね。送迎とかの下見とかもそうだよね。
準備というのは地味だし。評価されにくいから軽視されやすいんだよね。実際。準備をして行動に入る前の段階でその作業や仕事は半分は終わってると僕は思うんだよ。
冷静さ。周到さ。綿密さ。あと、無駄口を叩かない事。それだけあれば、大抵のことは上手くやっていけるだろう!
どこかのアサシンみたいなセリフだね。
おしまい。
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