
コロッセオで君は生き残ることが出来るか?

ピエロってさ。戦闘向きじゃないよね?
え?なに?僕は戦闘用ピエロじゃないからね…殴り合いは苦手なんだよ。てか現代において殴り合いに向いてる若者とか少ないでしょ?
戦闘用ピエロってなんやねん?まぁ確かに昭和の不良と現代のヤンキーでは殴り合いの経験値が違うよね。
殴り合いが美化された時代も確かに昔あったよね。古代だとコロッセオとかそうだよね。
ボクはつくづく現代に生まれて良かったよ!昔の暴力が全ての時代だと生き残る自信がないよ!
そのネタこの前も言った!流行ってるの?暴力が全ての世界観流行ってるの?
北斗の拳とかまさにそれじゃん?漫画の不変の真理なんじゃないの?
可哀想で可愛いもセットな。あとイケメンなのも漫画設定の常識
というわけで今日はコロッセオで無敗を誇った最強少女の物語『ジュミドロ』を紹介しよう!
ジュミドロってどんな内容?

ピエロのエキサイト翻訳
ちなみにタイトルの『ジュミドロ』は『血みどろ』のスラングらしい。
ち、血みどろ?
本当のあらすじ

戦闘描写や人間ドラマがシンプルながら丁寧に描かれているのが特徴なのよね
見開きページの使い方が上手いという評価があるね。
テーマは『モラル』そして『普通』という概念

ジュミドロは二つのテーマで構成された物語です。
日常と戦闘でそれぞれ、『モラル』と『普通』というテーマで表現されています。
物語で最も大きなテーマは、
「普通とは何か?」
という問いです。
主人公ラムネは、「戦う」ことだけを教え込まれて生きてきた存在であり、「普通の生活」を知らずに生きています。
「人を斬ってはいけない」という当たり前が通じない。
食事、会話、感情の共有といった日常的なことも、彼女にとっては未知の領域。
普通に適用しようとする描写が印象的です。
『普通とはなにか?』これが日常描写のテーマなんだ。
適応しようと努力する姿が泣けるよね。
戦闘シーン時は『モラル』がテーマとして扱われる

ラムネは「戦う=褒められること」と教え込まれてきたため、善と悪の区別がつきません。
彼女が他人との関わりの中で、徐々にその線引きを学んでいくのが重要なポイント。
ラムネは強すぎる設定なので、『人を斬ってはいけない』というモラルで弱体化させてバランスを取ってるんですね。
演出としては見開きに対しては評価が高く、とても迫力があり見やすいコマ割りになっています。
ラムネの左目は普段閉じてるけど、戦闘中に半開きになる描写があるんだ。これは、彼女の余裕を示す演出と考えられているんだ。
そんなに敵との戦闘格差があるんだ…!
まとめ

①ジュミドロのテーマは「人間らしさ」って何?ということ。
②「当たり前」って本当に当たり前?…といった、普遍的な問いを、剣戟と共に描いている作品です。特に見開きは定評がある作品。
最後の③だけあからさま過ぎる!!
でも実際、そういう読書層に刺さりそうじゃない?
あーなるほどね。…ちなみにピエロはなんでこの漫画を読む気になったの?
『ケントゥリア』を読んでたら、お勧めに登録されていた。☆が多いので読んでみた。
あ…ケントゥリアか…。確かに同じような境遇ではあるよね。
最近は奴隷物から脱走物が流行ってるのかもね。
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おしまい
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フリートーク
最近は奴隷や貧民層が成り上がるストーリーが沢山出てきた
やっぱり、こういう生きにくい世情だと、持たざる者が頑張って報われる漫画がヒットするのかもね
ストーリーが作りやすいという点もあるのかもね。
可哀想な子が頑張って報われる話は朝ドラから大河ドラマまで不変なテーマだよね。
普通の人間の普通の生活を漫画にしてもドラマは生まれないものね
モラルを守ってたら笑いが生まれないということだよ。
娯楽=妄想だから許される考え方よね。
漫画は面白ければ良いんだ!
その考えが通らない時代になってきてるけどね。

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