介護職の職業病について

福祉
この記事は、介護職における。職業病。足、膝、腰のダメージについて語った記事です。以前に書いた。【体力】【筋肉の才能】【靴】の関連記事と合わせてお読みください。

この記事を要約すると。

①介護職に限らず、立ち仕事は足、膝、腰の順に痛みが走り出す
②痛みが走り出したら仕事の見直しを行う。特に大事なのは痛む箇所を使う際の作業。
③仕事をしていて、その部位が痛むようになったのなら、仕事を辞めない限り完治は不可能。
④痛み止めを打って痛みを消しても完治してる訳ではない。

ということが書かれてるわね。

  関連記事

体力。それは介護士で一番大切な素養
 介護士として。新人のハッピー君は先輩のピエロ君に介護士の心構えを質問をしました。介護にひつようなモノとはなんでしょうか――

 関連記事

「これを買え!!」
この記事は施設で働く介護士に絶対買ってほしい。必須アイテムについて紹介します。

ピエロ。膝を痛める。の巻。

うおお…膝が痛てぇ…!

え?膝?介護職って腰を痛めるって聞いたことあるけど。膝も痛めるの?

あ!わかった!スラムダンクの劇場版に影響されてバスケとかしたんでしょ?すぐ娯楽に影響されるんだから(笑)

ちゃうわ!こちとらいい歳なんだから、バスケなんて足腰を激しく動かすスポーツなんてしたら命とりだよ!

それに、介護士って基本【立ち仕事】だから腰の前に膝。膝の前に足の裏を痛めるのよ…今日は介護士。というか立ち仕事で痛める部位についてとその予防について語るよ。

  この記事で分かること。

介護士もとい立ち仕事で痛める。肉体部位について。そしてその対象方法について。

立ち仕事はまず、足の裏にくる。

介護職と聞くと、腰を痛める仕事だ。と連想する人がいます。

正直、それは間違ってないのですが。

介護職が立ち仕事である以上、腰に負担がかかる介助ばかりしていない限りは。まず足の裏等が痛くなります。

一般的に足の土踏まずを痛めて、それから膝。次に腰を痛めて、最終的には立つことも歩くこともできなくなる。というのが流れです。早い段階で整骨や整形外科の受診をすることが大事です。

立ち仕事で重い物を持ちあげる時に爪先立ちをしちゃって。重心が足の爪先に乗っちゃって痛めるケースが多いね。

製鉄所とかで働いて重い物を持つ人がなりやすい損傷なんだよね。

というより、立ち仕事全般に言える損傷だね。

  ここがポイント

介護の限らず、立ち仕事では、まず足の裏から痛みがくる。次に膝。最後に腰に痛みが順番にやってくる。痛みを感じた段階で早めに整骨や整形外科に受診しよう。

痛みの予防はどうすればいいのか?

どの部位に痛みが走るのか理解できたら、次は予防することが重要になってきます。

足、膝、腰に痛みが走るのは体に無理を強いてるから起こる現象なので、整骨や整形に受診して治したとしても、現場での働き方を見直さない限り、また、痛みはすぐに再発します。

そんなことを言ったって。仕事は生きる為に必要なことなんだから、改善なんかできるか!

うん。ハッピー君の言う通りさ。でも、自分の行動(働き方)を見直すことで体にかかる負担を減らすことはできるはずなんだよ。

足に負担がかかるなら。靴を変えたり。歩く量を減らしてみる。

膝に負担がかかるなら。靴底にスポンジを1センチに切り挟んでクッションにしておく。

腰に負担がかかるならコルセットをつけたり。移乗介助の際、環境を整えたり、深く屈んで腰に負担がかからないようにする。

大事なのは今の自分はどこを痛めていて。どのような介助や働き方をすれば負担がかからないかを常に考えることです。

このブログは基本、介護の特化ブログなので。

介護の現場で働く際に足、膝、腰に負担がかからない対策を端的に書きましたが

他の立ち仕事でも自分の働き方を見直せば考えなしの行動をしていた時より負担は減らせるはずです。

大事なのは無理な姿勢で無理やりな力任せな仕事しないことです。

  ここがポイント

体の節々に痛みが走ったら、部位が痛む原因を調べて、仕事中に負担がかからないようにすることが肝要。仕事の働き方を考え直してみよう。無理な姿勢。無理やりな仕事は駄目絶対!

完治するのはあきらめろ!

でもさ。予防や対策って語ってるけど。足や膝の痛み。腰痛は治らないの?

治らないよ。

それってさ。けっこう絶望発言じゃない?

ただの事実だよ。極論すれば、仕事を辞めれば完治する可能性がある。でも、それって不可能じゃん。だから、この痛みは受け入れていく必要があるんだ。

よく、整形や整骨にいけば身体が元に戻る。と錯覚する人がいます。

しかし、現段階では、どんな方法を使おうと。

その仕事をしている限り。身体から痛みを完全に除去し。痛みの再発をふせぐことはできないのです。

生きていくために仕事を続ける限り。足、膝、腰の痛みは職業病と割り切るしかありません。

特にやってはならないことは。

安易に痛み止めなどを処方してもらい。痛みがなくなったことを完治と思い込み、無理な仕事をして、損傷を悪化させることです。

痛み止めを打っても損傷は完治はしていないのです。

痛みが麻痺すると完治したと思い込む。

これは痛み止めで痛みを抑えていると陥りやすい心理作用なので覚えておいてください。

もちろん痛み止めを打つことは否定しないよ。痛くて動けないじゃ仕事にならないからね。要は。痛みが無くなる=完治じゃない。ってことを肝に命じることさ。

痛み止めを打っても調子にのっちゃいけない。ってことだね。

  ここがポイント

仕事で損傷した痛みはなくならない。完治することも不可能。痛む箇所とは折り合いをつけて生活していくしかない。痛み止めなどを安易に処方してもらい。痛みが無くなる=損傷の完治と思い込むのは危険。

まとめ

①介護職に限らず、立ち仕事は足、膝、腰の順に痛みが走り出す。痛みだしたら早期受診が肝要。整形外科や整骨に行くべき②痛みが走り出したら仕事の見直しを行う。特に大事なのは痛む箇所を使う際の作業。無理な姿勢で無理矢理な仕事はNG③仕事をしていて、その部位が痛むようになったのなら、仕事を辞めない限り完治は不可能。痛みとつきあっていく覚悟が大事。歳を重ねて衰えていること忘れてはいけない。④痛み止めを打って痛みを消しても完治してる訳ではない。痛みがないからといって無理な仕事はしてはならない。

足、膝、腰の痛みだけど。若い人でも学生時代にスポーツで体を酷使してた人は、早い段階で痛みの兆候が出てくるらしんだよ。

まじかよ。健康の為にスポーツをしても長い目でみれば害になっちゃってるのかよ?適度の運動とはいったい…?

前も筋肉の才能って記事を書いたけど、身体を動かすことについては才能は決まってるからね。才能がなくて夢を無理やり追うと悲劇を味わうのだ。まぁ運動は健康の為に必要なことだけどね。

そういえば、ピエロって確か、筋肉の才能が全く無いんだよね…

  関連記事

筋肉の才能。「その筋トレで大丈夫か?」
体の固いピエロが整骨院の先生から聞いた世にも残酷な筋肉の掟。貴方の筋肉の質で運動に適してるか分かってしまう?

整骨の先生からは絶対に無理ができない身体と言われてるよ。筋肉が固くて骨も固い。柔軟性が全くないって言われたよ。挙句の果てには「君は粉砕骨折をする傾向があるから転ばないでね」とか言われた。

うぇー

というわけで、僕は今日も膝の痛みと戦いながらブログを書いてるのだ。(最近更新が遅かったのは療養中だったからだよ)

いや、ブログの執筆に膝は関係ないよね?

痛いの嫌じゃん!モチべ下がるじゃん!!

まぁ、そうだけどさ。とまれ、今日の言いたかったことは。【痛みを感じたら病院に受診しろ。痛みを受け入れろ】ってことだよね。

そういうことさ。何事も分不相応に受け入れることも必要なことがある。ってことだね。あと、痛み止めは治療薬じゃなくあくまで痛みを抑える麻酔と自覚することが大事ってことだね。

  おしまい。

フリートーク

ああ、ハンターハンターが面白い!団長が切ない!泣ける!

今、確か旅団の過去編だっけ?

僕はね。この旅団のエピソードをね20年以上待ったんだよ!てか生きてる内に読めるとは思ってなかったよ。

そういえば、冨樫先生って腰痛もちなんだよね?筋肉の才能ってどれくらいなんだろうね?

いや、筋肉の才能うんぬんより、あれはゲームする姿勢が悪いよ。ネット画像で見たけど、あの姿勢は一番、腰に負担が、かかるんだよ。

さらに漫画はデスクワークでしょ?そりゃ腰も痛めるよ。整骨の先生曰く。「まだ、歩けるだけマシ。歩けずに寝たきりで床ずれが全身にできて寝返りうつ度に痛みでのた打ち回る患者を沢山、見てきた」とか言ってた。

うわぁ。こ、腰って大事なんだな…

腰に限らず、身体に大事じゃない箇所なんてないよ。(優先順位はつくんだろうけど)一つの箇所を庇う為に、どこか別の箇所に負担がかかるわけだからね。身体を大事にすること。自分を大事にすることは生きていくうえで超重要なんだよ。

だから、物を落とした際は蹲踞の姿勢で拾おうね。

冨樫展に行きたいなー

コメント

タイトルとURLをコピーしました