ケントゥリアを読んでみた。

漫画やゲーム
この記事は漫画・『ケントゥリア』の紹介記事です。ネタバレは極力避けますが、初見で楽しみたい方はブラウザーバックをお願いします。
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ケントゥリア
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物語は不幸属性があった方が面白いの巻

げはははぁん!!大航海時代はな。赤字になりそうだったら奴隷を事故にみせかけて◎して保険金をもらうんだよ!!これ常識!!

なんだって!ワンピースみたいな世界観が大航海時代じゃなかったの?仲間・超大事なんじゃないの?海軍はなにしてんの!?

あの世界観だって、しっかりと天竜人の設定とか結構アレでしょ?

てか大航海時代なんて結局、無法物の時代じゃんか?海賊最高!俺たち海賊♪俺たち海賊♪

サ◎とワンピースを混ぜるのは止めなよ。なんの漫画の紹介か分からなくなるよ?

というか…こういう漫画見る度に奴隷って可哀想だよね…ボクは現代に生まれて良かったよ!

その意見には心底同意するが、フィクションとしては『奴隷』や『不幸』などの可哀想な設定の方が流行ったりするね。

今日は『奴隷』が主人公の漫画『ケントゥリア』について紹介しよう!

雇い主の鍛冶屋をぶっ◎して捕まり奴隷船に売られた主人公がなんやかんやあって奴隷船にいた100人の命を吸収してしまう。託された命や願いを無駄にしない為に頑張るダークファンタジー。

ピエロのエキサイティングな翻訳。

絵柄やストーリーはベルセルク臭がする作品さ。

ハガレンの影響もあるよね。絶対!

あと『『ヴィンランド・サガ』も入ってるよね。ダークファンタジーの良いとこどりのような作品だね。

主人公のユリアンは、母親に売られて鍛冶屋の奴隷として働いていましたが、主人を殺して逃亡し、自由を求めて奴隷船に密航します。船内で出会った妊婦のミラと心を通わせるものの、呪われた海域で「海魔」と呼ばれる怪物に襲われ、ミラを含む多くの奴隷が命を落とします。ユリアンは「海の祝福」と呼ばれる力を得て生き延び、ミラが遺した赤ん坊・ディアナを連れて新たな地で生活を始めます。

みんな!こっちが本物のあらすじよ!騙されないようにね!!

的は得てるでしょ!?

ケントゥリア
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ケントゥリアは多くのダークファンタジー成分が多く含まれています。

異能から生贄、王政や預言者。クトゥルフ神話など生きている人なら誰もが一度は聞いたことがあるファンタジー要素が多く含まれています。

バトル要素も多く導入されていたり、異能同士のバトルや騎士達の剣戟が熱い作品です。

実はねこの漫画の作者は『チェーンソーマン』の元アシスタントなんだよ

あのチェーンソーマンの!!?

そう!『あの』だ!

ケントゥリアのテーマは自由とは何か」そして「人間らしさを取り戻す旅」という 深い人間ドラマダークファンタジーの融合 が中心です。

主人公は奴隷として親に売られ自由を奪われて生きてきた為、自由への渇望があります。

自由を得る為に他者を犠牲にして凄まじい力を得るのですが、結局その力が原因で自由の無い生き方(旅)を強制されています。

力を使わざる得ない状況もありますが使えば使うほど、誰かに付け狙われる自由のない状況や状態にに追い込まれるのです。

実は彼が『自由』を実感する時は個人で選択したり、行動したりする時が多いんだよね。

まぁ何かに頼ってたら真の意味の自由は得られないよね。

檻から逃げた先に、また新しい檻がある──その現実を、彼は身をもって知っていくあたりここは『ヒストリエ』に似てるね。

ヒストリエのレビュー
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有名な歴史漫画『ヒストリエ』一度みんなも読んでみてね!

有名なネットスラングの元ネタが沢山ある漫画だよね。

ケントゥリアとは「centum(百)」が語源と言われています。

面白いのがノストラダムスの有名な『予言詩集』は「Les Prophéties(予言集)」といい、100篇から成る詩をまとめた単位として「Centuria(ケントゥリア)」と呼ばれます。

基本的に『100』という意味であると考えればいいんじゃないんかな?

ただ作中のあのキャラが預言者でケントゥリアがノストラダムスの大予集と関わってるのは面白いよね。

ユリアンの物語は「少年が大人になっていく物語」でもあります。

肉体的な強さだけでなく、「心の在り方」「他者との関係」を通じて成長していく物語りです。

ジャンプらしい「成長の物語」にダークな皮肉とリアリズムを加えた感じでまさにチェーンソーマンの元アシスタントらしい作品です。

いつの頃からだったか…ジャンプがさわやかな少年らしさがなくなったのは…?

…北斗の拳や幽遊白書辺りからダークファンタジーをしてなかった?

そういえばそうだね!(笑)

①『ケントゥリア』はジャンプ物のダークファンタジー漫画。
②テーマは『自由』と『人間らしさ』
③ベルセルクや鋼の錬金術師・ヴィンランド・サガなどが好きな人はハマると思う。

『ケントゥリア』における自由のテーマとは、「過去を乗り越え、他者と共に、己の意志で未来を選ぶこと」

これを頭に入れて読むとまた味がでると思うよ!

「自由」をテーマとして、その支えとなる要素(罪・赦し・絆・選択)があるのが、この漫画の基盤と言えるわね!

バトル漫画としてもポテンシャルが高いよね。

モブと協力して戦う戦闘シーンは上手いよね。

ケントゥリア
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『ケントゥリア』はジャンプ系の西洋ダークファンタジーです。絵柄・ストーリー・世界観のポテンシャルの高い漫画なので損はない作品だと思います。

・おしまい

ケントゥリアはジャンプ系の作品で言うと『クレイモア』とかの後継者的な作品だよね

ジャンプってそういえば西洋系作品が少ないような気がするわね…

うーん西洋系ってさ。策謀術数や妬み嫉み歪みが多いからジャンプのテーマに合わないんだよね。そこに努力・友情・勝利はないからね。

指輪物語も円卓の騎士の話も最後は欲に溺れたり栄枯盛衰で終わっちゃうものね。

西洋文化が血生臭いんだろうね。きっと。それがジャンプの社訓と合わないんだろうね。魚介類とワインみたいな相性さ!

何気に酒の話題を出すのは止めなさい。かめはめ波じゃ敵は倒せても根本的な問題は解決しないと?

根本的な社会問題は誰かに罪を押し付けてからの世代交代がマストです!これ社会の常識!!

きゃー!ディリータ!そうやって私も見◎しにするのね!

あの作品もよくFFシリーズでやれたよね。外伝だけど。

以上!西洋系は少年漫画に合わないという話でした。

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