コロナの陽性感染者を介護してみた。

福祉
この記事はコロナ陽性者を介護した経験に基づいて書いたレポート記事です。コロナ陽性者を介護するに当たって介護士はどのような心構えでケアをすればいいのでしょうか?そして介護をした人間に対してその他の職員はどう接すればいいのか?そのことについて書いていきます。

ピエロ。コロナ陽感染者を介護する。の巻

コロナの陽感染者を介護してみたよ

いや。ようつべのキャッチコピーじゃないんだから。軽すぎるよ。

てか。陽感染者の介護って言ったら濃厚接触者じゃん?ボクがコロナになったらどうするんだよ?あっちいけよ!

うわ!最低ピエロ発見!君が今、言った一言はピエロないし介護士の民度を下げる発言だよ?

さりげなく行われるえげつない行為だよ。D4Cだよ。

なんだと?ボクが最低ピエロだと?コロナに感染したくないのは人として当然のことでしょ?なんでだよ?説明してよピエロ?

いいよ。今日はコロナ陽感染者との介護について気をつけるべきことを僕の実体験を踏まえて語るよ

  この記事で分かる事。

コロナ陽感染者を介護する際の注意点。そしてコロナ陽感染者を介護した人に対して言ってはいけない発言や差別について。

コロナ陽感染者を介護する前に。

コロナの陽感染者が福祉施設で出た場合。

施設は蜂の巣を突いたような騒ぎになります。

コロナが発症した患者は即刻隔離され他の施設利用者にうつさない為の措置が設けられます。

介護士や看護師は戦々恐々でコロナ陽性者の介護や看病をすることになるのですが。

ここで、前準備も無しにコロナ陽性者の隔離部屋に入ってはいけません。

必ず、コロナ陽性者に関わる際の防護服の着用方法やゴミの捨て方などの情報をネットかなにかで検索して知識として仕入れ。勉強しておいて下さい。

看護士の方とかが介助前の防護服の装着の手順などを説明はしてくれると思うけど。自分でも勉強しておくことが大事なんだ。

いざ、介助するとなると慌てたりして手順を忘れるからだよね。

  合わせて読みたい。

感染症の基礎知識。
この記事は感染症の基礎知識について書かれた記事です。新型コロナウィルスだけでなく、インフルエンザから水虫まで介護職員にとっては切っても切れない病気が感染症です。

コロナ陽性者の介護をする時の心構え

コロナの陽性者の介護をすることは、精神的な苦痛が大きいです。

誰だってコロナになりたくないですから。

したがって、介助をする人間は陽感染者の介護を手を抜きがちです。

心無い介護士になると。居室に入る振りをしてなにも介護せずに立ち去る。という人間もいます。

濃厚接触する時間を少しでも減らしたい。という心情なのでしょう。

しかし、それは介護のプロとして。あまりにも非人道的な行為です。

コロナになりたくな気持ちは分かりますが。

介護士としての役目はきちんとこなしましょう。

コロナの患者を放置することで別の病気が発症する可能性もある。コロナ患者を放置して病状が悪化。緊急搬送なんてことになったら目も当てられない。やはりやるべき仕事はちゃんとして利用者にはコロナを早く完治してもらった方がいいのだよ。

長い目で見れば。丁寧に仕事をすることが、コロナ患者と介護士の為になるんだね。

隔離部屋から物を持ち出すな!

コロナ陽性者は隔離部屋から出ることはできません。

これは、外部にコロナウィルスをバラ撒かない為の措置です。

しかし、陽性患者を介護した人間は速やかに隔離部屋から出なくてはいけません。

何故なら、隔離部屋に滞在する時間が長ければ長いほど。

感染するリスクは高くなるからです。

当然、そんなことは分かってる方がほとんどでしょうが。

介助した道具をその場で全て破棄する人は意外と少ないです。

着用した防護服やビニール手袋などは指定のゴミ袋に入れるように指示されている施設も多いですが。

マスクなどは捨てずにそのまま着用している介護士も多いのです。

しかし、陽感染者を介護した後は、マスクも含めて介助をする時に使用した道具は全て破棄することを徹底しましょう。

隔離室から出た後は手洗いうがい等も徹底しておきましょう。

捨てた後はまた、装着しなければならないからね。意外と隔離室から、そのまま着用している人も多いんだよ。

防護服などは陽性者と接する時しか着ないけど。マスクは常に着用しなければならないご時世だもんね。

コロナ陽性者を介護した人に対してしてはいけない反応。

コロナ陽性者を介護した人間に対して周りの無関係な人間がとってはならない反応があります。

それは、濃厚接触者だからといって差別しないことです。

介護士や看護師の職業というのは、どうしてもコロナ患者に接触する機会が増える為、コロナを発症しやすいです。

ゆえに周りのコロナに関わり合いない人間は介護士や看護士の濃厚接触者に対して差別的な発言や距離の取り方をしがちです。

「うつすなよ!」

「近寄るな!」

「コロナになったらお前の責任!」

このような心無い言葉を無関係な人間は発言しがちです。

しかし、このような発言は。

コロナ患者を介助、看護した人間からすれば腹が立つ発言です。

医療機関に属する人間は。

大抵の場合。コロナにかかって病院や施設でウィルスを持ち込まないように。

人の多い場所に行くことを禁止しています。

イベントや行事などを自粛する暗黙の掟があるのです。

そして、誰かがやらなければならない。コロナ患者のケアをしているのです。

お金をもらっているから。

仕事だから。

そういう意見もあるでしょうが。

上記の理由で割り切れる程。

人間の出来てる聖人のような介護士は少ないです。

コロナに介護士がなっても特別手当も貰えないしね。その上、給金も一般社会人より、かなり低いんだよ。

  あわせて読んでみよう。

介護士は給料を貰いすぎている?
この記事は「介護士は給料を貰いすぎているのか?」を書いた記事です。

ですから。コロナの濃厚接触者になった人に対して意味なく。

コロナ差別をするのは絶対に止めて頂きたいのです。

医療従事者も好きで濃厚接触者になるわけではないからね。

確かに誰かがやらなくてはいけない仕事をして差別されたら傷つくよね。

  濃厚接触者についての記事

コロナの濃厚接触者になったらどうするのか?
この記事はコロナの濃厚接触者(疑い)になった介護従事者(ピエロ)の真実の記録である。

ピエロのまとめ

①コロナ陽性者を介助する場合、必ず事前に用意する物や気をつけるべきことを確認しておく。②隔離室から物を外に持ち出さない。③コロナ患者を介助、看護する人間を差別しない。

そして、最も大事なことは自分達がコロナに感染しないことだよ。

でも、コロナってどう頑張っても感染する時は感染するじゃん?どう予防するのさ?

自分で抵抗力を上げておくのさ。規則正しい生活をしてバランスの良い食事などを心掛けるのさ。

体調が万全な人と不健康な人ではコロナに感染する確率も段違いで違うからね。

そうか。健康管理も仕事の内ということだね。

そういうことさ。大事なのは不規則な生活をしない。不真面目な仕事をしないことなんだよ。

  おしまい

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